Googleが2023年10月5日にメジャーアップデート「Android 14」を配信。Pixel 8、Pixel 8 Pro、Pixel Watch 2を発表し、同日より予約受付を開始
最終更新 [2023年10月5日]
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2023年10月5日未明にGoogleがAndroid 14(正式版)のアップデート配信を開始しました。
また同日に「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」およびスマートウォッチ「Pixel Watch 2」も発表し、予約受付を開始しています。
Googleが10月5日にAndroid OSの2023年のメジャーアップデートとなる「Android 14」を配信しました。
まずは、対応するPixelシリーズ(Pixel 4a(5G)以降が対応モデル)からアップデートが適用できます。
先代となるAndroid 13は、2022年8月と配信されたのが早かったですが、14は以前までと同じ10月配信となりました。
またPixelシリーズの最新モデルとなる「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」、Wear OSを搭載したスマートウォッチの最新モデルとなる「Pixel Watch 2」を発表し、同時に予約開始を受付しています。
【2023年10月5日】GoogleがAndroid 14正式版のアップデートを配信&Pixelシリーズ最新モデルを発表
Android 14概要、新機能など
もっと自分らしさを表現
スマートフォンの色、ケース、ハードウェア、ソフトウェアのカスタマイズなど、デバイスは、あなたの個性を表しています。Androidでは、壁紙、スタイル、カラーパレットのテーマからボタンや背景に至るまで、実用的かつデザイン性の高い方法で、ユーザー自身を表現できるようにしています。そして今回、さらにカスタマイズできる方法を追加しました。
Android 14のアップデートされたカスタマイズ設定画面により、より簡単に壁紙を切り替えることができ、一目で見たいものに更新できるようになりました。自分だけのロック画面ショートカットを設定できるようになり、ロック画面からQRコードリーダーやGoogle Homeアプリなど、よく使う機能やアプリに直接ワンタップですばやくアクセスできます。
新しいロック画面のテンプレートから、自分のスタイルに最も合うフォントの種類、ウィジェット、色、構成を選択できます。さらに、AIを使用して状況に応じて画面を調整します。たとえば、天気が突然悪くなった場合、ロック画面の天気ウィジェットが強調されます。
Android 14では、クリエイティブなデザインで自分自身を表現することもできます。芸術的な才能は必要ありません。まずGoogle Pixel 8 / 8 Proで利用できるようになるAI壁紙では、事前に設定された候補をいくつか選択し組み合わせることで独自の壁紙を作成できます。
目に優しい、色味を抑えたスマートフォンが好みであれば、デバイス全体で最小限の色を洗練された美しいトーンにまとめる単色テーマを選ぶこともできます。
Androidのソフトウェアは、写真とカメラの品質の向上にも貢献しています。Android13のハイダイナミックレンジ(HDR)動画のサポートに続き、Android 14にはUltra HDRによるHDR画像のサポートが加わります。Ultra HDRは、鮮やかな色、より明るいハイライト、より暗いシャドウを引き出すことで、写真をより美しく仕上げられます。さらに、現在のスマートフォンの多くで利用できる優れたHDRスクリーンにより、Ultra HDRは元の画像の品質を変えることなく高解像度の写真を撮影して表示できます。
健康に関するデータのセキュリティ細かく管理
アプリは、フィットネス、健康、睡眠などを測定するのに役立ちます。ただし、収集されるデータは特定のアプリごとに分離されていることが多く、データの可視性とその管理は制限されます。そこで、すべてのデータを1か所に保存し、プライバシーを一元管理する方法として、ヘルスコネクトをAndroid 14の設定に組み込みました。データはスマートフォン上で安全に暗号化されるため、Googleを含む他者が閲覧したり、他の目的に使用したりすることはできません。WEBGYM、Welby、あすけん、ユビーなどのお気に入りのヘルス&フィットネスアプリに接続して同期するだけで始められます。
また、アプリが自分のデータにアクセスを要求した際に、データがどのように使用されているのかを、より詳細に把握できるようになります。Android 14の新しいデータ共有アップデートでは、位置情報などの情報へのアクセスをアプリに許可するよう求められた場合、アプリが位置データを第三者と共有している際に通知が表示され、アクセスを許可するかどうかについてより多くの情報に基づいた決定を下すことができます。
Android 14のデジタル保護は、最も機密性の高い情報であるデバイスの暗証番号(PIN)にも適用されます。Android 14では、6桁のPINの設定が推奨されることで、PINセキュリティを強化しています。6桁以上の正しいPINを入力すると、デバイスのロックが自動的に解除されるため、[入力]ボタンをタップ入力する必要はありません。
視覚障がい者、聴覚障がい者向けの追加機能
Android 14は、視覚障がいおよび聴覚障がいを持つユーザー向けにも多くの機能を搭載しました。Android 14で改良された拡大鏡はより直感的になり、ピンチ操作で拡大および縮小できるようになりました。新しい拡大鏡設定パネルでサイズを変更したり、拡大する画面の範囲をカスタマイズしたりすることもできます。また、アプリから別のアプリに移動するときに拡大鏡がオフにならないよう、Androidのアクセシビリティ設定で拡大鏡を「アプリを切り替えてもオンのままにする」を設定できます。
Android 14の文字サイズのクイック設定タイルにより、デバイス上のテキストの大きさをすばやく変更することもできます。大きいフォントを小さいフォントよりも細かな単位で拡大する非線形フォントスケーリングにより、読みやすさが向上します。これにより、すでに十分な大きさのテキストが必要以上に拡大されず、テキストが途切れたり、複数行に折り返されたり、ページレイアウトが崩れたり、といったことがなくなります。
