カナル型のApple謹製イヤホン「AirPods Pro」を買ってみたので実機レビューしてみました。音質は?進化した点は??
最終更新 [2019年10月30日]
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キーワード:AirPods, AirPods Pro, AirPods with Wireless Charging Case, Apple, Bluetooth, イヤフォン, イヤホン, レビュー, ワイヤレスイヤホン,
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AirPods Proの実機レビューです。
2019年10月に突然発表⇒即発売となったAppleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を発売日にゲットすることができました。
アクティブノイズキャンセリングを搭載したカナル型のイヤホンでデザインも一新されています。
また、ケースはワイヤレス充電に対応しており、こちらも従来のAirPodsとは異なる形のケースとなっています。
発売前はiPhoneと同じカラーラインナップで登場するなんていう噂もありましたが、結局これまでのAirPods同様「ホワイト」のみです。
早速iPhone 11 Proとペアリングして色々と使ってみたのでAirPods Proの実機レビューや操作方法&初代AirPodsとの比較を書いてみました。
AirPods Proが気になっている人はレビューをチェックしてみてください。
AirPods Proのスペックや従来機からの変更点など
スペックおさらい
製品名 | AirPods Pro |
---|---|
型番 | MWP22J/A |
価格 | 27,800円(税込30,580円) |
予約開始日 | 2019年10月29日(火) |
発売日 | 2019年10月30日(水) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
AirPods Pro:30.9mm×21.8mm×24.0mm Wireless Charging Case:45.2mm×60.6mm×21.7mm |
重量 | AirPods Pro:5.4g Wireless Charging Case:45.6g |
オーディオテクノロジー | ・アクティブノイズキャンセリング ・外部音取り込みモード ・アダプティブイコライゼーション ・均圧のための通気システム ・専用の高偏位Appleドライバ ・専用のハイダイナミックレンジアンプ |
チップ | H1ベースのSiP(System in Package) |
耐汗耐水性能 | 耐汗耐水性能(IPX4) |
通信機能 | Bluetooth 5.0 |
充電ケース | Qi規格の充電器とLightningコネクタに対応 |
バッテリー | 【AirPods Pro】 ・1回の充電で最大4.5時間の再生時間(アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間) ・1回の充電で最大3.5時間の連続通話時間 【AirPods Pro with Wireless Charging Case】 ・24時間以上の再生時間 ・18時間以上の連続通話時間 ・充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間 |
センサー | ・デュアルビームフォーミングマイクロフォン ・内向きのマイクロフォン ・デュアル光学センサー ・動きを感知する加速度センサー ・音声を感知する加速度センサー ・感圧センサー |
対応OS | ・iOSの最新バージョンを搭載したiPhone、iPod touchのモデル ・iPadOSの最新バージョンを搭載したiPadのモデル ・watchOSの最新バージョンを搭載したApple Watchのモデル ・macOSの最新バージョンを搭載したMacのモデル ・tvOSの最新バージョンを搭載したApple TVのモデル |
詳細 | https://www.apple.com/jp/airpods-pro/ |
販売店情報 | ・Apple公式オンラインストア ・Amazon ・ビックカメラ ・ソフマップ ・ヤマダ電機 ・ケーズデンキ ・Joshinネットショッピング ・ノジマオンライン ・ヨドバシカメラ ・auオンラインショップ |
AirPods Proのスペックは↑な感じ。
従来のAirPodsや有線のEarPodsは、イヤーチップ自体がなかったため、1つのデザイン/サイズしかなく、装着した時に耳にフィットしないという人もいました(自分もそうでAppleのイヤホンはこれまで使いたくても使うのが難しかったです。。)
AirPods Proはカナル型が採用されている&3つのサイズのイヤーチップが同梱されているので自分の耳に合うものを選択することができます。
見た目も装着感もガッツリ変わっています。
ついにノイズキャンセリングを搭載。音質もアップ
従来のAirPodsと見た目以外で大きく違う部分は「アクティブノイズキャンセリング」を搭載していることです。
