2021年モデルのGoogle謹製スマホ「Pixel 6 Pro」を使い始めたので実機レビュー。最初からAndroid 12搭載&いろんな面白い+αな機能が詰まったスマホ
最終更新 [2021年11月5日]
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Google Pixel 6 Proを購入して色々と設定して使ってみたので実機レビューを書いてみました。
Google謹製のスマホ「Pixel」シリーズの2021年モデルとなる「Pixel 6 Pro」を購入して使い始めました。
Pixel 6 Proはソフトバンクからも発売されていますが、自分はGoogleストア直販でSIMフリー版のStormy Black(ブラック/128GB)を購入しました。
ちなみにauもPixel 6は取り扱っていますが、Proを取り扱っているキャリアはソフトバンクのみとなっています。
せっかく買った&いろいろと設定してAndroidのメインとして使い始めたので実機レビューしてみました。
Google純正のPixel 6 Pro用ケースも同時購入してみました。
Googleが独自開発したチップ「Tensor」搭載スマホ第一弾
Pixel 6 / 6 Proは、Googleが独自開発したチップセット「Tensor」を搭載したAndroidスマホです。
これまでのPixelは、Google謹製スマホではありましたが、チップセットはSnapdragonなどが搭載されていました。
今作からは、独自チップということもあって従来のPixelよりも使う前から楽しみでした。
この記事では、Google Pixel 6 Proの実機レビュー&Pixel 6やiPhone 13 Pro Maxとの比較&ついでに純正ケースもレビューを書いています。
Pixel 6 Proの購入を検討している人やPixel 6とどちらを購入しようか悩んでいる、iPhone Pro Maxとの違い/比較が気になるという人などは是非読んでみてください。
SIMフリー、キャリア版の価格やキャンペーンまとめ&比較は↓の記事をどうぞ。
Google Pixel 6 Pro(SIMフリー版)実機レビュー。無印のPixel 6やiPhone 13 Pro Maxと比べてみた
Pixel 6 ProとPixel 6のスペックおさらい、比較
スペック比較
Google Pixel 6 Pro | Google Pixel 6 | |
---|---|---|
メーカー | ||
サイズ | 高さ163.9mm x 幅75.9mm x 奥行き8.9mm | 高さ158.6mm x 幅74.8mm x 奥行き8.9mm |
重さ | 210g | 207g |
カラー | Cloudy White、Sorta Sunny、Stormy Black | Sorta Seafoam、Kinda Coral、Stormy Black |
OS | Android 12 ※最低3年間のOSとセキュリティのアップデート |
|
CPU | Google Tensor Titan M2 セキュリティ コプロセッサ |
|
メモリ(RAM) | 12GB | 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB | |
外部ストレージ | – | |
背面カメラ | トリプル背面カメラ 50メガピクセル(広角) 12メガピクセル(ウルトラワイド) 48メガピクセル(望遠) LDAFセンサー |
デュアルカメラ 50メガピクセル(広角) 12メガピクセル(ウルトラワイド) LDAFセンサー |
前面カメラ | 11.1メガピクセル | 8メガピクセル |
ディスプレイ | 6.7インチ | 6.4インチ |
解像度 | QHD+(1440 x 3120)LTPO OLED | FHD+(1080 x 2400)OLED |
5G | 対応 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) | |
Bluetooth | Bluetooth v5.2 | |
バッテリー容量 | 最小4,905mAh 標準5,003mAh |
最小4,524mAh 標準4,614mAh |
防水/防塵 | IPX8 | |
テレビ | 非対応 | |
FeliCa | 対応 | |
生体認証 | ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証 | |
材質 | ・傷が付きにくい Corning Gorilla Glass Victusのカバーガラス ・ふちなしのCorning Gorilla Glass 6 背面ガラスとテクスチャ加工の合金製フレーム ・IP68 準拠の防水、防塵性能 ・指紋が付きにくいコーティング |
|
SIMスロット | デュアルSIM(nanoSIMとeSIM) | |
ボタン | 電源ボタン、音量調節 | |
ポート | USB Type-C | |
ワイヤレス充電 | 対応 ※他のデバイスをワイヤレス充電も可能(バッテリーシェア) |
|
販売について | Googleストア(SIMフリー版):販売 ドコモ:- au:販売(Proの販売なし) ソフトバンク:販売 楽天:- |
|
価格 | 128GB:74,800円 256GB:85,800円 |
128GB:116,600円 256GB:127,600円 |
※価格はGoogleストアでの税込価格
Pixel 6とPixel 6 Proのスペックや価格比較はこんな感じです。
両モデルともチップセットは同じGoogle独自チップ「Tensor」を搭載しています。
写真&スペック表からもわかる通り、サイズもほぼ同じです(Proはエッジががったディスプレイで超狭ベゼル、無印は通常のディスプレイという違いはあります)
カメラ性能やメモリ量などは、もちろん「Pro」の方か高スペックとなっており、Proを購入しておけば間違いはないと思いますが、その分価格も高いです。
Proの方が4万円以上も高額になっているため、通常のPixel 6の方がコスパは間違いなくいいです。
【Google Pixel 6 Pro】開封の儀
最初だけ。ウワザのGoogleのポテトチップスが入ってた!