聴覚補助の取り組みも更新しました。Android 14には、補聴器を接続して操作するためのより直感的な設定機能が備わっています。これには、ユーザー補助の補聴器の設定手順、わかりやすい音声出力設定、ショートカットから補聴器の設定にすばやくアクセスする機能などが含まれます。
同様に、通知音、呼び出し音、アラートも、ユーザーの要件に応じてカスタマイズすることができます。Android 14では、ユーザー補助と通知設定から「フラッシュ通知」をオンにして、通知が届いたときにライトを点滅させることができます。
source:Android 14 が登場。さらなるカスタマイズや便利な設定、ユーザー補助機能など
上記がAndroid 14の内容となります。
正直、目玉機能と呼べるような斬新な機能は登場していないというイメージですが、細かい部分では確実に進化しています。
また、実際にAndroid 14にアップデートして方々の口コミを見ていると「動作が速くなった」「電池持ちがよくなった」などというポジティブな口コミも多かった印象です。
Android 14へのアップデート方法や内容、口コミは以下の記事に詳しく書いているのであわせてチェックしてみてください。
[関連記事]
⇒ 『Android 14』にOSバージョンアップ(アップデート)する方法
⇒ 『Android 14』アップデートの内容や新機能、みなさんのつぶやき、口コミ、評判、不具合報告などまとめ
Google謹製スマホシリーズ最新作「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」発表&予約受付を開始
スペック、販売情報
Google Pixel 8 | Google Pixel 8 Pro | |
---|---|---|
価格 | 128GB:112,900円 256GB:122,900円 |
128GB:159,900円 256GB:169,900円 512GB:189,900円 |
メーカー | Google(グーグル) | |
サイズ | 高さ150.5 x 幅70.8 x 厚さ8.9mm | 高さ162.6 x 幅76.5 x 厚さ8.8mm |
重さ | 187g | 213g |
カラー | Hazel(ヘイゼル)、Obsidian(オブシディアン)、Rose(ローズ) | Obsidian(オブシディアン)、Porcelain(ポーセリン)、Bay(ベイ ) |
OS | Android 14 | |
CPU | Google Tensor G3 | |
メモリ(RAM) | 8GB | 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB | 128GB / 256GB / 512GB |
外部ストレージ | – | |
背面カメラ | 広角:5,000万画素 ウルトラワイド:1,200万画素 |
広角:5,000万画素 ウルトラワイド:4,800万画素 望遠:4,800万画素 |
前面カメラ | 1,050万画素 | |
ディスプレイ | 6.2インチ Actua ディスプレイ |
6.7インチ Super Actua ディスプレイ |
解像度 | 2,400×1,080 | 2,992×1,344 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | |
Bluetooth | Ver.5.3 | |
バッテリー容量 | 4,575mAh | 5,050mAh |
防水 | IPX8 | |
防塵 | IP6X | |
テレビ | フルセグ:非対応 ワンセグ:非対応 |
|
おサイフケータイ | 対応 | |
NFC | 対応 | |
生体認証 | 指紋、顔 | |
SIMスロット | デュアルSIM(nanoSIMとeSIM) | |
ボタン | 電源ボタン、音量調節 | |
ポート | USB Type-C | |
ワイヤレス充電 | 対応(急速ワイヤレス充電) | |
販売について | Googleストア:販売 ドコモ:販売 au:販売 ソフトバンク:販売 楽天モバイル:- ※キャリアによって取り扱いカラーやストレージ容量が異なる |
Google Pixelシリーズの2023年の本流モデル「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」のスペックや価格、販売情報は上記の通りです。
10月5日に予約受付が開始され、10月12日に発売となります。
本家Googleストアが販売するSIMフリー版だけじゃなく、ドコモ、au、ソフトバンクの各社でも販売されます。
ただし、キャリアによっては、取り扱いのないカラーやストレージ容量のモデルも存在します。
また、Googleストアでは、期間限定でPixel 8シリーズ購入でGoogleストアクレジットが大幅還元されるキャンペーンが開催されています。
各キャリアが設定している価格や割引、キャンペーンについては以下の記事に詳しくまとめているのでPixel 8シリーズの購入を検討している人は参考にしてみてください。
Google謹製スマートウォッチ最新作「Pixel Watch 2」発表&予約受付を開始
各キャリアでの販売あり
最後は、Google謹製のスマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」です。
パッと見は先代のPixel Watchと同じように見えますが、駆動時間が伸びており画面を常時表示した状態でも24時間電池が持つということです。
また30分充電することで50%充電できる高速充電も搭載されています。
こちらも10月5日に予約開始⇒10月12日に発売となっており、価格はWi-Fiモデルが51,800円、セルラー対応モデルが59,800円となっています(Googleストア価格)
Pixel Watch 2もGoogleストアでは、期間限定でストアクレジットがもらえるキャンペーンが開催されています。
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このGoogleがAndroid 14正式版のアップデート配信を開始。Pixel 8シリーズ、Pixel Watch 2も発表【2023年10月5日】の最終更新日は2023年10月5日です。
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