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Xperia 5 IIの実機レビューです。
5G通信対応でXperia 1 IIよりも小型の「Xperia 5 II」
ドコモ版のSO-52Aにガッツリ触れる機会があったので、Xperia 5 IIの実機レビューをしてみました。
Xperia 5 IIは、2020年10月発売(ドコモ版は11月発売)のXperiaのフラッグシップモデルです。
少し前に販売が開始された初の5G対応Xperia「Xperia 1 II」よりもサイズが小さく手になじむモデルとなっています。
「II」の読み方は「マーク・ツー」です(これがわかりにくい…)
この記事でレビューしているモデルは、国内キャリアだとドコモとauから発売されるハイスペックモデル「Xperia 5 II」です。
ドコモ、au、ソフトバンクから発売される2020年秋モデルのXperia
Xperia 5 IIを販売しているキャリアは、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアとなっています。
ソフトバンクは、Xperia 1 IIを販売していなかったため、ある意味復活ということになります。
ドコモ版が「SO-52A」、au版が「SOG02」、ソフトバンク版は型番なし、となっています。
基本カラーはブラック、グレー、ブルー、ピンクの4色ですが、ドコモオンラインショップのみ独占という形でパープルを販売しています。
各キャリアの販売価格やキャンペーン
各キャリアから販売されるXperia 5 IIの価格や割引、キャンペーンなどは↓の記事にガッツリまとめています。
どのキャリアでも大丈夫だけどできるだけXperia 5 IIをおトクに購入したいという人は、キャンペーンや割引を比較することでおトクに購入することができるのでチェックしてみてください。
前置きが長くなりましたが、ここからXperia 5 IIの実機レビュー&スペックまとめです。
今回レビューに使用した実機のカラーは、全キャリアから販売されている「ブルー」です。
どのキャリアで購入するかによってロゴ配置など若干の違いはありますが、各キャリア版とも中身のスペックやできることなどは同じです。
Xperia 5 IIが気になっている人、購入を検討している人は、この記事の実機レビューを参考にしてみてください。
自分が現在メインで利用しているXperia 1 IIとの比較も行っています。
Xperia 5 IIのスペックおさらい
2020年秋発売の5G対応のXperiaハイエンド&若干コンパクトモデル
機種名 | Xperia 5 II |
---|---|
型番 | ドコモ版:Xperia 5 II SO-52A au版:Xperia 5 II SOG02 ソフトバンク版:Xperia 5 II |
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
カラー | ドコモ版:ブラック、グレー、ブルー、ピンク、パープル(※パープルはドコモオンラインショップ限定カラー) au版:ブラック、グレー、ブルー、ピンク ソフトバンク版:ブラック、グレー、ブルー、ピンク |
サイズ | 約68mm×約158mm×約8.0mm(幅×高さ×厚さ) |
重さ | 約163g |
バッテリー容量 | 4000mAh |
OS | Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platform |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ(ROM) | 128GB |
外部ストレージ | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
ディスプレイ | 約6.1インチ(有機EL シネマワイドディスプレイ) |
解像度 | FHD+(2,520×1,080) |
メインカメラ | 16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2 70mm(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.4 24mm(標準):有効画素数約1220万画素/F値1.7 |
フロントカメラ | 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | ver.5.1 |
防水/防塵 | 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X) |
テレビ | フルセグ:非対応 ワンセグ:非対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
