iPhone・iPadの「緊急SOS」の操作方法・使い方です。

[追記]
iPhone Xでの起動方法を追記しました。
iOS 11からiPhoneの物理ボタンを押すことで使えるようになった「緊急SOS」
その名の通り、緊急時に「110」や「119」「118」などに発信できるという機能です。
同じiOS 11を搭載していてもiPhone X、8とそれ以前のiPhoneでは操作方法が異なります。
また、無効化することはできない仕様の様です。
端末別の「緊急SOS」の使い方と実際の動きを紹介します。
【iOS 11~】iPhone・iPadの「緊急SOS」の使い方
iPhone 7以前の端末での起動方法
電源ボタンを5回素早くクリック

iPhone 7以前の機種での起動は「電源ボタンを5回素早くクリック」となっています。
iPhone X、8での起動方法
電源ボタン+音量キーを長押し or 電源ボタンを5回素早くクリック(要設定)

iPhone Xおよび8での起動は「音量ボタン(上下どちらでもOK)+電源ボタンを長押し」となっています。
また、設定画面から7以前の機種と同じように「電源ボタンを5回素早くクリック」で起動を設定することもできます。
機能自体を無効化することはできないみたい。。

この「緊急SOS」は無効化することはできない仕様のようです。。
iPhone X、8であれば「5回クリックでも作動」のオン/オフは設定できますが、機能自体のストップは用意されていません。。
「緊急SOS」が作動した時の挙動
作動⇒即発信される訳ではない

緊急SOSのスライドバーを右に引っ張って作動します。
(後述している自動通報のカウントダウンでも同じ動きとなります)

←の画面が開きます。
自分の場合、
・警察(110)
・海上保安庁(118)
・火事、救急車、救助(119)
の3つが表示されました。
これらをタップすると実際の発信になると思います。
(さすがに試してないです)
このようにスライドバーを引っ張っただけ(自動通報の場合は、カウントダウンが終わっただけ)では発信されません。
誤動作が起こるような起動方法ではないですが、万が一間違って操作したとしても↑で止めれば大丈夫です。
緊急SOSの設定

動作設定を行うには、iOSの設定を開きます。
中にある「緊急SOS」をタップします。
iPhone 7以前の機種

iPhone 7以前の端末だと←のような画面が開きます。
iPhone X、8

iPhone X、8だと←のような画面が開きます。
「5回クリックでも作動」をオンにするとiPhone 7以前の機種同様の電源ボタン5回クリックでも緊急SOSが立ち上がるようになります。
「自動通報」と「カウントダウンで音を出す」について

設定画面に「自動通報」と「カウントダウンで音を出す」という項目が用意されています。
この自動通報をオンにしている場合、電源ボタン5回クリックで作動⇒カウントダウン開始⇒発信画面へ、という流れになります。
カウントダウンで音を出すは、そのカウントダウン時に音が出るか出ないかという話だけです。
「自動通報」をオンにした場合の動き

「自動通報」をオンにします。

電源ボタン5回クリックなどで作動させます。

自動通報がオフの時はスライドバーが表示されますが、オンになっている場合はスライドバーの表示はなく、←のようにいきなりカウントダウンが開始されます。

カウントダウンが終了すると電話発信画面が表示されます。
自動的にどこかに発信されるという訳ではありません。
地域によって違ったりする?

この辺がよくわからないのですが、自分の環境では最初にも書いた通り「110」「118」「119」の3つの選択肢でした。
地域によっては発信できる番号が違ったりするのでしょうか?
もしかしたら即発信のパターンもあるかもしれないので、当たり前のことなんですが、やっぱり緊急時以外は触らない方がいい機能です。
iOS 10以前もロック画面からは緊急発信はできていた&iOS 11でもできるので、個人的には今回登場した電源ボタンなどを押しての緊急SOSは無効化できてもいいのでは?と思います。。
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このiPhone・iPadの「緊急SOS」の使い方 – 自動通報(カウントダウン)設定や実際の動作。無効化は…の最終更新日は2017年11月3日です。
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キーワード:Apple , iOS , iOS 11 , iPad , iPhone , 緊急SOS , 緊急通報 ,