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『LG V60 ThinQ 5G』の実機レビューです。
通常時は6.8インチのAndroidスマホ、同梱品のディスプレイ付き専用ケース(LGデュアルスクリーン)を装着することで2画面&折りたたみスマホに変形するLG V60 ThinQ 5G(ドコモ版:L-51A)をガッツリ使う機会があったので実機レビューをしてみました。
2020年5月にドコモとソフトバンクから発売される「5G」にも対応したちょっと変態な面白いAndroidスマホです。
ソフトバンクは、2019年12月に「LG G8X ThinQ」という同じくケース装着で2画面化できるスマホも発売しています。
ThinQの読み方は「シンキュー」です。
最大の特徴は同梱の「LGデュアルスクリーン」を取り付けることで2画面スマホになること
LG V60 ThinQ 5Gは、5G通信に対応しているということもありますが、何と言っても一番大きな特徴は、同梱されている画面拡張用の専用ケース「LGデュアルスクリーン」を装着することで2画面&折りたたみスマホに変形するということだと思います。
今回レビューしている端末は、ドコモ版の「L-51A」のThe Black(ザ ブラック)カラーです。
基本的なスペック、使い方などはドコモ版でもソフトバンク版(LG-A001LG)でも同じなので「LG V60 ThinQ 5G」が気になっている人は、このレビューを参考にしてみてください。
現行最強クラスのハイスペック搭載&5G対応&1画面でも2画面でも使える面白いAndroidスマホ「LG V60 ThinQ 5G」の購入を考えている人は、是非チェックしてみてください。
各キャリアの価格まとめ、比較は↓の記事をどうぞ。
「LG V60 ThinQ 5G」のスペックや販売キャリア、価格について
スペックおさらい
2画面&5G対応以外の部分も十分すぎるハイスペック
モデル名 | ドコモ版:LG V60 ThinQ 5G L-51A au版:販売予定なし ソフトバンク版:LG V60 ThinQ 5G(LG-A001LG) |
---|---|
メーカー | LGエレクトロニクス(LG Electronics) |
OS | Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 865(オクタコア)2.8GHz+1.8GHz |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
外部メモリ | microSDXC(最大512GB) |
メインカメラ | ①約6400万画素、F値1.8(広角) ②約1300万画素、F値1.9(117度の超広角) ③ToFカメラ(物体との距離を測定する技術の1つ) |
サブカメラ | 約1000万画素 |
ディスプレイ | 約6.8インチ(有機EL) ※LGデュアルスクリーンも同様 |
解像度 | 2460×1080ドット(フルHD+) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax(5GHz/2.4GHz) |
Bluetooth | Ver5.1 |
防水 | IPX5/IPX8 LGデュアルスクリーンは非対応 |
防塵 | IP6X LGデュアルスクリーンは非対応 |
バッテリー容量 | 5000mAh |
サイズ | 約166mm×177mm×15mm (本体のみ:約78mm×170mm×9.2mm) |
重さ | 約353g (本体のみ:約218g) |
カラー | ドコモ版:ザ ブラック、クラッシーホワイト au版:- ソフトバンク版:クラッシーブルー |
テレビ | フルセグ:非対応 ワンセグ:非対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
生体認証 | 指紋 |
ハイレゾ | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
