2023年10月5日より、まずはPixelシリーズにAndroid 14アップデートがOTA配信開始!早速アップデートしてみた
最終更新 [2023年10月5日]
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Android 14にOSバージョンアップする方法です。
日本時間の2023年10月5日にAndroid 14のOSバージョンアップの配信が開始されました。
先代となるAndroid 13は2022年8月16日に配信がスタートしていたため、去年よりも2ヵ月程度遅れたアップデート配信ということになります(ただAndroid 12までは例年10月に配信されていました。13だけ配信が早かっただけです)
毎年恒例ですが、AndroidのメジャーアップデートはまずはPixelシリーズに配信されます。
手元のGoogleストアで購入したPixel 6 Proだと同日からアップデートできることを確認しました。
ちなみにAndroidは「10」からお菓子の名前が廃止されており、今回も「Android 14」が正式名称となります。
配信開始日はPixelシリーズのみに配信されていますが、今後は他社のAndroidスマホにも配信されます。
Android Developersの公式ブログでは、Galaxy、 iQOO、 Nothing、 OnePlus、 Oppo、Realme、シャープ、ソニ、Xiaomiなどの端末にも2023年後半にかけて順次提供予定と案内されています。
Android 14へのアップデート方法は「スマホだけでアップデートできるOTAアップデート」となっており、対象機種を持っていれば誰でもダウンロードしてインストールできます。
対象機種なのにアップデート配信されない場合の対処方法も紹介します。
注意!一部のアプリや機能は使えなくなる可能性もあるので要注意
【重要??Android端末をご利用のユーザーさんへ】
— IRIAM(イリアム) – 新感覚Vtuberアプリ (@iriam_official) October 4, 2023
Androidの最新OS「Android 14」が本日公開されました。
IRIAMでは本OSの動作の検証が完了しておりません。
Android端末のOSをAndroid 14にアップデートされた場合、IRIAMが正常に動作しない可能性がございます。…
メジャーアップデートの際の恒例ですが、配信が開始されたばかりの最新のAndroid OSにアップデートした場合は、現在利用できているアプリやゲームが利用できなくなる可能性もあります。
特に最新OSアップデート時にゲームアプリがプレイでききなくなるという報告が多いです。
メイン機種をAndroid 14にアップデートしようと考えている人は、いつも利用しているアプリやゲームがAndroid 14に対応しているかどうか?をX(旧:Twitter)や運営公式で事前チェックすることをオススメします。
メインのAndroidスマホをバージョンアップ予定、でも絶対に使わなくてはいけないアプリがあるという場合はちょっと様子見した方が無難です。
自分は早速Pixel 6 Proをアップデートしてみたので、この記事ではAndroid 14にアップデートする手順を紹介しています。
※Pixelシリーズ以外のAndroidスマホもOTA配信が行われれば基本的にこのやり方でOSバージョンアップできます。
Android 14にOSバージョンアップ(アップデート)する方法
OTA配信されていればAndroidスマホ単体で簡単にアップデートできる
Androidの設定を開きます。
「システム」をタップします。
「システムアップデート」をタップします。
アップデート対象機種なのに←のように「お使いのシステムは最新の状態です」と表示されている場合は「アップデートをチェック」をタップします。
なお、Android 13に最新のアップデートが適用されていない場合は、Android 14のアップデートが表示されず、Android 13と表示される場合もあります。
その場合は、まずはAndroid 13の最新アップデートを先に適用する必要があります。
対象機種でOSも最新の状態なのにAndroid 14のアップデートが表示されない場合はベータプログラムに参加してみるのもアリ
⇒ https://www.google.com/android/beta
Android 14アップデート対象スマホを持っているのになかなかアップデートファイルが配信されないという人は↑のベータプログラムに参加登録することでアップデートが素早く配信されます(画像はAndroid 13の時のものですが、同じ手順でOKです)
ただ対象機種であれば、そのうち配信されるのであまり気にしなくてもいいと思いますが…
OTAでAndroid 14が配信されている場合は←のように「Android 14 登場」と表示されます。
ちなみにAndroid 13搭載のPixel 6 Proの場合は、アップデートファイルが2.10GBとかなり大きいサイズでした。
Wi-Fi環境(モバイルネットワークでもアップデートできますが、使い放題のプランじゃない場合はWi-Fi推奨です)および時間に余裕がある時にどうぞ!