情報取得/リンク(NFC) | 対応 |
生体認証 | 指紋 |
3.5mmオーディオジャック | あり、4極ヘッドセット(CTIA規格準拠)対応 |
ハイレゾ | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
SIMスロット | nanoSIM |
ポート | USB Type-C |
発売日 | ドコモ:2020年11月12日(木) au:2020年10月17日(土) ソフトバンク:2020年10月17日(土) |
Xperia 5 IIのスペックは↑です。
ディスプレイサイズは約6.1インチと春に発売されたXperia 1 IIよりも若干コンパクト(1 IIは約6.5インチ)になっています。
基本スペックは、Qualcomm Snapdragon 865のチップセット&8GBメモリ、内蔵ストレージは128GBとなっています。
もちろん5G通信に対応しています。
チップセットやメモリ、ストレージ量、バッテリー容量、3眼カメラなどは基本的にすべてキャリア版のXperia 1 IIと同じものが搭載されています(後日発売されたSIMフリー版のXperia 1 IIはメモリ12GB、ストレージ容量256GBです)
昨年のXperia 1と5との違いのように、基本的にXperia 1 IIと5 IIもサイズくらいしか差はありません。
6.1インチ、21:9のシネマワイド/4K HDR対応有機ELディスプレイを搭載
Xperia 1 IIよりも若干コンパクトになっているディスプレイですが、それでも約6.1インチという大きさで、Xperiaでは、定番となりつつある縦長の21:9シネマワイドを引き続き採用しています。
4K HDRに対応している有機ELディスプレイで、スタンダードモードではX1 for mobile、切り替えることでクリエイターモードが利用できます。
もちろん4Kアップスケーリングや残像低減といったXperiaらしい機能も搭載されています。
高性能3眼カメラ+3D iToFセンサー搭載
カメラもXperia 1 IIと同じ高性能なZEISS Lensを採用し、上から超広角16mm、望遠70mm、標準24mmという3眼となっています。
カメラスペックの詳細は後述しています。
3.5mmイヤホンジャックも搭載
Xperia 1 IIから再び採用された、3.5mmイヤホンジャック。
Xperia 5 IIでもい本体上部左上に搭載されています。
もちろん有線イヤホンを挿すだけで利用できます。
イヤホンジャックの搭載、非搭載は賛否両論ありますが、このイヤホンジャック込みでも防水なのであれば、搭載されているに越したことはないと思います。
ワイヤレス充電&テレビは非対応。ここがXperia 1 IIとは違うので注意
同じくXperia 1 IIで復活したワイヤレス充電。
が、Xperia 5 IIは、ワイヤレス充電は再び非対応となっています。
個人的に必須機能なので、ここはちょっと残念なポイントです。。
ちなみにバッテリー容量は、Xperia 1 IIと同じ4,000mAhと大容量となっています。
また、Xperia 1 IIには搭載されているテレビ機能(ワンセグ&フルセグ)もXperia 5 IIは非対応です。
まぁこれに関しては、視聴する際は、専用ケーブルが必要となるものなのであまり気にしなくていいのではと思います。
Xperia 5 II フォトレビュー&Xperia 1 IIと並べてみた
今回レビューに使用した端末のカラーは「ブルー」
Xperia 5 IIは、3キャリア共通で発売されるブルー、ブラック、グレー、ピンクの4色に加え、ドコモオンラインショップ独占で「パープル」が用意されており、全5カラーとなります。
今回の実機レビューに使用したXperia 5 IIは、全キャリアから販売される「ブルー」です。
自分が利用しているXperia 1 IIのブラックとも比較しています。
化粧箱&同梱品
化粧箱は高級感なし。同梱品は一切なし…
Xperia 5 IIの化粧箱は小さいタイプの至って普通の箱です。
もはやXperiaはどのシリーズを購入してもこのタイプになっているみたいです。
同梱品は一切ありませんでした。。
当然のようにType-Cの充電ケーブルおよびイヤホンの付属はありませんし、テレビ機能にも対応していないのでテレビケーブルも入っていません。
Xperia 1 IIのレビューの時も同じことを書きましたが、それなりに高価なスマホなので、もうちょっと豪華な化粧箱や同梱品が欲しかったなぁ、というのが本音です。
Xperia 5 II全体のスタイル、外観
Xperia 1 IIよりも丸みがかったデザイン
Xperia 5 IIは、Xperia 1 IIと比べると全体的に丸みがかったデザインとなっています。
