< この記事をシェア >
「povo」をiPhoneで利用する方法、初期セットアップ手順です。
2021年3月23日に提供開始となった月間データ容量が20GBで月額料金が2,480円(税込2,728円)~と低価格のau「povo(ポヴォ)」
povoは、基本的にサポートがなく、申し込みなどもオンライン専用となっているプラン(新ブランド)です。
早速、契約してみてiPhone(iPhone SE)で利用してみました。
iPhoneは物理SIMとeSIMはどちらもAPN設定を手動で設定する必要なし
povoは、物理SIMもeSIMも提供しています。
また通信は4Gと5Gに対応しています。
iPhoneの場合、APN設定は必要なく、自動でアクセスポイントが設定されます。
この記事では、povoをSIMフリーのiPhoneで使う初期セットアップ手順を紹介します。
記事ではiPhone SEにeSIMの組み合わせてセットアップしていますが、物理SIMを利用している人も同じ手順でセットアップできます。
【povo】SIMフリーiPhoneで利用する方法、初期セットアップ手順
最初に。povoのSIMを使う場合は、対象のiPhoneのSIMロックが解除されている必要がある(※auからpovoへ移行する場合は、SIMロック解除の手続きは不要)
povoをiPhoneで利用する場合は、対象端末がSIMフリー化されている必要があります。
auで購入した端末でもSIMロックを解除しておく必要があるのでご注意を。
※auからpovoへ移行する場合は、SIMロック解除の手続きは不要
povoの動作対象端末やプランや詳細、オンラインでの申し込み方法は↓の記事に詳しく書いているのであわせてチェックしてみてください。
ステータスバーのキャリア名の部分に「au」と表示される
iPhoneでpovoが利用可能になると上部のステータスバーのキャリア名のところに「au」と表示されるようになります。
ちなみにAndroidは「KDDI – au」表示でした。
povoは、AndroidであってもLINEMOのように「povo」といった表示はされないようです。
【物理SIM】povoのSIMカードをiPhoneに挿入
povoの申し込み完了後、約1~2時間(場合によっては数分)で「お申し込み完了のお知らせ」というメールが届きます。
※手続きに数日かかる場合もあるとのこと
SIMカードの挿入
利用する端末のSIMサイズに合わせてSIMカードを取り外し、端末の電源を切り、SIMカードを挿入し、電源を入れます。
SIMカードを挿入するだけでOKです。iPhoneの場合はAPN設定は必要ありません。
※Androidスマホの場合はAPN設定が必要
ここからはeSIMのセットアップ手順となるので、物理SIMの人は↓のリンクよりSIM開通手続きへスキップしてください。
⇒ SIM開通手続き
eSIMの場合
eSIMプロファイルをダウンロード(povoを利用する端末以外のPCまたはスマホが必要)
⇒ https://my.au.com/rd/esim_dl
↑のページにアクセスし、povoを契約したau IDでログインします。
(povoの契約完了後に届く「【povo】設定方法のご案内」というメール内にも同じURLが記載されています。)
ここで注意するのは、povo回線を利用しないスマホまたはPCでアクセスするということです。
povo回線を設定したいスマホでアクセスしてもQRコード読み取りができません。
povo回線を利用したいeSIM対応iPhoneでQRコードを読み取り
↑で紹介したページにアクセスし、povoを契約したau IDでログインするとeSIMプロファイルをダウンロード画面、QRコードが表示されます。
povoを利用するiPhoneの設定を開き「モバイル通信プランを追加」をタップします。
先述した手順で表示されたpovoのeSIMのQRコードを読み取ります。
※インターネットへの接続が必要なのでWi-Fiなどに接続してQRコードを読み取ってください。
「モバイル通信プランを追加」をタップします。
アクティベート中と表示されるので完了するまで待ちます。
アクティベートが完了するとキャリア名のところに「au」と表示されます。ネットワーク選択のところは「KDDI」と表示されます。電話番号も認識されます。
この状態になればeSIMの設定は完了です(物理SIMでいうとSIMを挿した状態となります)
iPhone場合はAPNの設定は必要なく、自動的にアクセスポイントの設定が行われます。
この状態でもデータ通信などは利用できますが、「SIM開通手続き」をすればpovoの設定は完了です。
ここからは、物理SIMでもeSIMでも同じ「SIM開通手続き」となります
【SIM開通手続き】povoの電話番号から「111」に発信テスト
povoの電話番号から発信テスト用番号「111」(通話料無料)に電話をかけます。ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ってください。
※発信テストができるようになるまで数分かかる場合があり
※発信テストが成功しない場合は回線切り替えが完了していない
発信テストを実行してもデータ通信ができない場合は、一度iPhoneを再起動してみてください。
あとは何度iPhoneを再起動しても、起動すれば自動的にpovoでデータ通信が行われます。
※このSIM開通手続き(発信テス)をしなくてもデータ通信は出来ましたが、発信テストを実施しないと、正常に利用できない場合があるとのことなので、必ず行いましょう!
データ通信が出来るか確認
通信速度はこんな感じ。
povo、iPhoneでもそこそこ速い…
— usedoor (@usedoor) March 23, 2021
eSIMでiPhone SE(4G通信)利用でこのスピード
Androidだともっと速かったのでのでAndroidの方が空いてるのかな?
今後はどうなるかわからないけど#povo #au pic.twitter.com/FjtOehx4Mf
povoの設定が完了したら、問題なくデータ通信できるか確認しましょう。
新宿でサービス提供開始日の17:00頃(平日)に計測しましたが、通信速度はこんな感じでした。
けっこう高速でちょっとビックリしました。
この時間でダウンロードスピード100Mbps程度なら十分満足できる回線だと思いますが、サービスが提供開始されて間もなくまだユーザーも少ないというのもあるので何とも言えませんが。。。
最初に一度初期セットアップを行えば、その後は特に気にすることなく使えるpovo
iPhoneはSIMを挿すだけで利用できる
povoをSIMフリーのiPhoneで利用する場合の初期セットアップ手順はこんな感じです。
iPhone × eSIMの場合は、でしたが、povo公式の案内によればスマホによっては自動的にpovo回線でデータ通信ができるものもあるとのことでした。
先述した通り、ステータスバーに表示されるキャリア名には「povo」と表示されます。
初期セットアップは若干面倒ですが、一度設定してしまえばあとは他のキャリアと同じように利用できます。
auのpovoをiPhoneで利用しようと考えている人の参考になれば嬉しいです。
[リンク]
・povo(ポヴォ)
[関連記事]
・auのオンライン専用ブランド「povo(ポヴォ)」の概要・まとめ、申込方法
・【povo】申込状況を確認する方法 – 申し込んだのに開通しないという人は試してみて
>>> ドコモの新料金プラン「ahamo」 <<<
>>> auの新料金プラン「povo」 <<<
>>> ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO」 <<<
< この記事をシェア >
\\どうかフォローをお願いします…//
この【povo】iPhone初期セットアップ方法 – APN設定など。eSIM対応の最終更新日は2021年3月23日です。
記事の内容に変化やご指摘がありましたら問い合わせフォームまたはusedoorのTwitterまたはusedoorのFacebookページよりご連絡ください。