アップデートを進める場合は「ダウンロードしてインストール」をタップします。
Android 14アップデートのインストールが開始されます。
ダウンロードスピード100Mbpくらいの速度のWi-Fi環境で実行しましたが、それでもアップデートファイルのダウンロード完了&デバイスの最適化(この最適化が長い…)まで含めて1時間程度かかりました。
ダウンロード中であればスマホは普通に操作することができますが、スマホがスリープに入ったり、他の画面やアプリに切り替えて長い時間放置していたりするとアップデートが中断されて、手動で再開するまで停止することもあるのでご注意を。
再起動を選択するとインストール開始
アップデートファイルのダウンロード&インストールまで完了すると「今すぐ再起動」というボタンが表示されます。
これをタップするとスマホが再起動してAndroid 14にバージョンアップされます。
再起動後は←のように少しシステムアップデートの終了中と表示されます。
数分で終わるので待ちます。
こんにちはAndroid 14
Android 14へのアップデート完了です。
お疲れさまでした。
Android 14の主な新機能(Google公式)
■もっと自分らしさを表現
スマートフォンの色、ケース、ハードウェア、ソフトウェアのカスタマイズなど、デバイスは、あなたの個性を表しています。Androidでは、壁紙、スタイル、カラーパレットのテーマからボタンや背景に至るまで、実用的かつデザイン性の高い方法で、ユーザー自身を表現できるようにしています。そして今回、さらにカスタマイズできる方法を追加しました。
Android 14のアップデートされたカスタマイズ設定画面により、より簡単に壁紙を切り替えることができ、一目で見たいものに更新できるようになりました。自分だけのロック画面ショートカットを設定できるようになり、ロック画面からQRコードリーダーやGoogle Homeアプリなど、よく使う機能やアプリに直接ワンタップですばやくアクセスできます。
新しいロック画面のテンプレートから、自分のスタイルに最も合うフォントの種類、ウィジェット、色、構成を選択できます。さらに、AIを使用して状況に応じて画面を調整します。たとえば、天気が突然悪くなった場合、ロック画面の天気ウィジェットが強調されます。
Android 14では、クリエイティブなデザインで自分自身を表現することもできます。芸術的な才能は必要ありません。まずGoogle Pixel 8 / 8 Proで利用できるようになるAI壁紙では、事前に設定された候補をいくつか選択し組み合わせることで独自の壁紙を作成できます。
目に優しい、色味を抑えたスマートフォンが好みであれば、デバイス全体で最小限の色を洗練された美しいトーンにまとめる単色テーマを選ぶこともできます。
Androidのソフトウェアは、写真とカメラの品質の向上にも貢献しています。Android13のハイダイナミックレンジ(HDR)動画のサポートに続き、Android 14にはUltra HDRによるHDR画像のサポートが加わります。Ultra HDRは、鮮やかな色、より明るいハイライト、より暗いシャドウを引き出すことで、写真をより美しく仕上げられます。さらに、現在のスマートフォンの多くで利用できる優れたHDRスクリーンにより、Ultra HDRは元の画像の品質を変えることなく高解像度の写真を撮影して表示できます。
■健康に関するデータのセキュリティ細かく管理
アプリは、フィットネス、健康、睡眠などを測定するのに役立ちます。ただし、収集されるデータは特定のアプリごとに分離されていることが多く、データの可視性とその管理は制限されます。そこで、すべてのデータを1か所に保存し、プライバシーを一元管理する方法として、ヘルスコネクトをAndroid 14の設定に組み込みました。データはスマートフォン上で安全に暗号化されるため、Googleを含む他者が閲覧したり、他の目的に使用したりすることはできません。WEBGYM、Welby、あすけん、ユビーなどのお気に入りのヘルス&フィットネスアプリに接続して同期するだけで始められます。
