eSIMに対応しているキャリア&格安SIMの月額料金やデータ容量などまとめ&比較です。
各キャリア・格安SIMでおトクに契約できるキャンペーンも紹介します。

[2022年4月6日 更新]
格安SIM「日本通信」がeSIMの提供を開始しました。
⇒ 日本通信eSIM
[2021年10月27日 更新]
格安SIM「LinksMate」がeSIMの提供を開始しました。
対応記念として1枚目のeSIM新規発行手数料が無料となるキャンペーン(通常550円)が12月31日まで開催されています。
⇒ LinksMate
[2021年9月2日 更新]
UQモバイルがeSIMの提供を開始しました。
「UQモバイルオンラインショップ SIMのりかえ特典」の対象にもなっており、条件を満たすことでau PAY残高に最大10,000円分がキャッシュバックされます。
⇒ UQモバイルオンラインショップ SIMのりかえ特典
[2021年9月2日 更新]
ドコモおよびahamoが9月8日よりeSIMに対応することを案内しました。
[2021年8月26日 更新]
2021年8月26日にauがeSIMの提供を開始しました。
「au Online Shop SIM乗りかえ特典」の対象にもなっており、条件を満たすことでau PAY残高に10,000円分がキャッシュバックされます。
⇒ au Online Shop SIM乗りかえ特典
日本でも大分認知されてきた「eSIM」
eSIMは、物理的なSIMカードをスマホに挿すことなくキャリアのモバイルデータ通信ができるようになるSIMです。
以前まではeSIMに対応しているキャリアはかなり限られていました。
また、eSIMに対応しているスマホも多くはありませんでした。
iPhoneのeSIM対応&様々なキャリアや格安SIMが対応してかなり広まってきた!

iPhoneだとXSシリーズ以降から、AndroidだとPixel 4やSIMフリー系のスマホなどeSIMが使える端末が増えてきたこともあって、大手キャリアや格安SIMがeSIMの提供を拡大させてきています。
2021年春に大手3キャリアから登場した大容量低価格プラン(ahamo、povo、LINEMO)も各社eSIMに対応しています(ahamoは提供開始時はeSIMの提供はありませんでしたが、現在は提供されています)
せっかくeSIMが使えるスマホを利用しているのであれば、eSIMをメイン回線として利用するのはもちろんのこと、物理SIMとeSIM両方を使えるようにDSDSを設定しておくというのも面白いです。
自分もiPhoneおよびAndroid(Pixel)にて物理SIMとeSIMのDSDSを設定していますが、環境に応じで回線を切り替えたり、電話番号が2つになるなどけっこう便利だなぁと感じています。
契約によっては、2つのキャリアを物理SIMとeSIMで使い分けることによって月額料金を下げることもできます。
この記事では、現在eSIMを提供しているキャリアや格安SIMまとめ&月額料金やデータ通信量の比較を行っています。
一通りeSIMを契約してみた自分がオススメだと思ったものも紹介しています。
eSIMの契約を考えている人は是非読んでみてください。
【徹底まとめ】eSIMを提供しているキャリア・格安SIMの月額料金&データ量比較。オススメのeSIMはどれ?
eSIMを提供しているキャリア・格安SIMとプラン&料金一覧
eSIMのオススメ順にランキングにしてみた

