最終更新 [2019年1月6日]
Windows10が搭載されているモバイル、ノートPCのバッテリー情報や劣化具合(最大容量)などが確認できるBattery reportの使い方です。

自分のメインPCであるSurface Pro 4のバッテリー持ちが悪くなってきました。。
かなりガンガン使っているWindowsマシンなのでしょうがないですが、明らかにバッテリーが劣化したんだろうなぁという感じです。
そこでWindows10標準の機能だけで使えるBattery reportを作成してバッテリーの劣化具合や情報を確認してみました。
Windows PowerShellを使いますが、特にWindowsに詳しくない人でも↓の手順のままやれば確認できるので、モバイルPCのバッテリー劣化具合が気になる人はやってみてください。
【Windows10】モバイル、ノートPCのバッテリー劣化具合や情報が確認できるBattery reportの作成方法&見方
PowerShellを管理者権限で実行

スタートメニューなどからWindows PowerShellを探して右クリックします。

「Windows PowerShell > その他 > 管理者として実行」をクリックします。

PowerShellの画面が表示されます。
PowerShellって何?という人でもバッテリー状態の確認はできるのでご安心を。
Battery reportを作成

powercfg /batteryreport
PowerShellの画面に↑をそのままコピーして貼り付けます。
Enterをクリックしてコマンドを実行します。

「バッテリ寿命レポートがファイルパスC:\WINDOWS\system32\battery-report.htmlに保存されました。」と表示されればOKです。
これでPowerShellでの操作は終了です。
保存されたファイルを確認
ファイルパスを変更してなければ「C:\Windows\System32」

作成されたbattery-report.htmlを探します。
ファイルパスを変更していなければ「C:\Windows\System32\battery-report.html」に保存されています。
htmlファイルなのでブラウザで開くことができます。
Battery reportでバッテリー状態、劣化具合を確認

DESIGN CAPACITY(デザイン容量):38,152mWh
FULL CHARGE CAPACITY(フルチャージ時の容量):35,415mWh
自分が今回計測したSurface Pro 4のバッテリーは↑の結果に。
そのPCの初期状態のバッテリー容量の目安となるデザイン容量が38,152mWhに対して、フルチャージした時の容量(FULL CHARGE CAPACITY)は35,415mWhとなっていました。
なので新品時と比べると約10%程度劣化しているということになります。
容量比の%だけでみると10%程度ですが、体感的にはもっと短く感じます。。
batteryreportでは直近のバッテリー利用時間やだんだん劣化してきている履歴なども確認できる





Battery reportは、バッテリーの劣化具合以外にも直近のバッテリー利用や減り方、購入時以降のフルチャージ時の容量のMAX値の履歴といった様々なバッテリー情報を確認することができます。
どのようなシーンで使っていたらバッテリーを多く消費するか?やいつ頃から劣化し始めたのか?など様々な情報がチェックできるのでちょっと面白いです。
自分のようにSurfaceなどWindows搭載のモバイル、ノートPCを利用しているという人は、時々↑のやり方でBattery reportを使ってバッテリー状態を確認してみてください。
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この【Windows10】モバイルPCのバッテリー劣化具合(最大容量など)を確認する方法 – Battery reportの使い方の最終更新日は2019年1月6日です。
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キーワード:batteryreport , PowerShell , Windows , windows 10 , ノートPC , バッテリー , バッテリーの状態 ,