Googleストアで使える15%オフクーポンなども同梱
Googleストアで購入したPixel 6 Proが届きました~
— usedoor (@usedoor) October 27, 2021
意外と早くてビックリ!
話題のポテトチップス&Googleストアの15%オフクーポンなどいろいろ同梱されててちょっと嬉しい!
いろいろ楽しみです~
やっぱデカい。。 pic.twitter.com/GJ1TMiHZQP
多分最初だけだと思いますが、Pixel 6 Proと一緒に話題のGoogleのポテトチップスが入っていてちょっと嬉しかったです。
このポテトチップスは、Pixel 6シリーズから搭載される「Tensor」の「チップ」とかけたものとかなんとか。
またGoogleストアで使える15%オフクーポン(Pixelには利用不可)も入っていました。
Pixel 6 Pro自体の同梱品はとにかくシンプル。ケースはコンパクトでパッキングもされておらず、あまり高級感はない
・Pixel 6 Pro本体
・USB Type-C to Type-Cケーブル
・USB Type-C USB変換アダプタ(クイックスイッチアダプタ)
・SIMピン
Pixel 6 Proの同梱品は↑です。
以前は入っていた電源アダプタは同梱されていません(世の中の流れです。。)
USB Type-C to Type-Cケーブルと変換アダプタは同梱されています。
Pixelの化粧箱は相変わらず高級感などは感じられませんでした。
同梱のケーブルで前のスマホから簡単にデータがコピーできる
Pixelシリーズには、機種変更前の機種から超簡単にデータを転送(コピー)できるケーブルが付属しています。
このケーブルと変換アダプタを使って移行前スマホとPixel 6 Proを直接ケーブルで接続することで写真やアプリなどのデータをコピーすることができます。
このデータ転送のやり方は、↓の記事に詳しく書いているのでチェックしてみてください。
(記事はPixel 4の時のものですが、同じ手順でデータ移行ができます)
Pixel 6 Proの外観。とにかくデカい!iPhone Pro Maxシリーズとほぼ同じサイズ感
今回レビューしているのはPixel 6 ProのStormy Black(ストーミーブラック)
今回レビューしているのはGoogleストアで購入したSIMフリー版のPixel 6 Proです。
カラーはストーミーブラック、容量は小さい方の128GBモデルです。
ソフトバンク版も外観については変わりはありません。
(ソフトバンクで購入してもモデル型番やキャリアロゴは入っていません。)
サイドボタンは本体カラーと同色
Pixel 4のようにボタンだけ色が違うとか奇抜ではなくシンプル
自分は代々のPixelは基本的に「ブラック系」を購入しています。
Pixel 4は、本体がブラックでもボタンがホワイトのようなちょっと奇抜なデザインでした。
Pixel 6 Proに関しては、本体カラーとボタンが同色となっています。
個人的には、Pixel 4のボタンだけ色が違うのはあまり好きじゃなかったので嬉しいポイントです。
Pixel 6 Proのディスプレイ側・本体正面
ディスプレイ上部にパンチホール。ノッチなし
Pixel 6 Proのディスプレイ上部中央には、インカメラが埋め込まれたパンチホールがあります。
ノッチはありません。
ディスプレイ下部に画面埋め込み式の光学式指紋センサーを搭載
Pixel 6シリーズの生体認証は「指紋」です。
指紋センサーは、ディスプレイに埋め込まれている光学式センサーとなっています。
指紋認証が採用されていること自体は悪くないと思うのですが、残念なのが「指紋のみ」という点だと感じました。
どうせなら顔認証も搭載していて欲しかったです(マスクつけるご時世ということはわかっていますが…)
また、この指紋センサーがiPhoneのTouch IDや他のAndroidスマホに慣れていると感度が微妙と感じました。。
感度が悪いというか、指紋を認識するまでちょっと時間がかかります(センサーに指を置いておく時間が長い)
自分の場合は、↓で紹介している指紋の多重登録で体感レベルで指紋認証の精度が向上しました。
Pixel 6 Proの指紋認証が微妙だな…と感じている場合は試してみてください。
ベゼルは極狭でエッジがかったディスプレイが広い!
