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送受信双方に対応したBluetoothトランスミッター&レシーバー「BR-C14」の使い方とレビューです。
AUKEYさんより「BR-C14」という面白いアイテムのレビュー依頼を頂きました。
このアイテムは、一言で言えばBluetoothに対応していない機器をBluetooth化して音声を飛ばすことができるイメージのアイテム。
例えば、
■TXモード
Bluetoothを搭載していないテレビと接続することでテレビの音声をBluetoothイヤフォンやスピーカーなどに飛ばす
■RXモード
逆にスマホの音声をBluetooth非対応のオーディオコンポやイヤフォンなどの機器に飛ばす
というようなことができます。
iPhone 7のようにイヤフォンジャックがない機器と接続することで、Bluetooth非対応の普通のケーブルイヤフォンがiPhone 7で使えるようになったりと用途は幅広いです。
ということでBR-C14のTX/RXモードやセットアップ方法などの使い方を書いたレビューです。
【送受信に対応】非対応機器をBluetooth化できるAUKEY「BR-C14」の使い方、レビュー
特徴やスペック
基本スペック
メーカー型番 | JP-BR-C14-B |
---|---|
サイズ | 約5cmの三角形 |
重さ | 約13g |
連続使用時間 | 約7.5時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
対応端末 | iPhone / iPad / Android その他Bluetooth対応機器 |
Bluetoothバージョン | 4.1(CSR8670) |
オーディオ圧縮 | aptX |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HSP、HFP |
送信距離 | 10m |
イヤホンジャック | 3.5mm |
その他 | 2台同時接続可能 |
保証 | 24ヵ月保証 |
価格 | 3,599円(記事作成時) |
URL | AUKEY Bluetoothトランスミッター&レシーバー – BR-C14 |
スペックはこんな感じです。
Bluetooth関連は充実しており、送受信できる距離も10mと長いです。
後述していますが、Bluetooth送受信時の音の遅延や跡切れは一切ありませんでした。
本体は充電式となっています。
1.5時間の充電で約7.5時間の連続使用ができるのでバッテリ持ちは悪くはないと思います。
同梱品一式
「BR-C14」の同梱品一式です。
・本体
・3.5mmオーディオケーブル
・MicroUSBケーブル(充電用)
・説明書(日本語対応)
・保証証(24か月)
シンプルなセットです。
簡易的ではありますが、説明書も日本語対応しています。
外観
超コンパクトな本体
BR-C14本体はかなりコンパクト
iPhone 7と並べて置いてみても↑な感じです。
重さも13gと付属のケーブルだけで余裕で持ち上げることができるサイズです。
物理ボタンとジャックの配置
本体のボタン配置とケーブル挿入口は↑
本体正面にマルチファンクションボタン。
右側にボリューム変更ボタン、左側に3.5mmオーディオジャック、上部にTX/RXモード切替ボタンとリロードボタン、下部に充電用のMicroUSB接続口が搭載されています。
ここからはこのアイテムの目玉機能であるTXモード(トランスミッター送信)とRXモード(レシーバー受信)を説明します。
RXモード(レシーバー受信)
Bluetooth非対応のスピーカーやイヤフォンがBluetooth経由で使えるようになる
iPhone 7などイヤフォンジャックがないスマホや昔のオーディオコンポなども有効活用できる!
RXモード(レシーバー受信モード)は、スマホなどBluetooth対応機器で音を出す⇒BR-C14が受信して接続しているイヤフォンなどから音を出すというモードです。
Bluetooth非対応のイヤフォンをBR-C14と接続することでBluetoothイヤフォン感覚で使えるようになります。
iPhone 7などのイヤフォンジャックがないスマホとの間にBR-C14を入れてBluetooth非対応のイヤフォンを使えるようにしたり、Bluetoothに対応していないオーディオコンポのスピーカーに接続しておくことでスマホ内の音楽をコンポのスピーカーから出すなどという使い方ができます。
※3.5mmオーディオジャックがついている機器に限りますが、普通ついていると思います。
RXモードはペアリングが必要。
その前に本体の物理ボタンを「RX」に切り替え
本体上部の切り替えスイッチを「RX」に合わせます。
本体正面についているマルチファンクションボタンを長押しすると青色のLEDが点滅してペアリングモードに入ります。
このRXモードはBluetoothイヤフォンをスマホにペアリングするのと同じ要領です。
今回はiPhone 7にペアリングしてみました。
スマホのBluetoothの画面に「AUKEY BR-C14」と表示されるのでタップします。
←のように「接続済み」と表示されればペアリング完了です。
iPhone 7で音楽を再生⇒BR-C14に接続したBluetooth非対応イヤフォンで音楽が聴ける
ペアリングしてしまえば、あとはiPhoneで音楽を再生するなど音を出します。
iPhone本体からは音は出ず、BR-C14に接続したBluetooth非対応のイヤフォンから音楽が聴ければOKです。
BR-C14で音量や再生/停止などの操作もできる
iPhoneの場合、BR-C14のマルチファンクションボタンを押せば、音楽の再生/停止ができました。
また、ボリュームボタンを押せば音量の調整もできます。
Bluetooth非対応のオーディオコンポのスピーカーなどからも音が出せるようになる!