接続端子 | USB Type-C |
LG V60 ThinQ 5Gの基本スペックは↑の通りです。
同時期発売のGalaxy S20などと同じ最新のSnapdragon 865を搭載しています。
メモリ8GB、内部ストレージ128GB+外付け可とスペックは十分だと思います。
カメラは流行のトリプルではありませんが、約6,400万画素(F値:1.8)と約1,300万画素(F値:1.9)のダブルカメラで十分だと思います。
LG V60 ThinQ 5Gの本体自体は、防塵防水/おサイフケータイ/ハイレゾ/ワイヤレス充電などその他機能も十分搭載しています(テレビ機能には非対応)
ただ、2画面化する時の専用ケース「LGデュアルスクリーン」は防塵防水ではないのでご注意を。
LG V60 ThinQ 5Gの価格について
ハイスペック&専用ケース付きだけど販売時価格は12~13万円とかなり高価。。
LG V60 ThinQ 5Gの価格は、各種割引なしの定価がドコモ版のL-51Aが118,008円、ソフトバンク版は139,680円とかなり高価です。
※この値段から契約によって割引あり
5G対応、ハイスペックな本体に加え、2画面化できる「LGデュアルスクリーン」が同梱されているのでこれくらいの価格になってもしょうがない?とも思いますが、決して安くはない価格設定となっています。
特にソフトバンクから少し前に発売されている同じくLGでデュアルスクリーンに対応している「LG G8X ThinQ」は55,440円という価格設定だったのでさらに高く感じてしまいます。。
もちろんスペックは断然LG V60 ThinQ 5Gの方が高いですが…
LG V60 ThinQ 5Gを販売している各キャリアの価格比較は↓の記事に詳しくまとめているのであわせてチェックしてみてください。
[リンクと関連記事]
・「LG V60 ThinQ 5G」の価格、スペックまとめ – ドコモ、ソフトバンク
LG V60 ThinQ 5Gが買えるキャリア一覧
■ドコモ(L-51A)
・L-51A – ドコモオンラインショップ
■ソフトバンク
・LG V60 ThinQ 5G – ソフトバンクオンラインショップ
LG V60 ThinQ 5G(ドコモ版:L-51A)実機レビュー
前置きが長くなりましたが、ここからがLG V60 ThinQ 5G(ドコモ版のL-51A)の実機レビューです。
LGデュアルスクリーン装着時、非装着でスマホ単体として使う場合のどちらも紹介するのでL-51Aだけじゃなくソフトバンク版の購入を検討している人もチェックしてみてください。
ドコモ版のL-51A(ザ ブラック)をいろいろと触ってみた
LG V60 ThinQ 5Gは、日本のキャリアとしてはドコモとソフトバンクから販売されています。
ドコモ版のL-51Aは「ザ ブラック」と「クラッシーホワイト」の2カラー、ソフトバンク版は「クラッシーブルー」の1カラー展開とキャリアによって取り扱いカラーが異なります。
今回レビューに使用しているLG V60 ThinQ 5Gは、ドコモ版のL-51Aの「ザ ブラック」です。
同梱品一覧
2画面化できるデュアルスクリーンは同梱。その他はシンプルなセット
・本体
・LGデュアルスクリーン
・デュアルスクリーン用充電アダプター
・取扱説明書(クイックスタート、デュアルスクリーン説明書)
・SIMピン
LG V60 ThinQ 5Gの同梱品は↑となっています。
2画面化できるLGデュアルスクリーンは同梱されています。
その他は、シンプルな内容です。
以前発売されたLGのV30+にはB&O PLAYオリジナルイヤホンが同梱されていて嬉しかったのを覚えていますが、LG V60 ThinQ 5Gにはイヤホンはついていませんでした。
ちょっと残念。
ちなみに後述していますが、LG V60 ThinQ 5Gの本体下部には3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
まずはLG V60 ThinQ 5G単体。本体外観、デザインやキー配置など
全体的なデザイン、外観、カラーなど
