スタイルが一新されたXZ2シリーズのコンパクトモデル!キャリア版はドコモからの独占販売
最終更新 [2018年6月28日]
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キーワード:Android, SONY, XPERIA, Xperia XZ2 Compact, Xperia XZ2 Compact SO-05K, スマートフォン, ソニー, ドコモ, レビュー,
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Xperia XZ2 Compact(ドコモ版のSO-05K)の実機レビューです。
キャリア版としては、ドコモからの独占販売となるXperia XZ2 Compact(SO-05K)をガッツリ触ることができたので実機レビューをしてみました。
もはや恒例となっている「小さいXperia」のXZ2版です。
兄弟機となるXZ2同様、前作のXZ1から大きくスタイルチェンジしています。
今回レビューしているのは、ドコモ版の「SO-05K」でカラーはブラックです。
Compactはドコモからの独占販売ですが、SIMフリー版も買おうと思えば買えるのでいちおうドコモ版ということを明記しておきます。
兄弟機のXZ2(SO-03K)のレビューとカブっている部分も多いですが、手になじむのXperia XZ2 Compactの購入を検討している、という人は参考にしてみてください。
キャリア毎の端末価格詳細、比較は↓の記事をチェック
価格(定価や実質価格)については、Compactだけじゃなく、兄弟機のXZ2やPremiumの全キャリア&契約別に↓の記事にまとめています。
どのキャリアでどんな契約で買おうかを迷っている人は併せてチェックしてみてください。
正直に書くと… 安売り中のXZ1 / Compactの方がいいかも
この記事ではXperia XZ2 Compact(ドコモ版のSO-05K)をレビューしています。
SO-05Kの購入を検討している人はレビューを読んでもらって購入の参考にしてもらえればと思っています。
が、XZ2のレビューの時にも書いたのですが、正直なところ、ドコモで現在Xperiaを購入するのであれば『Xperia XZ1(SO-01K)』や『 XZ1 Compact(SO-02K)』が機種変更でも安くなっているのでコスパなどを考えるとこっちの方がいいかも…とも思いました。
XZ1やXZ1 Compactも以前レビューしているので比較対象として参考にしてみてください。
[関連記事]
・Xperia XZ1実機レビュー – ドコモ版『SO-01K』
・Xperia XZ1 Compact実機レビュー – ドコモ版『SO-02K』
・【値下げ】ドコモXperia XZ1シリーズが機種変更でも安い!
【2018年夏モデル】Xperia XZ2 Compact(ドコモ:SO-05K)実機レビュー
スペックまとめ
モデル名 | ドコモ版:SO-05K ※国内キャリア版はドコモ独占販売 |
---|---|
OS | Android 8.0 |
CPU | Qualcomm SDM845(MSM8998) Quad2.8GHz + Quad1.8GHz オクタコア |
ディスプレイ | 約5.0インチ(18:9比率) HDR対応 トリルミナスディスプレイ for mobile |
解像度 | Full HD+(1,080×2,160) |
サイズ | 約135(H)×65(W)×12.1(D)mm |
重さ | 約168g |
メモリ | 4GB |
内部ストレージ | 64GB |
バッテリー | 2,760mAh |
充電形式 | USB Type-C |
メインカメラ | 約1920万画素 F値2.0 4K HDR動画撮影対応 フルHDでのスーパースローモーション撮影対応 裏面照射積層型CMOS |
インカメラ | 約500万画素 F値:2.2 裏面照射型CMOS |
通信速度 | 下り最大:644Mbps 上り最大:75Mpbs (PREMIUM 4G対応) ※下り速度988Mbpsには非対応 |
本体カラー | White Silver(ホワイトシルバー) Black(ブラック) Coral Pink(コーラルピンク) Moss Green(モスグリーン) |