BR-C14で音量や再生/停止などの操作もできる
自分の家にはないのですが、一昔前のオーディオコンポなどもイヤフォンジャックさえあればスマホ内の音楽の音が出せるようになります。
この場合は、スマホとペアリングした後、BR-C14と付属の3.5mmオーディオケーブルとコンポを接続すればOKです。
BR-C14を使うことでBluetooth非対応の一昔前のコンポやスピーカー、非対応のイヤフォンなどを復活させることができるということになります。
TXモード(トランスミッター送信)
続いてTXモード(トランスミッター送信モード)
これはRXモードの逆です。
例えば、テレビとBR-C14をオーディオケーブルで接続⇒Bluetooth対応のイヤフォンやスピーカーからその音を出すことができます。
Bluetooth非対応のテレビなどの音声ををスピーカーやイヤフォンに飛ばせるようになるので何かと使い勝手がいいです。
TXモードはペアリングなどは必要なし
本体のスイッチをTXに切り替えて電源を入れると近くにあるBluetooth機器に自動接続される
これちょっとびっくりしたのですが、TXモードはペアリングなどは一切不要です。
BR-C14の本体についているスイッチをTXモードに切り替えて、音声を飛ばしたい機器を接続して電源をオンにすると近くにあるBluetooth対応機器に自動的に接続されます。
↑のようにテレビとオーディオケーブルでBR-C14を接続⇒電源オン⇒近くにあったBluetoothイヤフォンに接続、となります。
自分がレビュー時にやった環境だとテレビ(Bluetooth非対応ブラビア)の音がBluetoothイヤフォンにサクッと飛んできました。
Bluetooth対応のオーディオ機器が2台以上ある場合の優先度がよくわからない。。
自分の家にはBluetoothイヤフォンとBluetoothスピーカーがあります。
どちらも電源オンの状態で最初にTXモードを使った時はスピーカーの方に接続されました。
スピーカーの電源を切るとイヤフォンから音が出ました。
この辺の優先度がよくわかりません。。
RXモードもTXモードも音切れや遅延は一切ナシ!
テレビでテロップなどがあるシーンでもリアルタイムに音が入ってくる
すごいなぁと思ったのは、音声の遅延や音切れが全くなかったことです。
いろんなスマホやテレビなどに繋いでみましたが、すべて何の問題もありませんでした。
テレビの音をイヤフォンに飛ばしていて、バラエティ番組などを見た時にタレントさんの発言がよくテロップで画面下に表示されますが、その表示と音声のズレも一切ありませんでした。
電話(通話)にも対応
各種ボタンでリダイヤルや終話などの操作もできる
BR-C14は電話にも対応しています。
機器不足で実際に使えなかったのですが、説明書にも明記されています。
マルチファンクションボタンで通話/終話などにも対応しています。
個人的には「充電式」じゃなかったらマジで嬉しいアイテム
唯一欠点かなぁと思うのは充電式なこと。
製品の仕様上しょうがないというのはわかっているのですが、持ち歩いて使うとなると充電が必要なアイテムが1つ増えます。。
まぁBluetoothイヤフォンを使っている人はどの道充電が必要なんですけど。
Bluetooth非対応のマシンの音を柔軟に扱えるようになる「BR-C14」
iPhone 7でBluetooth非対応だけどお気に入りのイヤフォンを使いたい人やテレビの音をBluetoothヘッドセットで聞きたい人にオススメ
BR-C14は、いろんな機器の音声を柔軟に扱うことができるようになるアイテムです。
Bluetooth非対応のテレビの音をイヤフォンで聞きたい。でもケーブル挿してまで聞くのもなぁ。。という人だったり、iPhone 7になってこれまで使っていたケーブル式のイヤフォンが使えなくなってしまった。。という人、自宅に眠っている古いオーディオコンポやスピーカーを復活させたい!なんていう人にオススメです。
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このテレビやイヤフォンなど非対応の機器の音声をBluetooth化できるトランスミッター&レシーバーAUKEY『BR-C14』の使い方、レビューの最終更新日は2017年3月24日です。
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