プラン | 月間データ量 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten UN-LIMIT VI | 1GB未満 | 0円 |
1GB~3GB未満 | 1,078円 | ||
3GB~20GB未満 | 2,178円 | ||
20GB~無制限 | 3,278円 | ||
UQモバイル | くりこしプランS +5G | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM +5G | 15GB | 2,728円 | |
くりこしプランL +5G | 25GB | 3,828円 | |
ワイモバイル | シンプルS | 3GB | 2,178円 |
シンプルM | 15GB | 3,278円 | |
シンプルL | 25GB | 4,158円 | |
LINEMO | ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 | |
povo | povo(2.0) | 0GB~ | 0円~ |
ahamo(アハモ) | ahamo | 20GB | 2,970円 |
au | 使い放題MAX | 無制限 | 7,238円 |
ピタットプラン | 1GB未満 | 2,178円 | |
1GB~4GB未満 | 3,278円 | ||
4GB~7GB未満 | 4,928円 | ||
スマホスタートプラン(フラット) | 3GB | 1年目:1,080円 2年目以降永年:2,288円 |
|
ソフトバンク | メリハリ無制限 | 無制限 | 7,238円 |
ミニフィット+ | 1GB未満 | 2,178円 | |
1GB~2GB未満 | 3,278円 | ||
2GB~3GB未満 | 4,378円 | ||
スマホデビュープラン | 3GB | 1年目:990円 2年目以降永年:2,178円 |
|
IIJ mio | データプラン ゼロ | 1GB | 495円(月額料金165円+330円 ※1GBまで) |
2GB~ | 990円~(月額料金165円+330円+495円×GB) | ||
日本通信 | 1GB~ | 290円~ |
※価格は税込
※プラン単体で適用される割引以外は考慮しない(家族割など)
現在、日本国内でeSIMを提供しているキャリア・格安SIMとプラン、データ通信量、月額料金は↑な感じです。
一通りeSIMを利用してみて個人的にオススメできるランキング形式にしてみました。
個人的に一番オススメするeSIMは「楽天モバイル」です。
理由は↓で説明しています。
一番オススメ!eSIMをサブ回線として使うなら絶対「楽天モバイル」
データ通信量1GB/月未満なら基本料金が無料!サブ回線として最適&サポートあり

一番オススメと書いた「楽天モバイル」のeSIMです。
オススメの理由は、なんといっても月間データ通信量が1GB未満であれば基本料金が無料になるということです。
1GB未満でも実際にはユニバーサルサービス料などがかかるので3円くらいは発生しますが、ほぼ無料です。
また、逆に20GBを超過しても月額料金は3,278円です(楽天エリア内に限る)
DSDSを設定する場合、物理SIMでデータ容量が不足した時のちょい足しにも使えますし、逆に物理SIMは電話番号のみを利用してデータ通信は楽天モバイルにする、という使い方もできます。
楽天モバイルUN-LIMITは、契約時の手数料も無料となっています。
なので「とりあえずeSIMってどんなものか?を試してみたい」という場合でも気軽に利用できます。
楽天モバイルを新たに契約するのであれば、楽天ポイントもガッツリもらえます。
こういった点から一番オススメできるeSIMは楽天モバイルとさせてもらいました。
[関連記事]
・楽天モバイルUN-LIMITをおトクに契約する方法
・【iPhone】楽天モバイルUN-LIMITのeSIMと他キャリアの物理SIMでDSDSを設定する方法
・【Android】楽天モバイルUN-LIMITのeSIMと他キャリアの物理SIMでDSDSを設定する方法
eSIMをメインとして使う&使用するデータ容量が分かっているのであれば「UQモバイル」がコスパ良し
プランも3種類用意されていて切り替えできる。もちろんサポートあり

eSIMをメイン回線として利用する&自分が月々に消費するデータ容量がある程度わかっているという人には「UQモバイル」もオススメです。
UQモバイルのプランは、くりこしプラン+5GのS/M/Lの3プランとなっていて毎月ベースで柔軟にプラン変更ができます。
※従来のくりこしプラン(4G)はeSIMは使えません。
くりこしプラン+5Gの価格は3GBで1,628円となっており次の月は15GBにしよう、なんていう切り替えができる&プラン名通り使いきれなかったデータ量はくりこしに対応しています(くりこしはプランを変更しなかった場合に限る)
UQモバイルオンラインショップであれば契約時の手数料も無料&eSIMでも契約するプランによって最大10,000円分のau PAY残高キャッシュバックがもらえます。
eSIMを含め家族など複数回線の契約がある場合は家族割が強力な「ワイモバイル」がコスパ良し
こちらもサポートあり。家族割で2回線目以降は990円~