以前発売したXZシリーズまで丸みはありませんが、角やサイドフレームは全体的に丸みを帯びています。
好みの問題もありますが、個人的はカクカクしたデザインが好き(特にXperiaの場合は)なので、Xperia 1 IIの方が好みです。
6.1インチで縦長ボディ。横幅がかなり適度なサイズで握りやすい
Xperia 5 IIは、1 IIと比べるとコンパクトとはいえど6.1インチと大きめサイズです。
が、21:9の縦長ディスプレイのため、横幅は68mmとなっており、かなり握りやすいです。
Xperia 1 II(横幅72mm)と比較しても4mmしか差がないですが、Xperia 5 IIの方が断然持ちやすく感じました。
先述した通り、サイドも丸みを帯びているから握りやすいというのもあると思います。
あまり手が大きくない人でも十分、片手操作できると思います(ただし肩て操作では、画面上部までは指は届きません)
定番のdocomoロゴは背面下部にデカデカと配置。5Gロゴも目立ちまくり…
ドコモ版のXperia 5 IIの背面下部には、かなりデカデカとキャリアロゴ&5Gロゴが入っており、小さくモデル番号も入っています。。
au版にも入っていますが、あまり目立たず、ソフトバンク版にはキャリアロゴは入っていません。
ドコモ版のロゴはけっこう気になるレベルなので、キャリアロゴやモデル番号が目立つのはイヤ!という人はソフトバンク版をオススメします(au版でも気にならないレベルだと思います)
ディスプレイ面はノッチなしで上下にベゼル。縦長の画面はかなり広く使える
Xperia 5 IIには、ノッチやパンチホールは搭載されていません。
これによりディスプレイ上下には黒いベゼル部分があります。
このベゼルは、Xperia 1 IIとほぼ同じ広さなので、1 IIに比べてディスプレイ全体が小さいことから少し目立ちます。
左右は、端ぎりぎりまでディスプレイが伸びている狭ベゼルとなっています。
ノッチやパンチホールのような特殊な形状をしていないのでクセがなく、誰でも馴染んで使いやすいディスプレイだと思います。
21:9の縦長ディスプレイなので画面全体は広々と使うことができると思います。
縦にかなり広くディスプレイを利用できますが、片手操作の場合は、画面上部までは確実に指が届かないのでステータスバーを引っ張り出すのは難しいと思います。
ただ、Xperiaホームを利用していればホーム画面のどこを下スワイプしても通知バーが下りてくるので快適です。
また、Xperia独自の機能「サイドセンス」を利用することで片手操作がさらに快適になると思います。
サイドセンスの詳細や細かい使い方、設定方法は後述しています。
サイドフレームは鏡面仕上げのメタルフレーム。高級感あり
Xperia 5 IIのサイドには、光沢のある鏡面仕上げのメタルフレームが採用されています。
背面との一体感もあり、高級感があります。
先述していますが、サイドはフラットではなく丸みを帯びています。
背面のカメラユニットは出っ張り
もう定番ですが、背面の3眼トリプルカメラは、ユニット一式が出っ張っています。
もうXperiaに関わらず当たり前の仕様になってきたので何の違和感もないと思います。
Xperia 5 IIに搭載されている物理キー、ボタン配置と役割
本体右サイド。通常時に使用する物理ボタンは全てココ
本体右サイドには、上からボリュームボタン(アップ、ダウン一体型)、電源ボタン(指紋認証兼用)、アシスタントボタン、カメラボタンが並んでいます。
アシスタントボタンを新搭載。これ個人的には不要…
Xperia 1 IIと比較すると1つ物理ボタンが増えています。
この増えたボタンは「アシスタントボタン」で初期設定の場合は、長押しするとGoogleアシスタントが起動します。
個人的には、このボタンは不要だったのでは…と思います。
電源ボタンは指紋認証と一体型のものを採用
Xperia 1 IIから再度採用された指紋認証一体型の電源ボタンがXperia 5 IIでも採用されています。
以前の機種だと電源ボタンと指紋認証装置が分かれていて、ちょっとごちゃごちゃしていましたが、一体型なのでスッキリしています。
指紋認証の精度はそれなりにいいのでストレスなくロック解除できると思います。
が、電源ボタン兼用の指紋認証装置自体が薄いので指をあてる部分がズレるとロック解除できない⇒最初だけ慣れが必要です。
また、指が濡れていたり、かなり乾燥していたりすると高確率でロックが解除できないのは正直面倒に感じる部分でもあります。
右サイド下部にカメラボタンを搭載
フラッグシップモデルのXperiaでは定番となりつつある、カメラボタン。
Xperia 5 IIでも本体右サイドの下部に配置されています。