また、アプリが自分のデータにアクセスを要求した際に、データがどのように使用されているのかを、より詳細に把握できるようになります。Android 14の新しいデータ共有アップデートでは、位置情報などの情報へのアクセスをアプリに許可するよう求められた場合、アプリが位置データを第三者と共有している際に通知が表示され、アクセスを許可するかどうかについてより多くの情報に基づいた決定を下すことができます。
Android 14のデジタル保護は、最も機密性の高い情報であるデバイスの暗証番号(PIN)にも適用されます。Android 14では、6桁のPINの設定が推奨されることで、PINセキュリティを強化しています。6桁以上の正しいPINを入力すると、デバイスのロックが自動的に解除されるため、[入力]ボタンをタップ入力する必要はありません。
■視覚障がい者、聴覚障がい者向けの追加機能
Android 14は、視覚障がいおよび聴覚障がいを持つユーザー向けにも多くの機能を搭載しました。Android 14で改良された拡大鏡はより直感的になり、ピンチ操作で拡大および縮小できるようになりました。新しい拡大鏡設定パネルでサイズを変更したり、拡大する画面の範囲をカスタマイズしたりすることもできます。また、アプリから別のアプリに移動するときに拡大鏡がオフにならないよう、Androidのアクセシビリティ設定で拡大鏡を「アプリを切り替えてもオンのままにする」を設定できます。
Android 14の文字サイズのクイック設定タイルにより、デバイス上のテキストの大きさをすばやく変更することもできます。大きいフォントを小さいフォントよりも細かな単位で拡大する非線形フォントスケーリングにより、読みやすさが向上します。これにより、すでに十分な大きさのテキストが必要以上に拡大されず、テキストが途切れたり、複数行に折り返されたり、ページレイアウトが崩れたり、といったことがなくなります。
聴覚補助の取り組みも更新しました。Android 14には、補聴器を接続して操作するためのより直感的な設定機能が備わっています。これには、ユーザー補助の補聴器の設定手順、わかりやすい音声出力設定、ショートカットから補聴器の設定にすばやくアクセスする機能などが含まれます。
同様に、通知音、呼び出し音、アラートも、ユーザーの要件に応じてカスタマイズすることができます。Android 14では、ユーザー補助と通知設定から「フラッシュ通知」をオンにして、通知が届いたときにライトを点滅させることができます。
Android 14の主な新機能は↑の通りです。
細かい部分は確実に進化しているものの、昔のメジャーアップデートの時のように新鮮な新機能などはあまりないという印象です。
Pixelシリーズなどを持っている人でAndroid 14に早速触れてみたいという人はアップデートしてみて
あんまり急いでない、絶対に使わないといけないアプリがあるなんていう人はちょっと様子見することを推奨
Android 12までの時と同じように10月に配信がスタートしたAndroid 14。
何度か書いていますが、Android 14を早速触ってみたい!という人はアップデートするのもアリですが、絶対に起動できなくなったらNGなアプリやゲームがあるという場合は、動作確認の公式案内を待ってからのアップデートすることをオススメします。
自分のPixelをAndroid 13⇒14に実際にアップデートしてみましたが、大きな変化やこれ必須だからアップデートする!と感じさせてくれるような機能は正直ありませんでした。
配信開始時は、まずはPixelシリーズでのみ利用可能と対象機種は少ないですが、対象のPixelを持っている人でOSバージョンアップしても問題ない!という人は紹介した手順でアップデートを実行してみてください。
Pixel以外のAndroidスマホは、各メーカーやキャリアからの発表を待つしかありませんが、対応すれば、記事で紹介した手順でPixel以外のスマホもAndroid 14へアップデートできるようになります。
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この『Android 14』にOSバージョンアップ(アップデート)する方法 – OTA・正式版アプデが配信されない時の対処方法もの最終更新日は2023年10月5日です。
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