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App Store機能が使える「iTunes 12.6.3」をインストール&使用する方法と注意点です。
App Store機能がなくなってしまったiTunes 12.7
アプリ管理どうするんだ?などいろいろと話題になりました。
記事作成時の現行の最新版は12.7となっていますが、ビジネスパートナー向けにiTunes 12.6.3という裏モノ(もちろん公式ですが)が存在しているとMacRumorsさんが記事にされていました。
一般ユーザー向けではなく、あくまでビジネスパートナー向けのようですが、誰でもインストールすることができてApp Store機能が使えるバージョンとなっています。
実際に入れてみたのでこのiTunes 12.6.3のインストール方法&注意点を紹介します。
※注意点もけっこうあるのでApp Store機能がどうしても欲しい!という人向けだと思います。
リンク:Apple Quietly Releases iTunes 12.6.3 With Built-In App Store
「iTunes 12.6.3」をインストールして使用する方法&注意点
ビジネスパートナー向けだが誰でも使える
インストール用ファイルをダウンロード
⇒ https://support.apple.com/en-gb/HT208079
↑がiTunes 12.6.3の説明を行っているAppleのページです。
このページ内にインストーラーのダウンロードリンクがOS別に用意されています。
■for Mac
https://secure-appldnld.apple.com/itunes12/091-33628-20170922-EF8F0FE4-9FEF-11E7-B113-91CF9A97A551/iTunes12.6.3.dmg
■for Windows 32bit
https://secure-appldnld.apple.com/itunes12/091-33627-20170922-EF8CB708-9FEF-11E7-8504-92CF9A97A551/iTunesSetup.exe
■for Windowsa 64bit
https://secure-appldnld.apple.com/itunes12/091-33626-20170922-F51D3530-A003-11E7-8324-03D19A97A551/iTunes64Setup.exe
注意点
既に12.7がインストールされている場合、一度アンインストールが必要
今回はWindowsでやってみたのですが、既に記事作成時の最新版である12.7がインストールされている場合は↑のようなエラーが表示され、12.6.3はインストールできませんでした。
12.7がインストールされている場合は、一度アンインストールが必要となります。
今後、新バージョンが公開された場合も自分で探してアップデートする必要あり
Appleの説明ページに「このバージョンをインストールした後は新しいバージョンのiTunesが登場してもアップデート&ダウンロードを促しません。手動でどうぞ」と書かれています。
12.6.3を使う=今後のアップデートは手動でチェック&インストールとなります。
インストール時にライブラリの再構築が必要だった
再構築せずに起動した場合、↑のように「ファイル[iTunes Library.itl]は新しいバージョンのiTunesで作成されているため、読み込めません。」というエラーが表示されてiTunesを起動することができませんでした。
なので今回はライブラリを再構築を行いました。
再構築後はライブラリ統合なども可能ですが、ライブラリ??という人やApp Store機能がどうしても使いたい!という人以外はあんまりやらない方がいいと思います。
公式モノではありますが、ライブラリの再構築などもあるので自己責任でお願いしますm(_ _)m
iTunesのライブラリに関しての詳細はApple公式をどうぞ↓
iTunes 12.6.3をインストールして起動する方法(Windows 64bit版でやってみた)
iTunes 12.7が入っている場合はアンインストール
12.7など新しいiTunesがインストールされている場合、まずアンインストールを行います。
12.6.3を普通にインストールしていく
ダウンロードしたインストーラーを実行して普通にインストールを開始します。
インストール自体は、正式版と特に違いはないです。
インストール完了後、とりあえず起動してみる
インストール完了後、まずは普通に起動してみます。
普通に起動できればOKですが、12.7などをインストールしていた場合はエラーが出て起動できないと思います。
エラーが出たらライブラリを再構築
↑のエラーが表示された場合はライブラリを再構築する必要があります。
Windows:Shiftキーを押しながらiTunesを起動
macOS:optionキーを押しながらiTunesを起動
各OSに沿ったやり方でiTunesアイコンをクリックして起動します。
「ライブラリを作成…」をクリックします。
新しく作成するライブラリのフォルダ名を決めて保存します。
iTunes 12.6.3が起動
バージョン12.6.3のiTunesが起動します。
window64bitバージョンは、12.6.3.6というバージョンでした。
App Store機能があればOK
iOS端末を接続してApp Store機能が確認できればOKです。
最新iOSのダウンロードには対応している
iOS 11.0.1状態のiPadを接続してみたところ、iTunes 12.6.3でも最新版のiOSがあるよ、という表示は出ました。
iOSをチェック、ダウンロードするのにはちゃんと対応しているようでした。
本当にApp Store機能が必要な人向けのiTunes
こんな感じでiTunes 12.3.6を使うことができます。
ただライブラリの再構築などが必要だったりしたので、本当にApp Store機能がどうしても欲しい!という人向けのiTunesだとは思います。
もちろん↑をやった後、ライブラリ統合など環境を復元すれば普通に使えると思いますが、興味本位というよりはマジで必要な人が入れるべきだとやってみて思いました。
[リンク]
・Apple Quietly Releases iTunes 12.6.3 With Built-In App Store
・Deploy apps in a business environment with iTunes
・iTunes ライブラリファイルについて
・iTunes メディアライブラリを管理およびバックアップする
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この【App Store機能が使える!!】裏バージョン?『iTunes 12.6.3.X』をインストールする方法、注意点などの最終更新日は2017年10月10日です。
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