Pixel 6 Proのディスプレイは、再度がエッジががった曲線で極狭ベゼルとなっています。
ここが無印のPixel 6と異なる部分です(無印の方は通常の平面ディスプレイ)
これによりめちゃくちゃ画面は広く使えます。
端がエッジががっていますが、特に触れて誤動作などもありません。
Pixel 6 Proの背面
めっちゃ飛び出した横長のユニットに搭載されたトリプルカメラ
これまでのPixelからガッツリ変わった背面のメインカメラが搭載されています。
特徴的な横長のカメラユニットにPixel 6 Proはトリプルカメラという構成です(無印のPixel 6はデュアルカメラ)
カメラの機能や詳細は後述していますが、写真内の人や物を簡単に消せる「消しゴムマジック」という機能がすごいです!
横長のカメラユニットはビックリするくらい飛び出しています。
もはやそういうデザインです。
ケースを装着するとちょうどいい感じに
今回は、Google純正のソフトケースも購入してみました。
ケースを装着するとカメラユニット部分がちょうどいい感じになります(ただしカメラユニット部分の保護はなし)
純正ケース以外でも、ケースを装着すればこういう感じになると思います。
背面素材は光沢のあるガラス。ストーミーブラックはグレーっぽいカラー
Pixel 6 Proの背面は、レビュー時の段階で「ゴリラガラス史上最高のタフさ」を備えたGorilla Glass Victusというガラスが採用されています(ちなみにディスプレイ面も同じGorilla Glass Victusを採用。Pixel 6は背面がGorilla Glass 6)
ちょっと質感はプラスチックっぽい感じもしますが、光沢ありで十分高級感もあると思います。
ストーミーブラックは、ブラックという名前がついていますが、濃いグレーという感じのカラーです。
相変わらず指紋はめっちゃ目立ちます。
背面中央に定番の「G」ロゴ
背面中央にGoogleの「G」ロゴが入っています。
Google謹製にしか入ってないロゴなのでちょっと特別感があります。
Felica搭載&ワイヤレス充電搭載だけどマークなどは一切なし
もはや当たり前になってきていますがFelica、おサイフケータイに対応しています。
が、NFCおよびFelica、ワイヤレス充電のアイコンやマークは本体には一切入っていません。
もちろんFelicaもワイヤレス充電もそのまま使えるのでご安心を。
Pixel 6 Proのサイド面
メタルフレーム採用で高級感あり!