単体でもかなり大きめ。iPhone 11 Pro Maxを縦に伸ばした感じのサイズ感
左がiPhone 11 Pro Max、右がLG V60 ThinQ 5G
LG V60 ThinQ 5G全体のデザインは、LGデュアルスクリーンを装着していない単体だとなんというか「普通の縦長の大きいスマホ」という感じです。
6.8インチディスプレイ搭載で約78mm×170mm×9.2mmというサイズはけっこう大きめ。
縦に長いスタイルとなっており、横幅はほぼiPhone 11 Pro Maxと同じで縦は一回り長くなっています。
スマホ単体でもデカイです。
サイドフレームはアルミ。背面は光沢ガラス風で一体感、高級感あり
LG V60 ThinQ 5Gのサイドフレームにはザラついたアルミが採用されています。
背面は、光沢のあるガラス風(強化プラスチック?)となっており、今回レビューしているザ ブラックカラーだと再度から背面にかけて統一感があり、高級感も高いスタイルとなっています。
ディスプレイ面
ディスプレイは6.8インチ。解像度はQuad HD+
LG V60 ThinQ 5Gのディスプレイサイズは、6.8インチ。
解像度は2460×1080ドット(フルHD+)となっています。
最近多いQuad HD+よりは解像度は低めです。
狭ベゼル仕様ですが、Galaxyなどに比べると上下左右に若干ベゼルがあります。
この辺もiPhone 11 Proと同じ感じです。
ディスプレイ上部には、フロントカメラのみのノッチが搭載されています。
AQUOS Rと同じようなカメラのみが搭載されたノッチです。
ディスプレイ面にロゴなどは一切ナシ
最近は、ディスプレイの大型化で狭ベゼルとなっているスマホが多く、フロントにロゴが入っているものは少なくなってきました。
LG V60 ThinQ 5Gも同様で、ディスプレイ面には、一切のロゴ等は入っていません。
LG V60 ThinQ 5Gの本体背面
ドコモ版は背面にdocomo 5Gのロゴがデカデカと。。正直ダサイ
ドコモ版の背面には、中央からちょっと上の部分にdocomoロゴがデカデカと入っています。
さらに今回から5Gに対応したことでドコモのメーカーロゴだけじゃなく「docomo >>5G」とかなりデカデカと入っています(Galaxy S20もそうでした)
ザ ブラックだとロゴがシルバーとなっており、けっこう目立ちます。。
これ正直ダサいです。。
LG V60 ThinQというロゴとL-51Aのロゴは本体背面の下部に入っています。
カメラは久々に見た気がする横並びのユニット。ユニットごとちょっと出っ張り
背面上部に配置されているメインカメラ。
久々に見た気がするカメラやフラッシュが横並びで配置されているユニットとなっています。
カメラ性能は、約6,400万画素でF値1.8と約1,300万画素でF値1.9のダブルカメラです。
LG V60 ThinQ 5Gのメインカメラのユニットは出っ張っていて背面はフラットではありません。
が、iPhone 11 Proほど出っ張ってはいません。
LGデュアルスクリーン非装着時でもそこまで気になることはないと思います。
NFCは背面の中央に配置
おサイフケータイなどが利用できるNFCポートは、本体背面の中央部分に配置されています。
クセのない場所なのでかざして支払いの時などは使いやすいと思います。
本体上部
本体上部にSIM&MicroSDカードスロットを搭載
LG V60 ThinQ 5GのSIM&MicroSDカードスロットは本体上部に搭載されています。
カードスロットの横にアンテナラインが見えます。
本体上部はこのSIMカード、SDカードスロットのみなので、初期セットアップやカード入れ替えの時以外は触ることは基本的にないと思います。
LG V60 ThinQ 5Gのサイド面
サイドフレームにエッジなし。が、丸みを帯びていて握りやすい
LG V60 ThinQ 5Gのサイドフレームには、Galaxyなどで見られるエッジ加工はされていません。
ただ、丸みを帯びていて少し細めになっているサイドフレームは、このサイズのスマホにしては意外と持ちやすいな、という印象を受けました。