eSIMをメイン回線として利用する&家族回線など複数の回線契約となる人で月々に消費するデータ容量がある程度わかっているという人には「ワイモバイル」がオススメです。
ワイモバイルのプランは、UQモバイル同様、シンプルS/M/Lの3プランとなっていて毎月ベースで柔軟にプラン変更ができます。
シンプルSの価格は3GBで2,178円と他と比べるとちょっと高いようにも感じますが、家族割が組める場合は2回線目以降は990円/月という料金になります。
また次の月は15GBにしよう、なんていうプランの変更もできます。
ワイモバイルを契約することでYahooプレミアムが無料になったり、PayPayのキャンペーンで優遇されるといったメリットもあります。
ワイモバイルオンラインショップであれば契約時の手数料も無料です。
月間データ量が3GBに収まるなら「LINEMO(ミニプラン)」のeSIMがコスパよし
3GBで990円とバツグンの安さ

月間データ通信量が3GB以下でOKという人は、ソフトバンクの大容量低価格プラン「LINEMO」が2021年7月に発表した「ミニプラン(月額料金:990円)」がオススメです。
LINEMOはサービス提供時からeSIMに対応しており、ミニプランでもeSIMが利用できます。
DSDSを設定するのであれば、物理SIMの方でデータ通信⇒不足したらLINEMOへ切り替えるという使い方ができますし、そもそもデータ通信量が月間3GB以内というのであればメインとしても利用できます。
「月間データ量3GBまで」を守ることができるのであれば、3Gプランとしては他社よりもかなり安い料金となります。
LINEMOも契約時の手数料等は無料となっています。
※LINEMOは新規契約すると10,000円分のPayPayボーナス還元などのキャンペーンを行っていますが、これは月間20GB使える「スマホプラン」のみが対象なのでご注意を。
月間データ量が3GBじゃ足りない。20GB程度必要という人は「ahamo」「LINEMO(スマホプラン)」のeSIMがオススメ
au回線かソフトバンク回線かの選択。内容はほぼ同じなのでキャンペーンで決めるのもアリ

月間データ量が3GBじゃ無理、20GBくらい欲しいという人は「ahamo」「LINEMO(スマホプラン)」といった大手3キャリアが提供する大容量低価格プランがオススメです。
絶対に20GB以下になるのであれば最初に紹介した「楽天モバイル」の方がオススメですが、20GBを超過するという月がけっこうあるのであれば、この3つのプランであれば20GB超過しても料金が上がりません(通信速度規制になります)
DSDSを設定するのであれば、物理SIM側のデータ通信量とahamo、LINEMO(スマホプラン)の20GBが使えることになるので環境によっては大容量の通信ができます。
ahamoはドコモ、LINEMOはソフトバンクと同じ回線が使えるので楽天モバイルと比べてもエリアは広くて強いです。
では、ahamoなのかLINEMOなのか?で迷った時はどちらの回線が環境的に使いやすいかや契約時のキャンペーンで決めればいいと思います(プランの内容自体はほぼ同じで両方とも手数料等は無料です)

>>> ドコモの新料金プラン「ahamo」 <<<

>>> ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO」 <<<
データ容量無制限でガンガン使うという人で楽天エリアが生活圏という人は「楽天モバイル」のeSIMがオススメ
月間20GBオーバーでも3,278円。ただしパートナーエリアに出ると通信速度ダウン

月間データ量が20GBじゃ足りない!という人で楽天エリアが生活圏の人は「楽天モバイル」のeSIMをオススメします。
現在eSIMに対応していてデータ通信無制限となっているのはソフトバンクか楽天モバイルだけです。
後述していますが、ソフトバンクの「メリハリ無制限」は、ソフトバンクのデータ使い放題とノーストレスで利用できますが、月額料金が7,238円となります。
対して楽天モバイルの場合は20GBを超過しても3,278円とソフトバンクの半額以下となります。
ただし、これは楽天エリア内でのお話となり、パートナーエリアで利用する分は月間5GBまでという制約があります。
なので、生活しているエリアが楽天エリアという場合はオススメですが、ほぼパートナーエリアという場合はちょっと厳しくなります。
何も考えることなくデータ容量無制限でガンガン使いたいという人は「ソフトバンク(メリハリ無制限)」か「au(使い放題MAX)」のeSIM
ただし金額は飛びぬけて高い。。でも何も考えずに使い放題!


