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Xperia 10 IIの実機レビューです。
ドコモ版のXperia 10 II(SO-41A)にガッツリ触れる機会があったので実機レビューをしてみました。
Xperia 10 IIは、2020年6月発売のミドルレンジモデルのXperiaです。
Xperia誕生から10周年となる時期に発売される記念の1台でもあります。
「II」の読み方は「マーク・ツー」です。
兄弟機に名前が似ているXperia 1 IIがありますが、こちらは5G対応のハイスペックのフラッグシップモデルです。
この記事でレビューしているXperia 10 IIは、コスパに優れたミドルレンジスペックのモデル(5Gは非対応)となっています。
ドコモ、au、ワイモバイルから発売される2020年春モデルのXperia
Xperia 10 IIを販売するキャリアは、ドコモ、au、ワイモバイルです。
ドコモ版が「SO-41A」、au版が「SOV43」、ワイモバイル版は型番なしとなっています。
ドコモとワイモバイルは、ブラック / ホワイト / ミント / ブルーの全4カラーを販売しますが、auだけブルーを取り扱っておらず残りの3カラーでの販売となっています。
どのキャリアで購入するかによってロゴ配置など若干の違いはありますが、各キャリア版とも中身のスペックやできることなどは同じなので、au版(SOV43)やワイモバイル版の購入を検討している人もこの記事のレビューを参考にしてみてください。
ドコモ版のSO-41Aは「スマホおかえしプログラム」対象外。低価格がウリ
ドコモのXperia 10 II(SO-41A)は、スマホの購入サポートの1つスマホおかえしプログラムの対象外となっています。
このプログラムは、基本的にハイスペック端末で価格が高いモデルが対象となるもので、Xperia 10 II(SO-41A)は販売価格が4万円ちょっとということから対象にはなっていません。
各キャリアの販売価格やキャンペーン
各キャリアから販売されるXperia 10 IIの価格や割引、キャンペーンなどは↓の記事にガッツリまとめています。
どのキャリアでも大丈夫だけどできるだけXperia 10 IIをおトクに購入したいという人は、キャンペーンや割引を比較することでおトクに購入することができるのでチェックしてみてください。
前置きが長くなりましたが、ここからXperia 10 II(ドコモ版:SO-41A)の実機レビュー&スペックまとめです。
今回実機レビューしたXperia 10 IIのカラーはドコモとワイモバイルから発売される「ブルー」です。
Xperia 10 IIのスペックおさらい
この価格で3眼カメラを搭載!6.0インチで手に馴染む扱いやすいハンドフィットサイズのXperia
5Gは非対応。ミドルレンジスペック
モデル名 | ドコモ版:Xperia 10 II SO-41A au版:Xperia 10 II SOV43 ワイモバイル版:Xperia 10 II A001SO |
---|---|
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665(オクタコア)2.0GHz/4+1.8GHz/4 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
メインカメラ | ①16㎜(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.2 ②26㎜(標準):有効画素数約1200万画素/F値2.0 ③52㎜(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.4 |
フロントカメラ | 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
ディスプレイ | 約6.0インチ(有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile) |
解像度 | 2520×1080(FHD+) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver5.0 |
防水 | IPX5/IPX8 |
防塵 | IP6X |
バッテリー容量 | 3600mAh |
サイズ | 約69mm×約157mm×約8.2mm |
重さ | 約151g |
カラー | ドコモ版:ブラック、ホワイト、ミント、ブルー au版:ブラック、ホワイト、ミント ワイモバイル版:ブラック、ホワイト、ミント、ブルー |
テレビ | フルセグ:非対応 ワンセグ:非対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
生体認証 | 指紋 |
オーディオジャック | あり(3.5mmオーディオジャック) |
ハイレゾ | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
ポート | USB Type-C |
Xperia 10 IIのスペックは↑です。
THE「ミドルレンジ」という感じのスペックです。
基本スペックは、Qualcomm Snapdragon 665のチップセット&4GBメモリ、内蔵ストレージは64GBとなっています。
最近のAndroidのハイスペック端末と見比べるとどうしても見劣りするスペックです。
グラフィックがキレイなゲームをガンガンプレイするようなハードな用途ではなく通常使いであれば問題ないスペックですが、ちょっとハードな作業を行うと動作がモッサリ感じられることもありました。
この価格でもトリプルカメラを搭載
Xperia 10 IIの注目ポイントの1つはメインカメラが3眼カメラということです。
4万円台と販売価格は安い部類に入るAndroidスマホですが、背面にしっかり3つのカメラが搭載されています。
搭載されているカメラは上から
16mm超広角カメラ:約800万画素/F値2.2
26mm標準カメラ:約1200万画素/F値2.0
52mm望遠カメラ:約800万画素/F値2.4
となっています。
画素数やF値はそこまでという感じですが、この価格帯のスマホでこのカメラはかなり嬉しいポイントだと思います。
カメラユニットは、Xperia 1 IIなどと同じように背面の左上に配置されています。
21:9の6.0インチ有機ELディスプレイを搭載
Xperia 10 IIの注目ポイントの2つは「ディスプレイ」だと思います。
最近のハイエンドXperiaにも採用されている2つのアプリの同時操作が快適に行える縦長の21:9ディスプレイを採用しています。
ディスプレイサイズは、約6.0インチで有機ELです。
ソニー必殺のトリルミナスディスプレイ for mobil搭載となっています。
3.5mmイヤホンジャックが復活!