Pixel 6 Proのサイドフレームは、メタルフレームが採用されています。
背面からサイドにかけての段差も少なくいい感じに仕上がっていると思います。
物理ボタンは本体右サイドに電源とボリュームのみ
従来のPixel同様、物理ボタンは本体右サイドに集まっています。
集まっているといっても、上から電源ボタン、ボリュームボタンのみというシンプルな構成です。
本体上部はスピーカー穴のみ
Pixel 6 Proの上部はスピーカー穴のみとなっています。
なので触ることもないと思います。
本体上部のアンテナ(?)がちょっと残念… 黒だと目立ちづらいけど白だと…
上部のアンテナ(?)の部分が色が変わっているのがちょっと残念に感じます。
ストーミーブラックだと目立ちづらいですが、本体カラーがホワイトのPixel 6 Proだとサイドのメタルフレームが銀色⇒アンテナ部分は白とかなり目立ちます。。
本体左サイドにSIMカードスロット。SDカードはもちろん非対応
本体左サイドにSIMカードスロットが搭載されています。
そしてPixelシリーズは、やっぱりSDカードは利用できません。
また、Pixel 6 ProはデュアルSIMに対応していますが、物理SIMが2枚挿さる訳ではありません。
デュアルSIMを利用する場合は、あくまでも1枚の物理SIMとeSIMとなります。
Pixel 6 ProのデュアルSIMについては、後述しています。
本体下部にType-Cポートとスピーカー。イヤホンジャックなし
本体下部に充電用のType-Cポートが搭載されています。
もはや当たり前になってきましたが、イヤホンジャックは非搭載です。
Pixel 6 Proのデザイン外観まとめ&感想
昔のGalaxy Noteに似ている気も… デカいスマホだけどかなり持ちやすいのはたしか
Pixel 6 Proのデザイン・スタイルは、個人的には高級感があってカッコイイと感じました。
サイズ感、ディスプレイサイドのエッジ、超狭ベゼルなど全体的なスタイルを見るとGalaxy Noteに似ているな…という印象もあります(ちょっと古いGalaxy Note8にすげー似てる気がする)
Pixel 6 Proの中身をチェック
Antutuベンチマークスコアは「582459」
Google独自チップ「Tensor」のスコアはこんな感じ
今回もAntutuを使ってベンチを測ってみました。
結果は「582459」というスコアでした。
何度も書いていますが、Pixel 6シリーズからはGoogleが独自開発したチップ「Tensor」が搭載されています。
比較対象が少し前の機種になりますが、Snapdragon 865を搭載したXperia 5 IIのAntutuベンチマークスコアは「432393」だったことを考えると十分なスコアではないでしょうか?
参考までに過去に計測した端末のスコアは↓な感じです。
■ハイエンドモデル
Xperia 5 II:415722
Xperia 1 II:424253
AQUOS R 5G:572299
Galaxy S20:527592
Galaxy Note10+:465279
Google Pixel 4:389110
Xperia 5:415722
Xperia 1:354409
■ミドルレンジモデル
LG style3:292952
OPPO Reno3 A:182748
AQUOS sense3:113926
Xperia Ace:88014
※全て実測値
当たり前かもしれませんが、Pixel 6 Proの動きはマジでヌルヌルサクサクです。
また後述していますが120Hzディスプレイをオンにして利用するとよりヌルヌルと動きます。
SIMフリー版は無駄なプリインストールアプリは一切ナシ
やっぱりPixelはコレが最高!
これがGoogle謹製スマホのいいところです。
プリインストールアプリやカスタムされたアプリが一切入ってないということ。
起動後に機種変更前のスマホとケーブル接続してアプリを持ってくればセットアップ完了です。
不要なプリインストールアプリを手動削除するという手間は一切かかりません。
やっぱこれに関しては最高です!