これに伴い、外部音取り込みモードも搭載されています。
また、アダプティブイコライゼーションにより高偏位で歪みの少ない専用ドライバがパワフルな低音を再生できます。
従来のAirPodsよりも音質アップということになります。
ケースの形も進化。ワイヤレス充電にも対応
Proになって形が変わった(横長になった)ケースはもちろんQi規格のワイヤレス充電に対応しているAirPods Pro with Wireless Charging Caseです。
もちろんLightningコネクタでの充電もOKです。
Bluetoothバージョンは5.0、耐汗耐水性能のIPX4となっています。
価格は、税込30,580円。
販売店舗や在庫状況などの詳細は↓の記事にまとめているのでチェックしてみてください。
AirPods Pro実機レビュー – 初代AirPodsと比べてみた
AirPods Proの同梱品
・AirPods Pro本体
・Wireless Charging Case
・シリコーン製イヤーチップ(3サイズ)
・Lightning USB-Cケーブル
・マニュアル
AirPods Proの同梱品は↑な感じ。
ケースはワイヤレス充電に対応していますが、ワイヤレス充電器は付属してない&ライトニングケーブルも付属していますが電源アダプタは入っていないのでご注意を。
3サイズのイヤーチップも同梱
従来のAirPodsにはなかったイヤーチップが同梱されています。
3サイズと選択肢は多くはありませんが、従来のAirPodsとは違い、自分の耳のサイズにあったものをある程度選択できるようになっています。
ちなみにこのイヤーチップは、Apple特有のもので現状はサードパーティー製のものは利用できないようです。
また、紛失や破損に見舞われたとしても買い替えることができるとのこと。
販売価格は4ドルらしいので日本だと500円前後で販売されると思われます。
AirPods Proの本体のデザイン
AirPods Proの本体です。
カナル型なので今までのAirPodsとは全く違うデザインとなっています。
今までのAirPodsは「うどん」と言われていましたが、AirPods Proは「ドライヤー」とか「マダツボミ」とか言われているようです。。
ついに耳にフィットしたAppleのイヤホン!
これまでのAppleのイヤホン(AirPods、Ear pod)は自分の耳にはフィットせず、つけていても外れることが多々ありました。
なので基本的にiPhoneでは、他のイヤホンを使うことが多かったです。
AirPods Proはイヤーチップが耳にフィットするので、少々激しく動いても耳からイヤホンが落ちることはなさそうでした。
やっとAppleのイヤホンがフィットしました!
初代AirPodsとのデザイン、サイズ比較
初代AirPodsと並べてみました。
Proの方が本体は明らかに短くなっていて、イヤホン部分は少し大きく膨れたようなデザインになっています。
ワイヤレス充電に対応したAirPods Proケース(AirPods Pro with Wireless Charging Case)
横長のデザインになったAirPods Proのケース。
初代同様、ケース正面中央に小さいLEDランプが搭載されています。
もちろんワイヤレス充電に対応しています。
ケーブル充電の場合は、下部のライトニングコネクタを使用します。
初代AirPodsケースとのデザイン、サイズ比較
ケースも初代AirPodsのものと並べてみました。
実際に並べるとデザイン、サイズが全く違います。
Proの方が大分大きく見えます。
厚さはほぼ同じです。
iPhoneとの接続方法(初期セットアップ手順)
Proになっても従来のAirPods同様、iPhoneとのセットアップは一瞬で終わります。
ケースを開けるとiPhone側にペアリングの設定が表示される⇒タップするだけです。
ケースを開けるだけで完了しますが、よくわからないという人は↓に詳細を書いているのであわせて読んでみてください。
ちなみにAirPodsは、WindowsやAndroidスマホでも普通のBluetoothイヤホンとして利用可能です。
AirPods Proと初代AirPodsの音質の違い&ノイズキャンセリング
低音はProの方が確実に響く。ただ音質だけを求めて買い替える必要は…
CDからiTunesに取り込んだ楽曲を使用して音質比較してみました。
「アダプティブイコライゼーション搭載によりパワフルな低音が出る」と発表されている通り、たしかに低音はAirPods Proの方がどっしりと出ていました。
ただ高音などはそこまで大きく違いはないのかな?というのが個人的な感想です。
どっしりした低音で音楽を聴きたいと求めている人にはいいと思いますが、AirPodsから音質アップだけを求めてAirPods Proに30,000円払って買い替える程のものではないのでは?と感じました。
あくまでも音質に関しては、楽曲はCDから取り込んだもの&素人の個人的見解として参考までにお願いします。
アクティブノイズキャンセリングを使ってみて
AirPods Proの特徴の1つ「アクティブノイズキャンセリング」