その他 | VoLTE(HD+)、防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)、ワンセグ、生体認証(顔、指紋、声)、Bluetooth 5.0、おサイフケータイ、ハイレゾ、Quick Charge 3.0急速充電対応 |
参考価格 | 79,056円(79,056円割引などを考慮しないドコモ版の定価) |
販売 |
Xperia XZ2 Compact(SO-05K) – ドコモ |
※価格は本体一括の参考価格。毎月の割引などは計算に入っていません。
コンパクトボディながらも2018年モデルのAndroidでは定番のチップセットQualcomm SDM845(MSM8998)を採用、RAM4GB、ストレージ64GBなどGalaxyやAQUOSブランドのフラッグシップと変わらないスペックとなっています。
また、これまでのXperiaのCompactシリーズはディスプレイが4.6インチ程度で解像度はHD(720×1280)でしたが、今回からはXZ2同様、18:9のディスプレイが採用されたことで5.0インチに巨大化&Full HD+(1,080×2,160)に進化&HDRにも対応しています。
兄弟機のXZ2とスペック面は”ほぼ”同じ
兄弟機のXZ2(ドコモ版だとSO-03K)とはカメラやRAMなども含めて”ほぼ”同じスペック、上位機種のXZ2 PremiumともCPU周りは同じ仕様となっています。
世界初の4K HDR動画撮影に対応したメインカメラはCompactにもしっかりと搭載されています。
スペックは十分。ただしXZ2では使えてCompactでは使えない機能や対応していないものもある
■XZ2にはあってXZ2 Compactにはないもの
・ワイヤレス充電非対応
・ダイナミックバイブレーションシステム非対応
・下り最大988Mbpsには非対応(644Mbps)
・フルセグ非対応(ワンセグには対応)
XperiaはXZ2シリーズからスタイル以外にもいろいろと新鮮さを感じるところがあります。
そのうちの1つが「ワイヤレス充電」です。
が、XZ2は対応しているものの、XZ2 Compactはワイヤレス充電には非対応となっています。
また新機能の1つである動画やゲームの音、アクションに合わせてスマホが振動するというダイナミックバイブレーションシステムも非対応となっています。
個人的にはこれは別に非対応でもいいと思いますが。。
細かい部分だと下り最大の988Mbpsやフルセグ視聴には対応していない、という部分もあります。
個人的には、この辺もそんなに気にする部分ではないとは思いますが、XZ2と比べると劣っている部分になると思います。
CompactもXZ2同様、イヤホンジャックは非搭載
XZ2シリーズは、イヤホンジャックが廃止されています。
Compactにもイヤホンジャックは非搭載となっています。
有線イヤホンを使うのであれば、付属のUSB-TypeC⇒3.5mmイヤホンジャック変換ケーブルを利用する必要があります。
XZ1 Compactからデザインが大幅に変更。丸い&重い&厚い…
これは、XZ2(SO-03K)のレビューの時にも書いたのですが、XZ2 Compactも先代までのモデルと比べると丸みを帯びたデザイン&重くて厚くなっています。。
タテヨコの本体サイズはXZ1 Compactとほとんど同じ(縦が6mmほど伸びただけ)ですが、厚みは9.3mm⇒12.1mmとけっこう厚くなっています。
重量も143g⇒168gと重くなっており、実際に手に持ってみてもコンパクトな割には重いなぁと感じます。
背面はXZ2に採用されているガラス素材ではなく、マットな質感のフロスト仕上げとなっています。
XZ2シリーズの特徴でもあるアーチ形状となっており、背面中央部にかけてだんだんと厚みが増しています。
↑はXZ2 Compactを4台積んでみた写真です。
アーチ形状で真ん中部分が盛り上がっていることで重ねると浮いているような状態になります。
アーチ形状は持ちやすいけど平面に置くと本体がクルクル回る…
※XZ2を回してみたアニメーションGIF
↑の画像(アニメーションGIF)はXZ2ですが、XZ2 Compactも背面がアーチ形状なのでXZ2と同じようにクルクル回ります。
また、XZ2の場合は背面がガラス素材なので傷はつきにくいと思いますが、Compactはマット仕上げなのでクルクル回った時に傷がつかないかがメチャクチャ心配です。。