ストレージ容量は128GBと256GBモデルの2種類
SDカードは使えないのでガンガン使うなら256GBモデルを購入した方がいいかも
歴代PixelシリーズはSDカードが利用できません。
Pixel 4の時は最小モデルは64GBだったので、その辺と比べるとストレージ容量は最小モデルでも倍増しています。
自分の場合、前の機種からアプリのみを移行させただけですでに38GB程度使用してしまいました。
写真をよく撮影するユーザーさんや音楽を入れたりダウンロードしたりするという人は、256GBモデルの方が間違いないと思います。
Pixel 6 Proもバッテリー持ちが不満。。
バッテリー容量自体は大きくなっているけど電池の減りも速い。。
歴代のPixelシリーズで不満だった「バッテリー持ち」
←は完全放置している時のものですが、放置でもけっこう電池が減ります。
Pixel 6 Proは5,003mAh(標準)という大容量バッテリーを搭載しているのでかなり期待していたのですが、正直そこまでバッテリー持ちはよくありません。
普段iPhone 13 Pro Maxをメインで利用しているため、どうしてもこれとの比較になってしまう⇒バッテリー持ちが良すぎるiPhone 13 Pro Maxに慣れているのでPixel 6 Proの電池持ちがヤバく感じるというのもありますが、操作していると目に見えて電池が減っていきます。
過去最高クラスのヤバさで電池がガンガン減っていったPixel 4よりは俄然マシですが、スマホをガンガン使うという人は1日しか持たないと思います。
Pixel 6 Proの特徴でもある120Hzディスプレイをオフにすることでバッテリー消費を抑える設定もあります。
関連記事:【Pixel 6 Pro】画面を120Hzのリフレッシュレートで動作する、逆にオフにして電池持ちをアップさせる方法
充電は高速!30W急速充電で約30分で50%程度はチャージできる
電池持ちはよくないと書きましたが、Pixel 6 Proの充電は、30W急速充電に対応(ただしアダプタは別売り)しており、約30分で半分程度くらいまでなら即充電できます。
ワイヤレス充電も最大23W(ただしPixel Stand(第2世代が必要)となっています。
減るのは早くても充電も速いAndroidということになります(良い充電環境があればの話ですが…)
ちなみにAndroid 12からはアダプティブ充電という機能が用意されており、これがオンだと逆に充電が遅くなる点にはご注意を。
使っていると本体はけっこう発熱して熱くなる…
Pixel 6 Proを普通に使っていろいろと操作しているとけっこう熱を持ちます。。
割と本体は熱くなるのでちょっとビックリしました。
Tensorが熱くなるのか、他の部分なのかは不明ですが、先述した電池持ちとも関係がありそうです。
OSアップデートとかでもう少し熱が落ち着いてくれればいいのですが…
初期OSはAndroid 12。デザインは11から大幅に変更
ウニョウニョ動くのが苦手な人はアニメーションをオフにしてみるといいかも
上下にぶち当たったときに、ミョンミョン?なるのがかわいい。 #Android12 pic.twitter.com/q9QFSXrEoI
— きょう_Uber配達員@東京/アドセンス/アフィ/副業 (@ky91485402) October 19, 2021
Pixel 6 Proの初期OSはAndroid 12です。
Android 12は「過去最大のデザイン変更」と呼ばれているように11からガッツリとデザインが変更されています。
以前のAndroidよりもアニメーションが強くなっているのも特徴です。
iOSのようにウニョウニョと動くのが苦手、気持ち悪く感じるという人はアニメーションをオフにしてみてください。
120Hzディスプレイをオンにすると
Pixel 6 Proの特徴の1つの「120Hzディスプレイ」
機能名では「スムーズディスプレイ」と呼ばれています。
この120Hzディスプレイをオンにすると(初期設定だとオンになっています)、めちゃくちゃヌルヌル動きます。
ポケモンGOでモンスターボールを投げるなどのモーションを行うと120Hzがオンの時とオフの時で全然動きが違います。
ちょっと不自然さを感じるくらいヌルヌル動くのが面白いです。
ただ120Hzをオンにして動かしていると明らかに電池持ちも悪くなります。
このスムーズディスプレイの設定は自分でオン⇔オフすることができるので自分のPixel 6 Proの使用環境にあわせて設定を変更してみてください。
関連記事:【Pixel 6 Pro】画面を120Hzのリフレッシュレートで動作する、逆にオフにして電池持ちをアップさせる方法
Pixel 6 Proのトリプルカメラで写真撮影してみた
0.7倍
1.0倍
2.0倍
4.0倍(通常)
写真撮影時にボタン一発で表示できる0.7倍、1倍、2倍、4倍で同じ場所を撮影した時の写真です。
写真自体は十分キレイ(当たり前ですが…)、ズームや超広角も十分実用レベルで撮影できます。
Pixel 6シリーズで使える写真内の人や物が消せる「消しゴムマジック」が凄い!