ソフトバンクは2021年7月から、auは2021年8月からそれぞれeSIMを提供しています。
なにも考えずにデータ通信量をガンガン使いたい、月間20GBとは言わず50GBでも100GBでも使いたいという人は、ソフトバンクのメリハリ無制限プランまたはauの使い放題MAXプランをeSIMで契約するという手もあります。
DSDSを設定する場合、物理SIM側は完全に電話だけにして、データ使い放題のプランを契約したeSIMで全ての通信を行えばOKです。
何も気にすることなくノーストレスで使える分、先述した通り、両方とも月額料金が7,238円とかなり高いです。
ソフトバンクはオンラインでの契約であれば、契約時の事務手数料などは無料となります。
auは、オンラインショップでのりかえでeSIM単体で契約することで10,000円分のau PAY残高にキャッシュバックを行う「au Online Shop SIM乗りかえ特典」を行っています。
初代eSIMといっても過言じゃない「IIJ mio」ただ、あまりオススメはしないかも。。
初期費用1円のキャンペーンあり。ただ回線速度は他よりも遅いかも

最後に格安SIMの「IIJ mio」を紹介します。
IIJ mioは格安SIMの中でもいろんなサービス面で先陣をきっていて、eSIMにもいち早く対応していました。
現在のIIJのeSIMのデータプランゼロは、月額基本料金が165円(これだけでは通信できない)&1GBまでが330円(基本料金と合計で495円)、2GBからは1GBごとに495円を加算していくという他社とはちょっと異なる感じになっています。
この料金体系は、データ通信量の利用状況によっては、他のキャリアの方が安くなることも多々あります。
最初はIIJのeSIMがけっこう貴重だったのでiPhoneやAndroidに設定していろいろと楽しんでいたのですが、他のeSIM対応キャリアが出てきたことやデータ通信速度が遅すぎたということから解約しています。。
サービスとしては面白いIIJですが、自分の環境だと全く持って使い物にならない時間があったのでeSIMごと解約に至りました。
IIJのeSIMは、契約時に3,300円の契約事務手数料がかかります。
ただ、かなり長い期間で「初期費用1円のキャンペーン」が開催されるので、IIJのeSIMを契約するのであればこのキャンペーン期間中に契約することをオススメします。
■けっこう使っていたので記事はたくさんあります!
⇒ IIJ esimの記事一覧
物理SIM×eSIMのDSDSを設定すれば2回線で月々の携帯電話料金を下げることもできる
iPhone、Android、PixelなどeSIM対応スマホを持っている人は検討してみて

現在日本国内でeSIMを提供しているキャリア・格安SIMの各プランや月額料金はこんな感じです。
自分でも一通りのeSIMを契約してみましたが、何度か紹介しているように個人的にはやっぱり楽天モバイルでした。
現在利用しているメインの回線が物理SIMの人は、eSIMと組み合わせてDSDSにすることでメイン回線のプランを安いものに変更⇒結果的に2回線を契約して同じスマホで使うことで月額料金を下げるということもできます。
XS以降のiPhoneやPixel、DSDS対応のSIMフリーAndroidスマホを使っているという人はeSIMと物理SIM両方での運用も検討してみてください。
何度も書いていますが、楽天モバイルであれば契約時に手数料もなく、月間1GB未満であれば月額基本料金が無料となるのでeSIMデビュー、お試しスタートにオススメです。
新規契約だけでもガッツリ楽天ポイントももらえるので是非!
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この【オススメは?】eSIMに対応しているキャリア・格安SIMまとめ&比較 – 月額料金やデータ容量別に比べてみた。eSIMをおトクに利用する方法の最終更新日は2022年4月7日です。
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キーワード:eSIM , IIJ , LINEMO , povo , Y!mobile , ソフトバンク , ワイモバイル , 楽天モバイル , 注目・ピックアップ , 現在開催中の"おトク"なキャンペーン、セールアイテムまとめ ,