アーチ形状は持ちやすいけどこうなるんだよなぁ…
Xperia初の比率18:9 縦長ディスプレイ採用で解像度がフルHD+に進化&HDRにも対応
XZ2とXZ2 Compactでは、Xperia初となる18:9のディスプレイが採用されています。
これによりXZ1シリーズとあまり本体サイズが変わっていないのにディスプレイは5.0インチ&Full HD+(1,080×2,160)解像度となっています。
さらにHDRにも対応しています。
これまでのCompactシリーズはディスプレイは正直ショボかったです。
この点はかなり大きい進化だと思います。
今回レビューしているXperia XZ2 Compactはキャリア版としては国内独占販売となるドコモの「SO-05K」
ドコモロゴはもちろんデカデカと。。
アーチ形状の一番厚い部分である本体裏面の中央には今回もdocomoロゴがデカデカとしっかり入っております。
XPERIAおよびSO-05Kロゴはいつもの背面下にあります。
Xepria XZ2 Compact(SO-05K)の同梱品
・本体
・3.5mmイヤホンジャック変換&テレビアンテナケーブル(Type-C接続)
・取扱説明書(簡易版)
SO-05Kの同梱品はこれだけ。
とってもシンプルなセット内容となっています。
定番になりつつありますが、Type-Cケーブルは付属していません。
同じくレビューしたHUAWEI P20 Pro(ドコモ版:HW-01K)やGalaxyシリーズなどはハイレゾイヤホンやケースなども同梱されていて付属品が豪華なのでなんかショボく見えます。。
まぁ普通なんですけどね。
イヤホンジャックはないけど変換ケーブルを同梱
XperiaはXZ2シリーズから3.5mmイヤホンジャックは廃止されており、イヤホンも同梱されていません。
この仕様変更のため、Type-Cポートに挿してイヤホンジャック化する&テレビアンテナにもなる変換ケーブルが同梱されています。
このケーブルを使えばテレビも見れて有線ケーブルも使えることになりますが、同時にケーブルを利用した充電はできません。
ただワイヤレス充電に対応しているのでその辺をうまく使えば充電と有線ケーブルを同時に使うことができます。
有線で充電しながらイヤホンも使いたい人は本家ソニーストアで販売中の2in1ケーブルを購入
有線で充電とイヤホンを両方使いたい場合は、←のようなType-C対応の2-in-1ケーブルが必要となってきます。
iPhoneとは違い、ソニーが公式で販売しているのが←の「EC270」です。
Appleの場合、公式風にBelkin製の分岐ケーブルを販売していますがソニーは自ら販売しています。
価格は定価が2,480円(税別)
個人的には、イヤホンジャックを廃止するなら同梱して欲しかった一品です。。
リンク:EC270 – ソニーストア
Xperia XZ2の本体外観、ディスプレイ、デザインやキー配置など
Compactも全体的に丸みを帯びた。XZ1までとはデザインが全然違う
当然XZ2シリーズになってから登場した新機能や進化した点は多々ありますが、やっぱり従来機との一番の違いはデザインだと思います。
Xperiaといえばカクカクしたスタイルをしている印象ですが、XZ 2シリーズは角や背面など全体的に丸みを帯びたデザインとなっています。
背面はアーチ形状。Compactはマット質感のフロスト仕上げ
XZ2とは違い、Compactの背面はマット質感のフロスト仕上げとなっています。
毎回Compactシリーズはこの仕様ですが、高級感というよりはポップな印象を受けます。
何度か書いていますが、中央部分にかけて厚みが増していくアーチ形状と独特な形をしています。
本体側面部分はアルミ素材。背面のマット質感との相性〇
側面にはアルミ素材が採用されています。
側面、ディスプレイ面、背面の全面が統一されたカラーとなっているため、一体感があります。
背面にオムツなし!統一されたデザイン
XZ2シリーズには一切オムツはありません。
XZ2もCompactも今回採用されている素材であればアンテナなどに影響はないようです。
このアーチ形状にオムツなんてあった日には超ダサくなると思いますが。。
メインカメラの出っ張りはなくフラット(ただしアーチ形状)
背面カメラは出っ張っていません。
スッキリ統一されています。
ただしカメラが配置されている部分はアーチ形状の一番厚い部分となります。