縦長なので片手操作では、ほぼ絶対に画面上部まで指は届かないと思います。
右サイドは電源ボタンのみ
LG V60 ThinQ 5Gの右サイドには、電源ボタンのみが配置されています。
サイズが大きいスマホですが、電源ボタンは割と押しやすい位置に配置されている為、片手で持って親指で押すこともできました。
左サイドにボリュームキーとGoogleアシスタント起動キー
左サイドには、上からボリュームアップ/ダウンキー、そしてGoogleアシスタントを起動する物理ボタンが搭載されています。
個人的にはGoogleアシスタントキーは不要だなぁと感じました。。
好みがありそうですが、以前のGalaxyに搭載されていたBixbyボタンのようにウザがられる対象にもなりそうです。
本体下部にキャップレスType-C充電ポート&イヤホンジャックを搭載
本体下部には、キャップレス防水のType-Cの充電ポートと他の機種だと排除が進んでいるイヤホンジャックが搭載されています。
有線イヤホンを挿すだけで使える仕様なので好きな人多そうです。
なんか久々にスマホのイヤホンジャックを見た気がします。
合体!LGデュアルスクリーンを装着して2画面モードに変身
LGデュアルスクリーンの装着方法
本体下部のUSB-Type Cポートにケースの突起を挿し込んで装着するだけでOK
装着は、LG V60 ThinQ 5G本体下部のUSB Type-CポートにLGデュアルスクリーンの下部の突起を挿し込みます。
次にスマホ本体の右上⇒左上の順番でデュアルスクリーンに本体を押し込んではめ込みます。
サクッとデュアルスクリーン化します。
物理ボタンは全てケース上から押せる。もちろんカメラもOK
当たり前ですが、完全専用設計なので各種物理ボタンはLGデュアルスクリーン装着状態でも全て押すことができます。
イヤホンジャック、スピーカー、マイクの部分もちゃんと空いており、デュアルスクリーンを装着していてもそのまま利用できます。
右側のみ本体が露出する形となります。
左側や上下は完全に密閉されます。
当たり前ですが、デュアルスクリーン装着時もカメラはそのまま使えます。
カメラユニットは、↑のようにデュアルスクリーンには覆われない構造となっています。
LGデュアルスクリーン装着時の充電は専用のアダプタが必要
ワイヤレス充電を利用するのがオススメ
またLGデュアルスクリーンを装着すると充電には特殊な形状の専用アダプタ(同梱品)が必要となります。
アダプタを接続することでUSB Type-Cに変換されてケーブルで充電できるようになります。
ただデュアルスクリーン装着時でもワイヤレス充電可能なので、別途購入することになりますが、ワイヤレス充電器を用意してワイヤレス充電するのがオススメです。
また、このアダプタを別途購入する場合は、LGのサポートセンターに連絡する必要があるようです。
ゴツさ、重さ、厚みがヤバい。。手ぶら派の人はポケットだけじゃ辛いかも
折りたたんだ状態だとマジで分厚い
左がiPhone 11 Pro Max、右がLG V60 ThinQ 5G
デュアルスクリーンを装着するとめちゃくちゃゴツくなります。
折りたたむとディスプレイ2枚分が収納されることになるので、めちゃくちゃ厚いです。
2枚の画面を積み重ねている状態なので仕様上しょうがないと思いますが、デュアルスクリーン装着状態でポケットに入れて持ち運ぶのはけっこうキツいと思います。
手ぶら派の人にはちょっと厳しいかな…
けっこう重い点もご注意を
重さもけっこうあります。
LG V60 ThinQ 5G単体の本体重量は約218g、デュアルスクリーン装着時は353gです。
詳細は後述していますが、5,000mAhという大容量バッテリーを搭載しているため、重くなってしまうのはしょうがないと思いますが、実際に持ってみると特にデュアルスクリーン装着時は、けっこうな重さを感じます。
LGデュアルスクリーンの取り外し方法。外す時はちょっと気を遣うかも
背面のカメラ部分をグッと押し込むようにすると外しやすかった
LGデュアルスクリーンは、専用品の為、かなりジャストフィットでハマります。