オンの状態にすると外の騒音をある程度カットしてくれます。
実際にノイズキャンセリングを試してみたところ、周囲の音が全く聞こえなくなるという訳ではありませんが、混雑している駅の中などでAirPods Proを装着してノイズキャンセリングをオンにしたときはかなり「シーン」となりました。
駅の中でなにげなくAirPods Proを装着した時にちょっと感動しました。
雑音のカットはかなりすごいです。
中低音を主にカットしているような印象で高音はノイズキャンセリングをオンにしていても聞こえてくる印象です。
めちゃくちゃうるさい場所にいって装着して完全に静かになるというわけではなく、流している音楽が小さめであれば人との会話もノイズキャンセリングをオンにした状態でもできます。
初期状態ではオンになっていました。
AirPods Proのボタンの役割をしている部分を長押しすることで外部音取り込みモード(ノイズキャンセリングをオフ)に切り替えることができます。
また、意味あるか微妙ですが、片耳のみAirPods Proを装着した状態でもいちおうノイズキャンセリングをオンにすることはできます。
[関連記事]
・【AirPods Pro】ノイズキャンセリングの切り替え方法まとめ
・【AirPods Pro】片耳のみ装着時でもノイズキャンセリングをオンにする方法
ノイズコントロールは設定やテストができる
アクティブノイズキャンセリングなどのノイズコントロールは、少しだけですが設定やテストすることができます。
AirPods ProをiPhoneと接続した状態でiPhoneの設定 > Bluetooth > AirPods Proの横の「i」をタップします。
AirPods Proの設定が表示されます。
ノイズコントロールの部分でノイズキャンセリングのオン/オフやAirPods Proのボタンを長押しした時の動作の変更、イヤーチップ装着状態のテスト実行などが行えます。
イヤーチップ装着状態テストの実行手順や結果などは↓の記事に書いているのであわせてチェックしてみてください。
AirPods Proは音漏れが少ないのがいい!
AirPods Proはカナル型のため、音漏れはほとんどしませんでした。
これまでのAirPodsは、音量を上げると音漏れするので周りを気にしていましたが、Proならある程度気にしなくても大丈夫だと思います。
AirPods Proの操作方法
イヤホン下部にボタンとなる部分あり。指で挟みこむように持つと反応
↑の部分がAirPods Proのボタンの役割として動く部分となります。
耳に装着している時にこの部分を指で挟みこむように持って押し込むとボタンとして機能します。
ボタンを押した時のアクション
ボタン回数 | 実行アクション |
---|---|
1回押し | 再生、一時停止、電話に応答 |
2回押し | 次の曲にスキップ |
3回押し | 前の曲にスキップ |
長押し | アクティブノイズキャンセリング⇔外部音取り込みモードを切り替え ※設定次第では両モードのオフも可能 |
AirPods Proの操作はシンプルです。
ボタンでの操作は↑となります。
ボタンの他、音声コマンドで「Hey!Siri」も利用できます。
ちなみにこのボタンの触感(押す間隔や長押しの間隔)は任意で変更できます。
確実に進化したけど値段も上がったAirPods Pro
Apple謹製でカナル型がいいならPro一択
従来のAirPodsに満足しているという人は買い替える必要もないかも
AirPods Proの操作方法を含めたレビュー&初代AirPodsとの比較はこんな感じです。
個人的には従来のAirPodsよりも使いやすく(耳にフィットするので)、いろいろとできるのでいいイヤホンだと思います。
デザインもAppleらしいですし。
ただ、現在AirPodsを持っていて満足しているという人がわざわざ買い替えるものでもないのかな?とは思います。
価格も30,000円ちょっととワイヤレスイヤホンとしては高い部類に入ると思いますし。
カナル型になって登場したApple謹製のワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」
ワイヤレスイヤホンを買おうかな?と思っていた人は↑のレビューを参考にしてもらって購入を検討してみてください。
AirPods Proの販売店舗
ポイント還元などを考えてちょっとでもおトクに購入を
⇒ Apple公式オンラインストア
⇒ Amazon
⇒ ビックカメラ
⇒ ソフマップ
⇒ ヤマダ電機
⇒ ケーズデンキ
⇒ Joshinネットショッピング
⇒ ノジマオンライン
⇒ ヨドバシカメラ
⇒ auオンラインショップ(多分販売すると思います)
予約・購入できなかったらこちら
⇒ 楽天市場
⇒ Yahoo!ショッピング
⇒ ヤフオク!
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このAirPods Pro実機レビュー – スペックや操作方法など。初代AirPodsとの違いは?並べて比較してみたの最終更新日は2019年10月30日です。
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