背面中央に指紋認証装置搭載。かなり押しやすい配置
XZ2シリーズからは、指紋認証が背面に設置されています。
Compactは元からサイズが小さいので指紋認証装置に指を当てやすかったのですが、これによりさらに押しやすくなっています。
ちょっと指を伸ばせば即ロック解除できちゃいます。
背面中央のちょっと上にメインカメラ。指紋装置と間違いやすい&撮影しづらい
XZ2およびXZ2 Compactは↑で説明した指紋認証のすぐ上にメインカメラが配置されています。
スマホの背面カメラは上部に配置されていることが多いですが、XZ2シリーズは背面中央寄りでド真ん中の配置となります。
iPhoneなど上部にカメラが配置されている端末に慣れている場合、XZ2 Compactのカメラで撮影しようとすると視点が低くなったように感じます(本体を気持ち上に持ち上げる必要があります)
また、指紋認証と近い&形が似ていることで間違ってカメラに指を置いてしまうこともしばしばありました。
この辺はXZ2と同じ配置なのですが、個人的にはあんまり好きになれない部分です。
NFCポートやフラッシュは本体中央に集約。Compactはワイヤレス充電には非対応
カメラ付近にNFC(おサイフケータイ)ポートやフラッシュなどが集約されています。
XZ2とは違い、ワイヤレス充電には対応していないのでQiポートはもちろんありません。
18:9の縦長ディスプレイ。XZ1 Compactから本体サイズは変わらず画面サイズは大きくなった
今回からXperia史上初の18:9という縦長のディスプレイが採用されています。
これによりXZ1 Compactと本体サイズはほぼ変わらないのにディスプレイサイズは大きくなっています。
XZ1 Compact:4.6インチ(HD解像度)
XZ2 Compact:5.0インチ(フルHD+解像度)
また、解像度が大きく進化しています。
Compactシリーズ=HD解像度(720×1,280px)というイメージがありましたが、XZ2 CompactからはフルHD+(1,080×2,160px)と大幅にパワーアップしています。
狭ベゼルとかではないのでディスプレイ面はなんていうか「普通」
ディスプレイは大きくなったことにより上下のベゼル部分は小さくなっていますが、Galaxyなどの狭ベゼルと比べるとディスプレイ面はいたって普通です。
表側に特に大きな驚きはありません。
本体上部はスピーカーのみ
XZ2は本体上部にSIMスロットがありましたが、Compactにはスピーカーしかありません。
アンテナラインもなく、とってもシンプル。
上部を触ることはないと思います。
本体左サイドにSIM&SDカードスロットを搭載
本体左サイドにSIMとSDカードが一緒に入る一体型のスロットが備わっています。
このスロットは、SIMピンなど必要なく、爪をひっかけて開閉することができます。
ただXperiaはSIMを挿していなくても挿していてもこのスロットを取り出すと再起動するという仕様があるので、これが若干ウザく感じます。。
うっすらとアンテナラインも入っていますが、よく見ないとわからないレベルです。
本体右サイドにボタンが集約。上らから音量、電源、カメラボタンと配置
物理ボタンは、右サイドに集約されています。
上から順にボリュームキー、電源キー、カメラキーとなっています。
右サイドはXZ2と同じ配置です。
本体下部にキャップレス防水Type-Cポート&スピーカー
本体下部にはキャップレス防水Type-Cポートが備わっています。
何度か書いていますが、今回からイヤホンジャックが廃止されているのでポートは1つだけです。
また上部と同じようにスピーカーが下部にも搭載されています。
丸み&アーチ形状でさらに持ちやすくなったコンパクトXperia。ただし重い
XperiaのCompactシリーズは、本体サイズが小さい分これまでのモデルもけっこう持ちやすい端末でした。
今回は本体サイズに加え、丸みを帯びた&アーチ形状でさらに持ちやすくなっています。
ただし重量が若干重いので、持った時にズッシリ感はあります。
Xperia XZ2 Compact(SO-05K)の中身をチェック
まずはベンチマークスコア
Antutuベンチマークスコア
今回もAntutuを使ってベンチを測ってみました。
結果は264558というスコアでした。
めちゃめちゃ高いスコアが出ました!