ちょっとやそっと振ったり、落としたりしたくらいでは外れません。
安定性は間違いなく抜群ですが、完全フィットするため、外す時にちょっと気を遣います。。
LG V60 ThinQ 5G本体とは、USB Type-Cポートで接続されているのでここが折れないかが心配になります。
デュアルスクリーンの背面は、カメラを出すためにカメラユニットの部分がぽっかり空いているので、ここをグッと押し込むようにすると外しやすかったです。
LG V60 ThinQ 5G単体およびLGデュアルスクリーン装着時の外観はこんな感じです。
単体だと何というか普通ですが、特徴でもあるデュアルスクリーン装着時の2画面&折りたたみは他のスマホにはないものでけっこう楽しめます(めちゃくちゃゴツいですが…)
LG V60 ThinQ 5Gが買えるキャリア一覧
■ドコモ(L-51A)
・L-51A – ドコモオンラインショップ
■ソフトバンク
・LG V60 ThinQ 5G – ソフトバンクオンラインショップ
LG V60 ThinQ 5G(L-51A)を起動して中身をチェックしてみた
まずはベンチマーク測定。スコアは50万に若干届かずもかなりのハイスコア
Antutuベンチマークスコア
今回もAntutuを使ってベンチを測ってみました。
結果は480689というスコアでした。
Snapdragon 865にメモリ8GB搭載のLG V60 ThinQ 5Gは、やっぱり高いスコアを叩き出します。
Antutu 3Dベンチのテスト中に表示されるグラフィックの動きもめちゃくちゃ滑らかでした。
ちなみに同時期発売で同じSnapdragon 865を搭載したGalaxy S20 5G(メモリは12GB)のスコアは「527592」でした。
Galaxy S20よりもスコアは若干低くなりますが、まぁ十分ではないでしょうか。
※Antutuベンチマークスコアは現在Google Playから削除されています。Antutu公式サイトから野良アプリとしてダウンロードできますが、利用は自己責任でお願いします。
関連記事:AnTuTuのベンチマークアプリをダウンロードする方法 – Android版はGoogle Playから削除中。。
【参考】他の端末のベンチマークスコア
Galaxy S20 5G:527592
Galaxy Note10+:465279
Google Pixel 4:389110
Xperia 5:415722
Xperia 1:354409
AQUOS sense3:113926
Galaxy Feel2:123848
↑は過去にレビューしたAndroidスマホのAntutuベンチマークテストの結果の一例です。
参考までにどうぞ。
【デュアルスクリーン装着時】左右別々のアプリが利用できてマジで便利
最大の特徴である「LGデュアルスクリーン」を使って2画面化&折りたたみできるのは本当に便利です。
LG V60 ThinQ 5Gは、あくまでも外付けのケースを装着すると画面が2枚になるというものでGalaxy Z Flipのようにディスプレイ自体が曲がるという訳ではありません。
なので2枚の画面の間に枠があり、2画面を全画面として動画を見るといった使い方には適していません。
ただ、逆にしっかりとディスプレイが分かれているので、1枚目の画面でYoutubeを見ながら2枚目の画面でLINEをするといった使い方には適していると思います。
2枚の画面の使い方は、使う人の環境によって変わると思いますが、本当に様々な使い方が考えられます。
実際に2つのアプリを同時に動かせるのはかなり便利だなぁと感じました。
【デュアルスクリーン装着時】ゲームプレイ時に本体を横にすればコントローラーが表示できる
どこかで見たことがあるようなデザインの「LGゲームパッド」
ゲームプレイ時は、1画面をゲームプレイの画面、もう1画面をゲーム用のバーチャルコントローラー「LGゲームパット」にすることもできます。
ゲームを起動した方のディスプレイでゲームが表示され、残りのもう1画面がゲームパッドになるので、重さの関係上、デュアルスクリーンの画面の方でゲームを起動することをオススメします(↑は本体の方でゲームをプレイしたのでゲームパッドがデュアルスクリーンに表示されており、非常にプレイしづらかったです。。)