超簡単な操作で写真内からAIがうまいこと人や物を取り除いてくれる
撮影したまたはスマホ内に保存している写真に写っている人や物をAIを使って消し去ることができる「消しゴムマジック」も利用できます。
実際に使ってみましたが、超簡単操作で写真内の人や物がサクッとキレイに消せてちょっと感動しました。普通にすごいです。
「消しゴムマジック」は、今後は他のPixelでも利用できるようになるみたいです。
実際の使い方、写真内の人や物を消す方法は↓の記事に詳しく書いているのであわせてチェックしてみてください。
本体背面をダブルタップするとアクション実行やアプリ起動ができる『クイックタップ』が使える
iPhoneでも使える背面タップがPixelでも使える
「クリックタップ」というPixel本体の背面をポンポンっと2回タップすると設定しているアクションの実行やアプリ起動ができる機能が利用できます。
iPhone(iOS 14以降)でも同じような背面タップ機能がありますが、これが特別なアプリをインストールすることなく標準機能として使うことができます。
[関連記事]
・【Pixel】本体背面をダブルタップしてアクションを実行できる『クイックタップ』の使い方
・【iPhone】背面をダブル/トリプルタップしてアクションを実行できる『背面タップ』の使い方
Pixelがワイヤレス充電器になる『バッテリーシェア』機能がけっこう便利
他のスマホやAirPodsなどのイヤホンやアクセサリがPixelで充電できる
Pixel 6シリーズは「バッテリーシェア」に対応しています。
機能をオンにしてワイヤレス充電に対応した他のスマホやアクセサリをPixelの上に置くと充電ができます。
Pixelの電池持ち自体があまりよくないので、頻繁には使わないような気もしますが、いざとなった時には便利です。
iPhoneやAirPods、Pixel Budsなどを試しに充電してみましたが、普通にPixel 6 Proがワイヤレス充電器として利用できました。
Pixel 6シリーズのシャットダウンや再起動は電源ボタン長押しじゃない!
電源ボタン+音量アップキーまたはOS内からどうぞ
最初にちょっとビックリしたのが、電源ボタン長押し時の動作でした。
電源ボタン長押し⇒Googleアシスタントが起動します。
どうやって電源切るんだよ…と思っていたら、Pixel 6シリーズの電源関連は「電源+音量アップキー」でした。
またOS内からもシャットダウンや再起動メニューを表示することができます。
eSIMに対応!物理SIMとの組み合わせでデュアルSIMが使える
もちろん5G通信にも対応
Pixel 6 Proは、eSIMに対応しています。
また、もちろん超高速通信「5G」に対応しています。
5G通信まで含めて、物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIMでの運用ができます。
自分は、現在は物理SIMカードはドコモの「ahamo(アハモ)」、eSIMは「楽天モバイル(UN-LIMIT)」という組み合わせで利用しています。
余談ですが、この組み合わせであれば月間20GBまではahamoを利用⇒20GB超過時は楽天モバイルに切り替えという使い方ができます。
このSIMの組み合わせだと、ahamoだけでデータ容量が足りる月は楽天モバイルの基本料金は0円(月間1GB以下の場合)となり、かなりおトクに利用できます。
もちろん電話は両方の電話番号で受けることができます。
Pixel 6 Pro、Pixel 6、iPhone 13 Proを並べて写真で比べてみた
Pixel 6 Proと無印のPixel 6
Pixel 6 Proと無印のPixel 6の比較です。
大きさはほぼ同じということがわかります。
Pixel 6 ProとiPhone 13 Pro Max
Pixel 6 ProとiPhone 13 Pro Maxもほぼ同じサイズ感です。
横幅はほぼ同じで縦にPixelの方が長くなっています。
厚みもほぼ同じです。
スタイル的にPixelはカクカクしていてiPhoneは丸みを帯びているのでPixel 6 Proの方が細長く見えますが、実際に並べる(2枚目の写真はiPhoneの上にPixelを置いています)と横幅はほぼ同じです。
ちなみに持ちやすさは、サイドが細くエッジがかっているPixel 6 Proの方が断然持ちやすいです。
【おまけ】Google純正のPixel 6 Proケースレビュー
