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12V車のジャンプスターター機能を搭載した、もはやモバイルバッテリーかどうかも怪しいキワモノモバイルバッテリーAukey「PB-C2」の使い方・レビューです。
⇒ Aukey ジャンプスターター エンジンスターター 12000mAh モバイルバッテリー PB-C2
AukeyよりモバイルバッテリーAukey「PB-C2」のレビュー機会を頂きました。
PB-C2は、12,000mAhという大容量に加え、クルマやバイクなどのバッテリー上がりの際にエンジン再始動ができるジャンプスターター機能を搭載したモバイルバッテリーです。
(ジャンプスターターは12V車専用)
モバイルバッテリーなのでスマホやタブレットの充電ももちろんできます。
が、かなりデカいことやその機能から、カバンで持ち運ぶというよりは充電してクルマの中に置いておくとウィンターシーズンに特に重宝するかもしれない安心モバイルバッテリーとなっています。
もはやモバイルバッテリーに分類されるのかも怪しいキワモノAukey「PB-C2」の使い方・レビューです。
キワモノモバイルバッテリーAukey「PB-C2」の使い方・レビュー
Aukey「PB-C2」スペック
バッテリー容量 | 12,000mAh |
---|---|
最大出力(USB) | DC5V/1A・5V/2.1A |
ポート数(USB) | 2つ |
本体充電ポート数 | 1つ AC電源またはシガーソケット形状 本体側はMicroUSBではないので注意 |
本体サイズ(実寸) | 17.5×8.0×3.0cm |
重さ(実測) | 420g |
備考 | ↑の本体サイズに加え、ケーブルなどが全て入る付属のケース一式がセットと考えた方がいいと思います。 一式の総重量:950g |
付属品 | Micro USB充電ケーブル、本体充電用AC電源、本体充電用シガーソケット電源、クルマ用ジャンパーケーブル(クランプ形状)、説明書、日本語対応説明書、全てのケーブルを収容可能なケース |
第一印象としては「デカイ!」というのが本音でした。
クルマのバッテリーにかませるケーブルが入っているので一式で見ると大きくなってしまうのは当たり前なのですが、商品が届いた時に「あれ?モバイルバッテリーじゃなくね?」というくらいのサイズの梱包で届きました。
付属品としてジャンパーケーブル(ジャンプスターター用)とPB-C2本体を充電できるAC電源、シガーソケット電源が各種1本づつ、スマホなど充電用のMicroUSBケーブルが付属しています。
なによりやっぱりジャンプスターター機能!
PB-C2の特徴は、なんといってもやっぱりクルマのバッテリー上がりの際に助けてくれる「ジャンプスターター機能」だと思います。
本体サイドの「ENGINE START」のキャップを外すと中に付属のジャンパーケーブルの差込口が登場します。
ここにケーブルを差し込んで、後はクルマのバッテリーにつなぐだけでバッテリー上がりの際に仕事してくれます。
ジャンパーケーブルはマグネットではなくハサミタイプとなっています。
充電はDC12V車専用。24Vや6Vには使えないので注意!
PB-C2のジャンプスターター機能が使える車はDC12Vのみとなっています。
この記事でも「クルマやバイク」と書いていますが、バイクもビックスクーターなど12V車のみ使用できます。
6Vの単車などには対応していません。
赤がプラス、黒がマイナス。満充電で20回クルマのエンジンを始動できるらしい
PB-C2のジャンパーケーブルは「赤がプラス、黒がマイナス」となっています。
製品の公式説明によるとPB-C2が満充電の場合、クルマのエンジンを20回も始動できるとのこと。
心強い。
もちろんスマホやタブレットの充電もOK
2台同時充電も余裕でOK
モバイルバッテリーなのでもちろんスマホやタブレットの充電もOKです。
USB充電ポートは2つとなっていて、1つが1A、もう1つが2A出力となっています。
パワーは十分なモバイルバッテリーなので同時充電も余裕です。
容量は12,000mAhとなっていて、目安としては「iPhone6を4回以上」「iPhone5Sを4.5回以上」「iPad Air2を1回以上」の満充電ができます。
USBポートから充電する時は本体正面のボタンをワンタップ
USBポートに差し込んだスマホやタブレットを充電する時は、充電したい機器を接続した後に本体正面にある大きいボタンをワンタップします。
このボタンを押すと本体側面の青色のLEDが光り、本体の残りバッテリー容量を表示すると同時に接続した機器の充電が開始されます。
重い。完全に持ち運びには不向き
ただ、持ち運びには完全に不向きです。
本体だけを持ち運ぶ場合でも420gの重さがあります。
サイズもかなりデカいです。
このサイズであれば、最近は20,000mAhクラスの大容量バッテリーもありますし、12,000mAhであればもっとコンパクトなサイズのモバイルバッテリーも売られています。
PB-C2に関してはあくまでジャンパーケーブルと一緒という考えで、充電した状態でクルマの中に置いておくのがいいと思いますぜ。
本体の充電はAC電源またはシガーソケットから
PB-C2本体の充電は他のモバイルバッテリーと比べるとちょっと特殊です。
本体側面中央くらいにあるInputと書かれた差込口が本体充電用ポートです。
付属のAC電源またはシガーソケット電源から充電することができます。
かなり明るいライトも搭載。夜中にバッテリー上がりしたクルマの作業もこれがあればできちゃう
3パターンの点灯、点滅ができる。SOS信号も。
PB-C2の本体下部には大きめのLEDフラッシュライトが搭載されています。
本体正面の充電開始や本体のバッテリー容量をチェックできる大きいボタンを長押しすることで懐中電灯として使うことができます。
懐中電灯の点灯は3パターンあり、長押しで「点灯」、点灯した状態でワンタップすれば「遅い点滅」、さらにワンタップで「早い点滅」となります。
かなり明るく照らしてくれるので夜中にもクルマ作業ができる他、SOSモールス信号点灯としても使えるようです。
結論。クルマに乗らない人は不要。モバイルバッテリーというよりはクルマのお助けアイテム+スマホ充電と考えて
以上のようにモバイルバッテリーというよりは、クルマのバッテリー上がりの時に持っているとマジで役立つアイテムと思った方がいいと思います。
冬場などバッテリーあがりが起きやすい時期に備えておくといいアイテムです。
セット内容の一式も同梱のケースに全部収まりきるので、充電後はケースに入れてクルマの中に積んでおくのがベストな使い方だと思います。
正直、クルマに乗らない、スマホを充電するのがメインだというユーザーさんには不要なアイテムだと思います。
冬場のバッテリーあがりに備えあれば憂いなし
わざわざJAF的なサービスを使うことなく、PB-C2でとりあえずエンジンスタートしてクルマ屋さんまで行く、ということもできると思います。
PB-C2の価格は、この記事を書いている時点では6,000円ちょっとなのでJAFなどのサービスを利用するよりは安いかと。
ただ、バッテリーあがりを頻繁に起こす、走っても走ってもバッテリーが充電されないなどの場合は、PB-C2でエンジンスタートできたとしてもクルマ屋さんまで行ってバッテリー交換などの対応をオススメします。
備えあれば憂いなし。
バッテリーあがりが不安な冬場には、愛車にPB-C2を装備しておいてはいかがでしょうか?
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このクルマのバッテリーあがり時にエンジンスターターとして使えるキワモノモバイルバッテリーAukey「PB-C2」の使い方・レビューの最終更新日は2015年12月5日です。
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