Xperia 1 II、Xperia 1 IIとも3.5mmイヤホンジャックが復活しています。
個人的には嬉しいポイントです。
イヤホンジャックの搭載、非搭載は賛否両論ありますが、搭載されているに越したことはないと思います。
ワイヤレス充電は非対応。これがちょっと残念
Xperia 10 IIは、ワイヤレス充電には対応していません。
1世代前のハイエンド「Xperia 1」もワイヤレス充電には対応していませんでしたが、同時期発売のXperia 1 IIではワイヤレス充電が復活しています。
なのでXperia 10 IIもワイヤレス充電対応になるのかな、と思っていたのですが残念ながら非対応となります。
Xperia 10 II(ドコモ版:SO-41A)フォトレビュー
化粧箱&同梱品
化粧箱は高級感なし。同梱品は何もなし…
Xperia 10 IIの化粧箱は小さいタイプの至って普通の箱です。
さらに同梱品は一切なし(簡易説明書くらい)となっています。
もはや定番ですが、当然のようにType-Cの充電ケーブルの付属はありません。
イヤホンもありません。
というか、Xperiaシリーズが全体的にこんな感じでハイエンドで高級なXperia 1 IIも同じタイプの化粧箱でした(Xperia 1 IIはワンセグ/フルセグに対応しているため、TVケーブルが同梱されていますがそれだけでした)
正直、化粧箱は普段使うものではないので何でもいいといえばいいんですが、やっぱり新しい端末買った時には化粧箱が豪華な方がテンション上がるんだよなぁ…
GalaxyとかOPPOとかLGとか海外メーカーのスマホは、安価なモデルでも化粧箱も同梱品もけっこう豪華なのに。。
Xperia 10 II全体のスタイル、外観
全体的に少し丸みを帯びたポップなデザインのXperia
Xperia 10 IIは、全体的に丸みを帯びています。
同時期発売のXperia 1 IIは、先代のXperia 1よりもさらにカクカクしたデザインとなっていますが、Xperia 10 IIは丸みを帯びたポップなデザインでカッコイイというよりはちょっとカワイイという感じの印象を受けます。
6.0インチ&軽量なスリムボディ。かなり持ちやすい
Xperia 10 IIは「コンパクトで優美なデザイン」というコンセプトが掲げられています。
ディスプレイサイズは約6.0インチとそこまで小さくはないサイズ感(最近のスマホにしては小さいと思います)ですが、21:9の縦長ディスプレイ採用で横幅は約69mmと片手でも握りやすい幅となっています。
サイドも丸みを帯びていて、かなり手にフィットして持ちやすいです。
厚みは8.2mm、重さは約151gとスリムボディ&軽量なスマホに仕上がっています。
片手操作で長時間使っていてもあんまり疲れを感じませんでした。
定番のdocomoロゴは背面下部に配置
やっぱり「docomo」ロゴは、Xperia 10 II(SO-41A)にもしっかりと入っています。。
ドコモロゴの配置箇所は、背面の下部となっています。
以前のように本体背面の中央にドーンとdocomoというロゴが入ってはいませんが、やっぱりちょっと目立ちます。
ディスプレイ側には、ロゴが入る場所がないのでSONYロゴ、Xperiaロゴも全て背面となっています。
ディスプレイ面は「普通」ノッチなしで左右上下にベゼルあり
ディスプレイ面は、なんというか「普通」です。
ディスプレイ比率は21:9と縦長で広く画面を利用できます。
超狭ベゼルという訳でもなく、ノッチもないので、変な言い方をすると「特徴のない」感じのディスプレイ面となっています。
特徴がない=ノッチが邪魔と感じるといった変なクセがないので、誰でも使いやすいディスプレイだと思います。
ディスプレイには、高強度で落としても割れにくい「Corning Gorilla Glass 6」が採用されています。
サイドはアルミっぽい樹脂素材。若干ザラついた感じの触り心地
Xperia 10 IIのサイドはアルミっぽい樹脂素材となっています。
若干ザラついた触り心地&丸みを帯びていて手にフィットします。
レビューしたカラー「ブルー」の場合、サイドと背面カラーは統一はされているものの素材感がかなり異なっているので切り替えデザインのように見えます。
この辺のデザインが全体的にポップな印象を受けると感じる部分だなと個人的には感じています。
背面のトリプルカメラはちょっと出っ張り
Xperia 10 IIの特徴でもある背面のトリプルカメラ。
背面に対してフラットではなく、カメラ部分一式が若干出っ張っています。
これは3眼カメラ搭載ということでしょうがないと思いますし、最近のスマホはiPhone・Androidに関わらず背面のカメラユニットは出っ張っているのが当たり前になってきています。