もちろんジャストフィット!背面カメラユニットの出っ張りがキレイに解消される
本体カラーにあわせた3色のケースが販売されている
最後に一緒に購入してみたPixel 6 ProのGoogle純正ケースを紹介します。
Pixel 6およびPixel 6 Proには、それぞれのカラーにあわせた3カラーの専用ケースが用意されています。
途中のカメラの部分にも書いていますが、ケースを装着することでカメラユニットの出っ張りが解消されてPixel 6 Proを置いた時にフラットな状態になります。
Google純正ケースはハード&ソフトのハイブリッドケース
当たり前かもだけどフィット感は完璧
カメラユニットの部分でも紹介しましたが、フィット感は完璧です。
ただ、ケースを装着してフラットになるという意味では、他のケースでも同じことが言えると思います。
Google純正品なのでフィット感は間違いないですが、デザイン的には本体カラーにマッチするカラーケースが用意されている&Googleの「G」ロゴが入っているくらいで、あとは他のケースと変わらない普通のハイブリッドケースです。
ただ別に高級感などはなし… これが3,630円は高いかな。。
Google純正ケースの価格は、定価3,630円(税込)です。
正直、ちょっと高いと感じるケースだと思います。
Appleもそうですが「純正だからしょうがない」ということもありますが、わざわざ純正ケースを選択しなくてもいいかなとは感じました(買っちゃったんですけどね…)
【まとめ】初の独自チップ「Tensor」を搭載したPixel 6 Proは楽しい&便利な機能も多いGoogle謹製スマホ
デカいAndroidスマホを使い倒す&遊びつくしたいという人向け
ただ新鮮さはそこまでない&価格は高い。。Tensorだけでいいなら無印の方でいいかも
以上が実際にPixel 6 Proを購入してメインのAndroidスマホとして使ってみての実機レビューです。
独自チップ「Tensor」で動作しているという点は、操作していても一切わかりません(何のチップセットでもそうだと思いますが…)
最初は、Tensorのおかげで「消しゴムマジック」などの機能が動くんだと思っていたのですが、他のPixelにも今後提供されるということなのでTensorだけができるものではないようです。
個人的な意見ですが、普段使いをする上では、正直Pixel 6 Proで新鮮さを感じることはできませんでした。。
手元の古いPixelをすでにAndroid 12にアップデートしていたこともあったと思いますが、カメラに感動もなく(写真自体は手軽にめちゃくちゃキレイな写真が撮影できます。けどiPhone 13 Pro Maxなど他のスマホに慣れていたため特に感動はなかった…)、120Hzディスプレイもヌルヌル動くのを体験した後オフにしてしまったり…
ただ全体的に見ると間違いなく完成度はかなり高いスマホだということは間違いないと思います。
5G通信、3眼カメラでの撮影、120Hzディスプレイ、Felica、防塵防水etc…と現在Androidの最新機種ができることはPixel 6 Proがあれば基本的にほぼ体験できるはずです。
まぁ最近登場するスマホに新鮮味を求める方が間違っているんだと思います(Galaxy Foldみたいに折り畳めるなどかなり新しいものじゃないと… 鳴れって怖い。。)
途中に紹介したようにPixel独自の面白い機能もたくさん搭載されています。
またキャリア版のようにプリインストールアプリが入っていなかったり、各種操作においてクセがないスマホに仕上がっていると思います。
ゲームを大画面でプレイしたい!というようなニースも満たしてくれるスマホです。
今使っているAndroidが数年前の機種で機種変更を考えている、大画面スマホにしたいなどという場合には十分候補に上がる機種だと思います。
Pixel 6 Proの購入を検討している人の参考になれば幸いです。
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このPixel 6 Pro実機レビュー – 初の独自チップ「Tensor」搭載スマホの実力は?Pixel 6やiPhone 13 Pro Maxと比べてみた。純正ケースも買ってみた!の最終更新日は2021年11月5日です。
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