2018年夏モデル定番のチップセット「SDM845(MSM8998)」にメモリ4GBを搭載すれば、Compactでもこのくらいのスコアを叩き出します。
兄弟機のXZ2は「262833」、同じチップセットのGalaxy S9+のスコアは「262985」でした。
自分がAntutuを使って計測した2018年夏モデルのAndroidの中では一番高いスコアをXZ2 Compactが叩き出しました(誤差の範囲の値ですが)
Compact=スペックが若干劣るというイメージはもうありません。
ちなみに過去のXperiaや同時期発売のGalaxyなどの計測データは↓な感じ。
■2018年夏モデル
Xperia XZ2:262833
Galaxy S9+:262985
AQUOS R2:255348
HUAWEI P20 pro:212187
■少し前の発売モデル
Galaxy Note 8:175208
Xperia XZ Premium:161635
Xperia XZ1:174900
Xperia XZs:132820
ここからチョメチョメなどでどこまで速くできるかは専門の方にお任せします。
ドコモ版(SO-05K)は相変わらず起動後にゴチャゴチャと…
ただし最初からXperiaホームを使えばアイコンの設置はナシ
↑初期化状態でホーム画面を開いた画面。
ドコモのプリインストールアプリに加え、Xperia特有のアプリも入っているのでモリモリです。
ただXperiaホームを使うのであればホーム画面へのドコモアプリのアイコン配置が抑えられているのでスッキリに見えるかも。
あのヒツジはもちろんいますけど。。
これはしょうがないといえばしょうがないのでアンインストールなり無効化で調整しましょー。
[関連記事]
・【Xperia】標準ホームアプリを切り替える方法
・【Android】プリインストールアプリの無効化、アンインストール方法
Xperia XZ2 Compactの特徴や機能など
兄弟機のXZ2とカブっている部分がほとんどですが、新機能やカメラ性能などを紹介します。
【新カメラ】世界初!4K HDR動画撮影に対応
スマホでは世界初らしいのですが、XZ2シリーズは4K HDR動画撮影に対応しています。
3,840×2,160ピクセルの4K動画撮影は他のスマホでもできますが、ここにさらにHDR(ハイダイナミックレンジ)を搭載しており、より肉眼で見た映像に近い色域やコントラストを4K動画撮影でも実現しています。
【進化】スーパースローモーション撮影がフルHDに対応
以前からXperiaではあった960コマ/1秒の動画を撮影できるスーパースローモーション。
この撮影能力がアップし、XZ2からはフルHD画質でスーパースローモーション撮影ができるようになっています。
GalaxyもS9シリーズからスーパースローモーション撮影に対応しましたが、GalaxyだとHD画質でしか撮影できません。
この辺はソニーの十八番なので一歩先を行ってます。
撮影方法などの詳細は↓の記事をチェックしてみてください。
スペックは十分。ベンチマークスコアは自分が計測した2018年夏モデルの中では一番高いという結果に
現行最強スペック!ただし下り最大988Mpbs通信には対応していない
ベンチマーク計測のところでも書きましたが、自分がAntutuを使って計測した2018年夏モデルの中では、誤差の範囲とはいえ一番高いスコアをXZ2 Compactが叩き出しました。
スペックは十分だと思います。
最近のAndroidは最初からストレージが64GBあるのも嬉しいです。
ただGalaxy S9シリーズやXZ2は対応している下り最大988Mbpsには対応しておらず、スペック上の下り最大速度は644Mbps止まりとなっています。
まぁこれに関しては、あくまでも対応している最大のカタログ値で、実際にはこんな速度は出ないのであまり気にしなくてもいいのではないかなと個人的には思います。
ディスプレイがHDRに対応。さらにHDRアップコンバートもあり
先代のXZ1 Compactは、ディスプレイがHDRには対応していませんでした。