Xperia 10 IIに搭載されている物理キー、ボタン配置と役割
本体上部に3.5mmイヤホンジャック!ハイレゾ対応
兄弟機Xperia 1 IIと同時に復活したイヤホンジャックは、本体上部左上に配置されています。
Xperia 10 IIは、当然のようにハイレゾ対応です。
ワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACにも対応しているため、ワイヤレスイヤホンを使っても高音質で音楽を再生できますが、やっぱり有線イヤホンを使いたい!という人にはイヤホンジャック搭載は嬉しい仕様だと思います。
本体左サイドはSIMカード&Micro SDカードスロットを搭載
左サイドにSIMカードおよびMicro SDカードスロットが搭載されています。
ボタン類は一切ないので普段使いする時に左サイドを触ることはないと思います。
SIMピンは不要で爪などを引っかけて引っ張り出すことができるタイプのスロットなのでラクチンです。
ただ相変わらずSIMを抜くとXperia本体が再起動するちょっと面倒な仕様となっています。
本体右サイド。通常時に使用する物理ボタンは全てココ
本体右サイドには、上からボリュームアップキー、ボリュームダウンキー、電源ボタンが並んでいます。
指紋認証と一体型の電源ボタンが復活!
1つ前のモデルとなるXperia 1の時は、指紋認証と電源ボタンが分かれていましたが、今シーズンのXperiaからは一体型の電源ボタンに戻っています。
個人的には、電源ボタンと指紋認証は一体型の方が使いやすいと思っているので復活はありがたいと感じました。
指紋認証の精度はそれなりにいいのでノーストレスでロック解除できると思います。
ただ、毎回思うのは、この右サイドに搭載された指紋認証って左利きの人は、かなり使いにくいんじゃ…と感じます。
カメラボタンはなし
同時期発売のXperia 1 IIは、本体右サイド下部にカメラ起動ボタンが配置されています。
が、こちらのXperia 10 IIは、このカメラボタンは非搭載となっています。
本体下部にキャップレス防水充電ポート
本体下部には、USB Type-Cの防水キャップレス充電ポートが配置されています。
Xperia 10 IIは、ワイヤレス充電には対応していないのでけっこう重要なポートとなります。
Xperia 10 II(ドコモ版:SO-41A)の中身チェック&特徴や機能など
ハードウエアスペック
中身はTHEミドルレンジというスペック
チップセット:Qualcomm Snapdragon 665(2.0GHz/4+1.8GHz/4 オクタコア)
メモリ:4GB
内蔵ストレージ:64GB(別途SDカード利用可)
バッテリー:3,600mAh
Xperia 10 IIのハードウエアスペックは↑となっています。
一言でいうと「THEミドルレンジ」というスペックです。
チップセットはSnapdragon 665なので上位モデルの8XXシリーズと比べると見劣りします。
メモリも4GBと少なくはないですが、ハイスペックモデルと比べるとやはり見劣りします。
バッテリーは3,600mAhとけっこう大きい容量を搭載しており、十分な容量ですが、若干電池持ちには不満があったのは正直なところです。
実際に使っていてGoogle Playから複数のアプリをダウンロードしながら、その他のアプリを起動、ブラウザでブラウジングなどを行っていたら動作がモッサリすることもありました。
グラフィックのキレイなゲームをガンガンプレイするというような用途だと正直厳しいスペックです。
ベンチマークスコア
Antutuベンチマークスコアで計測してみた
今回もAntutuを使ってベンチを測ってみました。
結果は176342というスコアでした。
スコアはやっぱり高くはありません。
Snapdragon 665にメモリ4GBというスペックだとこのくらいのベンチマークスコアとなるようです。
■ミドルレンジモデル
LG style3:292952
OPPO Reno3 A:182748
AQUOS sense3:113926
Xperia Ace:88014
■ハイエンドモデル
AQUOS R 5G:572299
Galaxy S20:527592
Galaxy Note10+:465279
Google Pixel 4:389110
Xperia 5:415722
Xperia 1:354409
※全て実測値
↑は同じく実機レビューで計測してみた他のAndroidスマホのベンチマークの計測データです。