しかしこのデザイン、どこかで見たことあるような…
プレイステー…
【デュアルスクリーン装着時】LGデュアルスクリーンを閉じた時は正面が小さなサブディスプレイとなる
また正面はバリバリの鏡面仕上げ。鏡としても使えちゃう
ちなみにLGデュアルスクリーンを装着した状態で折りたたむ(閉じる)とケース正面上部がサブディスプレイとなり、アイコンなどが表示されます。
日付、時間の確認やアプリからの通知はこの小さいディスプレイで確認できるため、わざわざ開いて色々と確認という面倒なことは必要ありません。
また、デュアルスクリーンの正面はバリバリの鏡面仕上げとなっています。
普通に鏡として使えます。
指紋のベッタリ具体もヤバいです。
6400万画の広角カメラ&1,300万画素の超広角の構成のダブルカメラ
カメラは、約6,400万画素(F値:1.8)の広角カメラと約1,300万画素(F値:1.9、117度)の超広角カメラで構成されたダブルカメラ&ToFカメラとなっています。
最近の他のスマホのようにカメラをゴリ押ししていませんが、6,400万画素という驚異的な高解像度となっています。
動画は8K撮影に対応
動画は8K撮影に対応しています。
バッテリーは5,000mAhと超大容量
デュアルスクリーンを装着してもそれなりの電池持ちだった
LGのスマホは大容量バッテリーを搭載しているモデルが多いです。
今回のLG V60 ThinQ 5Gもスマホ最大クラスとなる5,000mAhを搭載しています。
スマホ単体で利用するとけっこうガンガン使ってもなかなか電池が減りませんでした。
デュアルスクリーンを装着して使うと、当たり前ですがスマホ単体で使うよりは電池の減りが速くなりましたが、それでも1日以上は十分に利用できるくらいの電池持ちでした。
もちろん使い方によって左右されますが、フル充電から2日程度は持つと考えてもよさそうです。
ワイヤレス充電に対応
特にデュアルスクリーン装着時はワイヤレス充電がオススメ
LG V60 ThinQ 5Gは、当然のようにワイヤレス充電に対応しています。
外観レビューの部分にも書いていますが、ケーブルで充電する場合は、USB Type-Cです。
LGデュアルスクリーン装着時は、特殊な形状の専用アダプタ(同梱品)が必要となります。
この専用アダプタを持ち歩くのも面倒だと思うので、特にデュアルスクリーン装着時はワイヤレス充電をオススメします。
生体認証は「指紋認証」に対応
指紋センサーは画面内に埋め込まれているタイプ
LG V60 ThinQ 5Gの生体認証は「指紋認証」となっています。
顔認証には対応していません。
指紋センサーは、ディスプレイ内部に埋まっているタイプとなります。
ディスプレイが大きいのでちょっとセンサーの場所に慣れるのに時間がかかりましたが、センサーさえ触れれば感度自体は高くサクッとロック解除できます。
ドコモ版は相変わらずプリインストールアプリなどがモリモリ。。
デュアルスクリーン側のディスプレイは最初はまっさらで何もなくてスッキリ
ドコモ版のL-51Aには、相変わらず面白いくらいアプリがプリインストールされています。
最近はドコモ系アプリだけじゃなくAmazonやTikTokなども。。
キャリア版なのでもうしょうがないと諦めていますが、こんなにもよく入れるもんあったなという感じ。。
ちなみにデュアルスクリーンの方の2枚目のディスプレイは最初は何も配置されていません。
まぁさすがに当たり前か…
プリインストールアプリについては↓の記事などを参考に調整してみてください。
LG V60 ThinQ 5Gの内蔵ストレージ容量は128GB
最大512GBまでのmicroSDXCに対応
LG V60 ThinQ 5Gのストレージ容量は128GBです。
もちろん別途、最大512GBまでのmicroSDXCカードを挿すこともできるので何の問題もないと思います。
スマホ本体の防塵防水は当たり前(IPX5/8 IP6X)
ただしLGデュアルスクリーンは対象外なので十分ご注意を