今回からフルHD+解像度に進化したことに加え、HDRにもしっかりと対応しています。
またHDRアップコンバート機能も搭載されています。
これによりDAZNやYoutubeなどのHDRではない映像をHDR相当の映像に変換することができます。
イヤホンジャックは廃止
最初にも書きましたが、XZ2シリーズからイヤホンジャックは廃止されています。
同梱品の部分でも書いたようにType-C⇒3.5mmイヤホンジャック変換&テレビアンテナ兼用の変換ケーブルは同梱されています。
ただ充電&イヤホンをどちらも有線で聞きたい場合は、2in1ケーブルなどを別途購入する必要があります。
⇒ ソニー公式 2in1ケーブル「EC270」
自分的には、iPhoneもですが、キャップレスポートが実現できているのでわざわざイヤホンジャック潰さなくてもいいじゃん…と思っています。
もちろんハイレゾ対応。XZ1 Compactと比べて音量が20%アップ
ワイヤレスイヤホンやハイレゾではない音源もハイレゾ相当の高音質に
もはやXperiaだと当たり前のようになってきていますが、もちろんハイレゾに対応しています。
ハイレゾに対応していない音質をハイレゾ相当の高音質に変換するDSEE HXやワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を楽しめるLDACやaptX HDといった技術もしっかりと盛り込まれています。
またXZ1 Compactと比べて音量が約20%アップしたとのこと。
たしかにかなり大きい音が出ます。
スピーカーは本体上部と下部に搭載されています。
注目されないけどワンセグ搭載
ただしCompactはフルセグ非対応
ワンセグにも対応しています。
もはや最近誰も気にしてないような気もしますが、個人的にはけっこう好きなテレビ機能です。
ただ、以前のモデルからそうですがCompactシリーズにはフルセグ受信には対応していません。
またアンテナケーブルが必要なタイプなので使い勝手は微妙です。
特にXZ2 Compactの場合、Type-C接続型のアンテナケーブルが必要なのでご注意を。
もはや当たり前だけど防塵防水
防水防塵(IPX5/8、IP6X)です。
Androidでは、もはや当たり前のようになっているので特筆事項ありません。
【退化…】インカメラが数値的にはかなり弱くなってる。。
ここがXZ2シリーズの残念な部分です。
インカメラの性能がXZ1やXZ1 Compactと比べると下がっています。
XZ1はインカメラが約1320万画素、F値2.0、XZ1 Compactが800万画素、F値2.4だったのに対してXZ2は500万画素、F値2.2となっています。
セルフィー撮影だけ考えると数値だけで見た場合、XZ2シリーズよりXZ1シリーズの方がいいということになります。。
チップセットの関係があったり、数値だけでは比べられないところもあるのかもしれませんが、インカメラに関しては退化と考えた方がいいと思います。。
公式サイトでもあんまりインカメラはプッシュされていません。。
ブルーライトを軽減するナイトライト
多分XZ2シリーズから使える機能だと思うのですが、ブルーライトを軽減することができるナイトライトという機能が登場しています。
iOS、Mac、Windowsなどではナイトシフト、夜間モードなどと呼ばれているものがXperiaでも使えるようになっています。
ナイトライトの詳細は↓の記事を読んでみてください。
XZ2では使えてXZ2 Compactでは使えない機能もあるので注意
・ワイヤレス充電非対応
・ダイナミックバイブレーションシステム非対応
兄弟機のXZ2は、Xperiaとしては初のワイヤレス充電に対応しています。
また動画やゲームの音、アクションに合わせてスマホが振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」も搭載されています。
Compactはこの2つには対応していないのでご注意を!