発売時期および価格帯が似ているLG style3は、Snapdragon 845を搭載しているので同価格帯のスマホでは頭一つ抜けていますが、コスパがいいことでお馴染みのOPPO Reno3 Aなどとは同等のスコアを叩き出しています。
※Antutuベンチマークスコアは現在Google Playから削除されています。Antutu公式サイトから野良アプリとしてダウンロードできますが、利用は自己責任でお願いします。
関連記事:AnTuTuのベンチマークアプリをダウンロードする方法 – Android版はGoogle Playから削除中。。
ドコモ版のSO-41Aは、プリインストールアプリがゴチャゴチャと…
ドコモUIを選択するとmy daizの豆腐みたいなやつが猛烈に前に出てくる
↑初期化した後に起動したホーム画面です。
最初にdocomo LIVE UXを選択するとドコモのAI「my daiz」がガンガン前に出てきます。
以前に比べるとXperia特有のプリインストールは減っていますが、ドコモのプリインストールアプリは相変わらず大量です。。
まぁもうこれは定番というかしょうがないというか…
プリインストールアプリやmy daizがウザいと感じている人は、手動でいろいろと調整してみてください。
Xperiaホームに切り替えれば割とスッキリ
ただホームアプリをdocomo LINE UXからXperiaホームに切り替えれば、それだけで割とスッキリします。
スッキリといってもプリインストールアプリはかなり入ってますが…
Xperiaのホームアプリを切り替える手順は↓の記事をどうぞ。
プリインストールアプリは無効化するのもアリ
プリインストールアプリがウザいという人はアンインストールや無効化で調整するとスッキリすると思います。
無効化の手順は↓の記事にまとめているので参考にしてみてください。
この価格帯でもメインカメラは3眼
超広角&標準&望遠の組み合わせ
最近のスマホでは当たり前になってきている2眼以上のカメラ。
Xperia 10 IIは、この価格帯ながらトリプルカメラ搭載です。
メインカメラのスペック
16mm超広角カメラ:約800万画素/F値2.2
26mm標準カメラ:約1200万画素/F値2.0
52mm望遠カメラ:約800万画素/F値2.4
となっています。
もちろんポートレート(背景ぼかし撮影)撮影が可能です。
また、ディスプレイ比率を生かした「21:9撮影」や「プレミアムおまかせオート」や「ナイトモード」「電子式手ブレ補正」にも対応しており、光学ズームは2倍となっています。
動画は4K撮影に対応しています。
カメラスペック自体は高くない。けど普段使いはこれで十分(のはず)
正直、カメラの画素数とF値は高くないです。
暗い場所での撮影で思い通りの写真を撮ろうとするとコツがいるように感じました。
ズームも弱いと感じました。
が、テキトーに構えて写真撮影してもしっかりと被写体をとらえますし、ピントをうまく合わせると白飛びしそうな部分もけっこう鮮明に撮影できます。
めちゃくちゃカメラにこだわっている、という人は満足できないと思いますが、普段の生活の中で子どもやペットだったり、ちょっとした風景を撮影するという用途であれば十分だと思います。
フロントカメラはF値2.0で800万画素。ハンドシャッターに対応
フロントカメラは800万画素のF値2.0となっています。
カメラを掌に向け、手のひらが認識されるとセルフタイマーがオンになるハンドシャッターにも対応しています。
セルフィー時に顔の認識や逆行などシーンを自動で判定してくれるので便利です。
ただ、最初から美肌っぽい加工がされている感じのする画質のような…
21:9の縦長ディスプレイを分割して2つのアプリを同時に使えるマルチウインドウが利用できる
画面を2つに分割(上下または左右)して別々のアプリを使えるマルチウインドウ機能は、Xperia 10 IIでも利用可能です。
Youtube動画を見ながらメールを作成なんてことができます。
21:9の縦長で広いXperia 10 IIのディスプレイであれば、このマルチウインドウ機能を最大限に生かすことができます。
音はもちろんハイレゾ対応
3.5mmイヤホンジャック復活で有線イヤホンも挿すだけで使えちゃう
Xperia 10 IIはもちろんのようにハイレゾ再生に対応しています。
LDACに対応しているため、ワイヤレスイヤホンでも高音質で再生できますが、今作からは3.5mmイヤホンジャックが復活しているため、お気に入りの有線イヤホンを挿すだけで使うこともできちゃいます。
防水(IPX5/8)、防塵(IPX6)は当たり前
もはや当たり前かもしれませんが、防塵防水です。
ただの防塵防水だけじゃなく、タッチ精度が高く設定されているので手が濡れたままでも操作できるのも特徴です。
