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au回線契約者がiPhoneを機種変更する時にeSIMクイック転送を利用すると「5G SA」に強制的に契約変更され、手数料が発生する件&5Gなど現在のプランを維持したまま(手数料を回避して)新しいiPhoneにeSIMを移行する方法を紹介します。
自分は、iPhone用のau回線は「5G」プランを契約しています。
SIMは物理SIMカードではなく、eSIMを利用しています。
このau回線のeSIMを利用しているiPhoneをiPhone 14 Pro Max⇒15 Pro Maxに機種変更しました。
その際に、旧iPhoneから新iPhoneへのeSIMの移行が超ラクチンでできるiOS標準機能「eSIMクイック転送」を利用しようとしました。
au回線の場合、特定のiPhone・iPadでeSIMクイック転送を利用すると強制的に契約変更が発生⇒手数料が発生するパターンに注意
iPhone 14 Pro Max⇒15 Pro Maxに機種変更する際にau回線でeSIMクイック転送を利用しようとすると、契約プランが強制的に「5G」⇒「5G SA」に変更となる仕様となっていました。
2023年9月22日より適用されているもので、iPhone 14以降のiPhoneおよび11インチiPad Pro(第4世代)、12.9インチiPad Pro(第6世代)以降のiPadがこの仕様の対象となっています。
そのままeSIMクイック転送を利用した場合は、オンラインでの手続きであっても契約変更手数料として3,850円がかかるという…
自分は別にiPhoneで利用するau回線が「5G SA」契約ではなく、これまで通り「5G」契約で問題ありませんでした(手数料もったいないし…)
ということで、au回線のeSIMの契約を「5G」のままにして手数料無料でiPhone 14 Pro Maxから15 Pro MaxにeSIMを移行してみました。
この記事では、au回線を契約変更することなく、手数料無料で新しいiPhoneにeSIMを移行する方法を紹介します。
【iPhone】機種変更時にau回線をeSIMクイック転送を利用して移行しようとすると契約変更となり手数料がかかる件について
対象のiPhone・iPadでeSIMクイック転送を利用すると強制的に「5G SA」契約となる
5G SA以外(5G、4Gなど)を契約している人は契約変更となるため手数料が発生
現在契約中の回線種別 | 再発行後に契約する回線種別 | 手数料 |
---|---|---|
4G(VoLTE) | 4G(VoLTE) | オンラインでの手続き:無料 eSIMクイック転送を利用した手続き:無料 店頭での手続き:3,850円 |
5G | 5G | |
5G SA | 5G SA | |
4G(LTE) | 4G(VoLTE) 5G 5G SA |
全ての手続き:3,850円 |
4G(VoLTE) | 5G 5G SA |
|
5G | 4G(VoLTE) 5G SA |
|
5G SA | 4G(VoLTE) 5G |
auのeSIM再発行および契約変更の手数料一覧は上記の通りです。
今回の自分の例は、表の下から2番目の5G⇒5G SAに該当します。
強制的に5G SAが選択される機種
・14シリーズ以降のiPhone
・第4世代以降の11インチiPad Pro
・第6世代以降の12.9インチiPad Pro
※2023年9月22日以降
eSIMクイック転送を利用した際に強制的に5G SAが選択されるiPhone・iPadは↑以降のモデルとなります。
これらのモデルを使っている人で現在5G SAを契約していない場合、eSIMクイック転送を利用して移行すると強制的に5G SA契約に変更される⇒手数料が発生するということになります。
手動でauのeSIM再発行をオンラインで行えば契約変更なし&手数料無料で新しい機種にeSIMを移行できる
現在のプラン契約のままで問題ないという場合に限る
この半ば強制的に5G SAにプランを変更されるのが嫌だ、手数料を払うのはちょっと…と感じている場合は、オンライン手続きにて手動でeSIM再発行を行い、新しいiPhoneに設定すればOKです。
手動でeSIMを再発行すれば、契約種別を変更する必要ないため、手数料はかからずに新しいiPhoneにeSIMを移行することができます。
もちろん契約変更なしのため、5G SAは利用できませんが、現在5G契約をしている人であれば5G通信は利用できます。
手数料がかかるのが嫌、au回線のプラン変更もしたくなかったので手動でeSIMを再発行して新しいiPhoneに設定してみた
自分は、現在契約しているauのプランが旧プラン(ピタットプラン)でこれを変更したくないことや手数料支払いが嫌だったので、オンラインでauのeSIM再発行を手動で行って、契約変更することなく旧プランを維持したまま新しいiPhoneにeSIMを移行しました。
eSIMクイック転送と比べるとかなり面倒な手続きが必要となりますが、手数料もかからず新しいiPhoneでau回線を今契約しているプランで引き続き使用できたので満足しています。
auのeSIM再発行をオンラインで行う(手数料無料)手順は以下の記事に詳しく書いているので参考にしてみてください。
iPhoneやiPadでeSIMクイック転送を利用する予定のauユーザーは契約種別変更にご注意を
ポンポンと画面の案内に沿って進んでいくとけっこう高額な手数料が発生するので…
5G SAを利用したいという人は手数料発生は仕方なし。。
紹介したように、現在、au回線のeSIMをiPhone・iPadのeSIMクイック転送を利用して新しい機種に移行する場合は、5G SAプランしか選択することができず、半ば強制的に契約種別変更&手数料発生となります。
これまでもeSIMクイック転送を利用してau回線のeSIMを他のiPhoneに移したことは何度もあったのですが、2023年9月22日に行われた仕様変更は知らなかったため、今回eSIMクイック転送を利用した時はちょっとビックリしました。
もちろん最新の5G SA契約がベストだと思います(契約を切り替える場合は手数料必須)が、自分のように旧プランを継続したい、5G契約のままでいいので手数料は支払いたくないという場合は、自分でオンラインでeSIMの再発行手続きを行って、新しいiPhone・iPadにeSIMを移行することを検討してみてください。
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この【au】iPhone機種変更時にeSIMクイック転送を利用すると5G SAに強制的にプランが契約変更され手数料が発生する… 通常のeSIM再発行を利用すれば回避可能の最終更新日は2023年10月19日です。
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