LG V60 ThinQ 5Gの本体自体は、IPX5/8、IP6X基準で「防塵防水」に対応しています。
最近はiPhoneでさえ防水の時代なのでもはや当たり前かもしれません。
ただ「LGデュアルスクリーンは防塵防水ではない」ことには注意が必要です。
外出先でデュアルスクリーンを装着⇒雨が降ってきたりしてデュアルスクリーンがガッツリ濡れると壊れてしまう可能性があるので十分ご注意を。
ハイレゾ再生に対応
LGスマホではお馴染みのクアッドDAC
昔はハイエンドモデルのみで利用できていたハイレゾ。
が、最近はエントリーモデルのAndroidにも搭載されています。
LG V60 ThinQ 5Gももちろん対応しており、LGスマホではお馴染みとなりつつあるクアッドDACも備えています。
またイヤホンジャックも搭載されている機種なので有線イヤホンも利用できます。
ワンセグ/フルセグのTV機能は非対応。もういらないか
TV機能(ワンセグ/フルセグ)には対応していません。
もうさすがに不要かもしれません。
ただ、先代のLG G8X ThinQにはテレビチューナーが搭載されていますが…
まとめ。LG V60 ThinQ 5G(L-51A)を使ってみて
かなり新鮮で面白い1画面も2画面も選択できる使い方が広がるAndroidスマホ
ただ常にデュアルスクリーンを装着しているとけっこうしんどいかも。。
LG V60 ThinQ 5Gの実機レビューはこんな感じです。
5G対応はもちろんですが、何より面白いのはやっぱりデュアルスクリーンによる2画面化&折りたたみスタイルです。
2つの画面両方でアプリが操作できるのは、マジで便利で使い方がかなり広がると思います。
ゲームをしながら仕事するとかもできちゃいます。
外出する時はスマホ単体、自宅ではデュアルスクリーンを装着して2画面化して同時にいろんなアプリを使う、なんていう使い方もできます。
CPUやメモリなど内部的なスペックも十分で文句のつけようがありません。
大容量バッテリー搭載で電池持ちがいいのも◎でした。
最近のスマホは、スペックが高いことは当たり前&トリプルカメラをゴリ押ししているものが多い印象で実際に使ってみると新鮮さはあまりないものが多いと感じていたのですが、LG V60 ThinQ 5Gはデュアルスクリーンのおかげで新鮮さもあり、かなり楽しめました。
ただ、デュアルスクリーンを装着すると本当にデカい&重い。。
ディスプレイが2枚=スマホを2台持ち歩いているのと同じなので携帯性は低いと思います。
先述していますが、ポケットに入れての持ち運びは長時間は厳しいと思うので手ぶら派の人には向いてないかもしれません。
アイディア次第でめっちゃ楽しめるスマホ。購入のネックは価格が納得できるかどうかかも
間違いなく面白い端末ではありますが、購入のネックになるのはやはり価格だと思います。
5G対応、スペック〇、デュアルスクリーン付属など値段が上がってしまうのはしょうがないとは思いますが、キャリアによっては13万円オーバーという価格に納得できるかどうかという部分もあると思います。
LG V60 ThinQ 5Gを販売している各キャリアの価格比較は↓の記事に詳しくまとめているのであわせてチェックしてみてください。
この記事のレビューが購入を考えていた人の役に立てば幸いです!
[リンクと関連記事]
・「LG V60 ThinQ 5G」の価格、スペックまとめ – ドコモ、ソフトバンク
LG V60 ThinQ 5Gが買えるキャリア一覧
■ドコモ(L-51A)
・L-51A – ドコモオンラインショップ
■ソフトバンク
・LG V60 ThinQ 5G – ソフトバンクオンラインショップ
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このLG V60 ThinQ 5G実機レビュー – 同梱ケースを装着するだけで2画面&折りたたみスマホに早変わりする面白いAndroid。ドコモ版のL-51Aを使ってみたの最終更新日は2020年5月11日です。
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