もちろんNFC、おサイフケータイに対応
かざす位置は背面のトリプルカメラの横
もちろんおサイフケータイにも対応しています。
かざす位置は、本体背面の中央から上部、トリプルカメラの横に配置されています。
背面を見れば、アイコンを確認することができます。
ワンセグ/フルセグには非対応
地上波のテレビが視聴できる「ワンセグ/フルセグ」
兄弟機のXperia 1 IIは対応している(要ケーブル接続)のですが、Xperia 10 IIは非対応となっています。
自分は、ワンセグ/フルセグ機能は昔は好きだったのですが、今はもう使わないかな。。
以前よりも見たいものがない&テレビケーブルをイヤホンジャックに挿さない実質使えないというのも面倒だし…
バッテリー容量は3,600mAh。ただ電池持ちは体感的にはあまりよくなかった
最近のバッテリースタミナのあるモデルに比べると持ちが短い
Xperia 10 IIのバッテリーは3,600mAhです。
容量だけ見ると大きいですが、体感的にはそこまで電池持ちはよくないという印象です。
レビューを行っている時にチラチラとアプリを使ってみたり、設定を操作しているとけっこうガンガン電池が減りました。
電池使用量が多いアプリの電池使用を制限する「自動調整バッテリー」をオンにしていてもけっこう減りました。。
Xperiaには、STAMINAモード(緊急の場合は、緊急省電力モードもあり)なども搭載されているので、スマホをガンガン使うという人はバッテリーに関しては少し注意を払って使った方がいいと思います。
ワイヤレス充電には非対応
兄弟機のXperia 1 IIはワイヤレス充電が復活していますが、Xperia 10 IIは、ワイヤレス充電非対応です。
自分は完全にワイヤレス充電環境に慣れているのでXperia 10 IIだと使えないのが残念です。
Xperia 10 II(ドコモ版:SO-41A)を触ってみてレビューしてみての感想まとめ
価格を考えると満足できる普段使いには十分なXperia
ハイスペックを求める人は満足できない端末
実際にXperia 10 II(ドコモ版:SO-41A)を使ってみての個人的な感想は、普段の生活で使う分には十分なスペックを備えたコスパのいいXperiaだなぁという感じでした。
ハイスペック端末でプッシュされるような機能は特になく、機能的には至って普通なAndroidスマホです。
この価格でトリプルカメラとそれなりのスペックを搭載しているのでコスパは間違いなくいいと思います。
Xperiaブランドを掲げ、Compactシリーズを思い出すポップなデザインとなっているので、端末購入価格を抑えつつXperiaが欲しいという人にはオススメできる端末です。
同価格帯の比較対象はOPPO Reno3 AやLG Style3あたり
同じ価格帯のAndroidスマホと比較する場合は、「OPPO Reno3 A」「LG Style3」あたりが比較対象になると思います。
SIMフリー版を中心に販売されているOPPO Reno3 Aは、Xperia 10 IIと同じくトリプルカメラ搭載&もう少し高めのスペックを搭載しています。
LG Style3は、デュアルカメラですがXperia 10 IIよりもスペックがチップセットを含め全体的に高めとなっています。
Xperiaがいい!という人は、この記事でレビューしているXperia 10 II一択ですが、同価格帯で迷っている人は↑の端末のレビューもチェックしてみてください。
[関連記事]
・OPPO Reno3 A実機レビュー
・LG style3(L-41A)実機レビュー
Xperia 10 IIをいろいろ使ってみての実機レビューはこんな感じです。
コスパのいいXperiaブランドのAndroidスマホということは間違いない端末です。
このドコモ版のSO-41Aだけじゃなくau版のSOV43、ワイモバイル版も含め、Xperia 10 IIが気になっている人の参考になれば幸いです。
[関連記事とリンク]
・【ドコモ、au、ワイモバイル】Xperia 10 IIの価格、スペック、キャンペーン比較・まとめ
・【手数料完全無料】Xperia 10 II(SO-41A)- ドコモ
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このXperia 10 II(ドコモ版:SO-41A)実機レビュー – 販売価格4万円台で3眼カメラ搭載のコスパのいいXperiaの実力は?の最終更新日は2020年7月13日です。
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