その他(従来からあった機能など)
Xperia独自のバッテリー機能ももちろん搭載
Xperia独自のバッテリー機能である「いたわり充電」やSTAMINAモード」、充電の最適化技術も当然XZ2でも採用されています。
有線ケーブルであればQuick Charge 3.0に対応
充電はQuick Charge 3.0の急速充電に対応しています。
※ワイヤレス充電は非対応
従来の3Dクリエイター機能にももちろん対応
ソニー独自のアプリ「3Dクリエーター」で自分や撮影したものの3D撮影を行うことができます。
また自分を撮影することで3Dアバターキャラクターを作成して、そのアバターを待ちキャラに設定することもできます。
Playstation 4など他のソニー製品との連携もXperiaだと最大限に楽しめる
こちらもソニーの十八番ですが、Xperiaも例外なく他のソニー製品と繋がります。
PS4のリモートプレイができたり、ブルーレイディスクレコーダーで録画したテレビ番組を外出先で視聴するなどなど。
ちなみにXperiaじゃなくてもnasneやTV side Viewといった機器&アプリ(&有料アドオン購入)などを使ったりすれば外出先でテレビを見たり、スマホに転送して持ち運ぶこともできますが、やっぱりソニー機器同士の連携には敵いません。
関連記事:nasneに録画した番組をiPhone、Androidに転送する方法【書き出し/持ち出し・ワイヤレスおでかけ転送】
Xperia XZ2 Compact(SO-05K)を触ってみての感想
個人的にはXZ2同様、丸みを帯びたデザインのXperiaはあんまり好きじゃない。。
Xperiaに新鮮さを求めたい人向けの端末
兄弟機のXZ2(SO-03K)のレビューでも同じことを書いたのですが、個人的には今回のXperiaのデザインはあんまり好きになれないです。。
自分の中ではやっぱりXperia=カクカクスタイル、というイメージが頭の中にあるので…
今後はXperiaもこの丸みを帯びたスタイルが続くのかもしれませんし、これまでのXperiaにマンネリを感じていた人からすると新鮮味があって面白い端末かもしれません。
厚い&重いのはデメリットだとは思いますが。。
ただ丸みを帯びたデザインは持ちやすく、特に今回レビューしたCompactはかなり手にフィットします。
Xperiaは持ちにくいという理由で避けていたという人は購入の選択肢になるかもしれません。
ディスプレイやカメラ、スペックは確実に進化している小さくても凄いやつ
何度も書いていますが、スペックは現行最強です。
何より先代のXZ1 Compactから進化が大きいのはディスプレイです。
コンパクトボディを保ちながらも5.0インチまでディスプレイサイズは大きくなり、解像度はフルHD+、HDRにも対応しています。
下り最高速度988Mbps以外はチップセットなどの中身からカメラまで基本的にXZ2と同じで、Antutuベンチマークのスコアも記事作成時は一番高いスコアとなっていました。
ワイヤレス充電には対応していませんが、そこは問題ないという人はスペック面は一切気にする必要はないと思います。
むしろスペックで選んでもいいくらいかも。
XZ2シリーズには上位モデルXZ2 Premiumがありますが、コンパクトボディがいいという人でスマホの買い替えを検討している人は↑のレビューを読んでもらってXZ2 Compactも検討してみてください。
コスパまで含めて正直に書くと… 安売り中のXZ1 / Compactの方がいいかも
最初にも書きましたが、正直なところ、ドコモのXperiaを今購入するのであれば『Xperia XZ1(SO-01K)』や『 XZ1 Compact(SO-02K)』が機種変更でも安くなっています。
もちろんXZ2 Comppactは最新機種でXZ1 Compactと比べるとディスプレイやカメラが大きく進化したなどの魅力もありますが、価格差と機能差などを考えるとXZ1シリーズでもいいかも…というのが率直な感想でもあります。
XZ1、XZ1 Compactも以前、同じようにレビューしているのでどちらを購入しようか迷っている人は比較対象として参考にしてみてください。
[関連記事]
・Xperia XZ1実機レビュー – ドコモ版『SO-01K』
・Xperia XZ1 Compact実機レビュー – ドコモ版『SO-02K』
・【値下げ】ドコモXperia XZ1シリーズが機種変更でも安い!
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このXperia XZ2 Compact実機レビュー – ドコモ版『SO-05K』を使ってみた。スペックは申し分なし!小さくて丸いスタイルは好みの別れる端末の最終更新日は2018年6月28日です。
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