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所得税などの国税をクレジットカードで納付する方法です。
[追記]
2018年もこの方法と全く同じやり方でクレカ納付ができます。
2017年から所得税などの国税がクレジットカードでの支払いに対応しています。
国税なので法人税や消費税、相続税などにも対応しています。
が、手数料が0.82%程度とめちゃくちゃ高い。。
ただその分、クレジットカードのポイント還元があるというメリットもあります。
概要や注意点、実際の納付方法やポイント還元の対象なのかなどを聞いてみて書いてみました。
所得税など国税をクレジットカードで支払う方法
利用できるクレジットカード
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARDとなっています。
TS CUBIC CARDは大人な事情のアレなので何ですが、国際ブランド5つにしっかりと対応しています。
国際ブランドが対応していれば基本的に支払いできます。
例えば「楽天カード」でもVISA、Master、JCBのどれかがついているので使えると思います。
支払うことができる税金の種類
・申告所得税及復興特別所得税
・消費税及地方消費税
・法人税
・法人税(連結納税)
・地方法人税
・地方法人税(連結納税)
・相続税
・贈与税
・源泉所得税及復興特別所得税(告知分)
・源泉所得税(告知分)
・申告所得税
・復興特別法人税
・復興特別法人税(連結納税)
・消費税
・酒税
・たばこ税
・たばこ税及たばこ特別税
・石油税
・石油石炭税
・電源開発促進税
・揮発油税及地方道路税
・揮発油税及地方揮発油税
・石油ガス税
・航空機燃料税
・登録免許税(告知分)
・自動車重量税(告知分)
・印紙税
対応している税目は↑
けっこうな種類の税金が対象となっています。
クレカで支払う場合の決済手数料
基本的に0.83%と高額
納付税額 | 決済手数料(税込) |
---|---|
1円~10,000円 | 82円 |
10,001円~20,000円 | 164円 |
20,001円~30,000円 | 246円 |
30,001円~40,000円 | 328円 |
40,001円~50,000円 | 410円 |
以降、10,000円ごと | +82円/1万円 |
手数料はこんな感じ。
1万円で82円かかると考えておけばいいと思います。
即計算してくれる公式ツールあり
↑の公式サイトで手数料の計算ができます。
100万円と入力してみると手数料は8,208円。。
恐ろしや高額税金&手数料。。
要確認!カード会社に税金の支払いはポイント還元対象なのか?対象なら何%還元か?を聞いた方がいい
JCBオリジナルシリーズのOkidokiポイントは対象だった
⇒ JCBオリジナルシリーズ(一般カード)
⇒ JCBオリジナルシリーズ(ゴールド)
⇒ JCBオリジナルシリーズ(プラチナ)
自分がメインで使っているクレジットカードはJCBオリジナルシリーズです。
サポートに問い合わせてみると「税金の支払いもOkidokiポイントの対象です」とのことでした。
楽天カードもスーパーポイント還元の対象
楽天カードにも聞いてみました。
こちらもポイント還元の対象で還元率は他の買い物同様1%ということでした。
自分が持っているカード2枚はどちらもポイント還元の対象でしたが、カードによっては税金の支払いなどはポイントが減るというものもあると聞いたこともあるので自分の持っているカード会社に絶対にお確かめください。
クレカ納付のメリットをいろいろ考えてみた
・決済手数料を上回ることができる還元率ならおトクに納付できる
・分割払いができる(カードによる&別途手数料がかかる場合アリ)
・24時間いつでも払える
・現金がでていく時間を遅らせることができる
こんな感じでしょうか?
所得税を分割で払ったり、現金が出ていくタイミングを遅らせるということもできると思います。
分割だとカードによっては別途で手数料がかかると思いますが。。
ちなみに後述していますが、分割払いの選択は国税の公式サイトで支払う時に選択できます。
まさかのリボ払いも用意されていました。。
【結論】クレジットカードで支払うなら0.83%以上還元されないと損
↑でメリットをいろいろと書いてみたりしましたが、金額のことだけを考えると0.82%程度の手数料を取られるのでそれ以上の還元率がないカードは損するということになります。
自分のメインのカードJCBはポイント還元対象ですが、還元率は0.5%なのでまぁ損します。。
一番上の還元率にステップアップしても0.8%らしいので基本的には損します。
楽天カードは1%なのでトクする計算となります。
スーパーポイントでOKなのであれば、楽天カードでの支払いをオススメします。
高いなぁ手数料。。
この手数料でも大丈夫!とかメリットの方が大きいという人はクレカ納付でいいと思います。
実際に支払う方法を紹介します。
支払い方法
国税クレジットカードお支払サイト
手元に納付書とクレジットカードがあればOK
↑の国税クレジットカードお支払サイトにアクセスします。
もちろん公式です。
注意事項を読み、「上記の注意事項を確認しました」にチェックを入れて一番下の「同意」をクリックして進みます。
自分の個人情報を入力します。
住所は郵便番号を入力すると自動的に入力されるタイプなので便利です。
納付先税務署の入力、納付税目の選択の項目もあります。
数字8ケタの整理番号は必須項目ではありませんでしたが、納付書を見ればわかるので納付書が手元にあれば入力しておけばいいと思います。
というか、かなり詳しい人じゃないと納付書がないと入力できないと思います。。
申告区分とかいろいろと入力する部分が多いので。
次にクレジットカードの情報を入力します。
ここで分割払いも選択できました。
■選択できた支払い回数
・一括払い
・分割3回
・分割5回
・分割6回
・分割10回
・分割12回
・リボ払い
セキュリティカードなどクレカ恒例の情報を入力し進みます。
↑の画像では省略していますが、入力した情報や税金の金額、クレジットカード情報などの最終確認が表示されます。
「納付」をクリックすれば、納付手続きの完了となります。
支払い自体はすげーサクッとECサイトで買い物する感覚でできちゃいます。
怖い。。
もちろん公式サイトなので危険ということはないとは思いますが。。
実際に所得税の支払いのステップをやってみて、やっぱり一番のネックは手数料だと思います。
金額の他にも支払いを分割にできたり、現金が出ていくのを遅らせたりというのもありますが、損すると元も子もないような。
あんまりないですが、還元率が0.82%以上の手数料高めのクレジットカードを用意して支払うのが一番だと思います。
高還元率カードでも税金の支払いがポイント対象かどうかの確認だけはお忘れなく!
楽天カードもスーパーポイント還元の対象
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この【手数料高すぎ…】国税をクレジットカードで支払う方法 – 所得税の分割払いに対応してた。の最終更新日は2018年3月17日です。
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