通常時にこのボタンをグッと押し込めばロック状態でもカメラを起動することができたり、カメラ撮影時のシャッターボタンとして使うことができます。
カメラキー長押し時の動作は、自分で変更または無効化することもできます。
本体上部に3.5mmイヤホンジャック!もちろんハイレゾ対応
3.5mmイヤホンジャックは、本体上部左上に配置されています。
ハイレゾ対応のXperiaでワイヤレスでも多くの情報量を伝送できるLDACにも対応しているため、ワイヤレスイヤホンを使っても高音質で音楽を再生できます。
本体左サイドはSIMカード&Micro SDカードスロットを搭載
左サイドにSIMカードおよびMicro SDカードスロットが搭載されています。
操作系のボタンは、左サイドには一切搭載されていないので、通常時は左サイドを触ることはないと思います。
SIMカードおよびSDカードスロットは、ピン不要で爪などを引っかけて引っ張り出すことができるタイプとなっており、SIMおよびSDカードの差し替えがラクチンです。
ただXperiaは、相変わらずSIMを抜くと本体が再起動するちょっと面倒な仕様となっています。
本体下部にキャップレス防水充電ポート
本体下部は、キャップレス防水仕様のUSB Type-C充電ポートのみが配置されています。
先述した通り、Xperia 5 IIはワイヤレス充電には対応していないのでけっこう重要なポートとなります。
以上が、Xperia 5 IIの外観レビューです。
Xperia 1 IIとは、ディスプレイとサイズ以外は中身はほぼ同じですが、外観においてはけっこう違いがあると思います。
Xperia 5 IIの中身チェック&特徴や機能など
ここからはXperia 5 IIの中身を使ってみてのレビューとなります。
ただ、何度も書いていますが、Xperia 1 IIと中身がほぼ同じのため、Xperia 1 IIのレビューを行った際に書いたことと重複している部分が多々あることをご了承ください。
ハードウエアスペック
5Gにも対応したハイスペック端末。基本スペックはキャリア版Xperia 1 IIと同じ
チップセット:Qualcomm Snapdragon 865(2.8GHz+1.8GHz オクタコア)
メモリ:8GB
内蔵ストレージ:128GB(別途SDカード利用可)
バッテリー:4,000mAh
Xperia 5 IIのハードウエアスペックは↑となっています。
何度も書いていますが、ディスプレイ以外の基本スペックは、キャリア版のXperia 1 IIとほぼ同じです。
昨今のハイエンドスマホと比べるとメモリ8GB、ストレージ128GBとちょっと控えめです。
※キャリア版の後に発売が開始されたSIMフリー版のXperia 1 IIは、メモリ12GB、ストレージ容量256GBです。
ベンチマークスコア
Antutuベンチマークスコアで計測してみた
今回もAntutuを使ってベンチを測ってみました。
結果は432393というスコアでした。
Xperia 1 IIをレビューした時に同じくAntutuで計測した数値は「424253」でした。
中身はほぼ同じとなっているため、スコアもほぼ同じです。
正直、もう少し高くてもいいのになぁ、というのが本音です。
チップセットがSnapdragon 865、メモリ8GBの場合、同時期発売の5G対応モデルと比べるとスコアが低くなります。
■ハイエンドモデル
Xperia 1 II:424253
AQUOS R 5G:572299
Galaxy S20:527592
Galaxy Note10+:465279
Google Pixel 4:389110
Xperia 5:415722
Xperia 1:354409
■ミドルレンジモデル
LG style3:292952
OPPO Reno3 A:182748
AQUOS sense3:113926
Xperia Ace:88014
※全て実測値
↑は同じく実機レビューで計測してみた他のAndroidスマホのベンチマークの計測データです。
Galaxy S20シリーズやAQUOS R 5Gと比べるとのベンチマークスコアは低いということになります。
個人的には、これくらいのスコアが出ていれば何の問題もないと思いますが、グラフィックがキレイなゲームをガンガンプレイするという用途だとちょっと差が出てしまいます。
※Antutuベンチマークスコアは現在Google Playから削除されています。Antutu公式サイトから野良アプリとしてダウンロードできますが、利用は自己責任でお願いします。
関連記事:AnTuTuのベンチマークアプリをダウンロードする方法 – Android版はGoogle Playから削除中。。
もちろん5G対応
5Gエリアに入れば爆速通信ができる
Xperia 5 IIは、もちろん超高速5G通信に対応しています。
キャリアの5Gは、まだまだエリアは広くはないですが、エリアに入れば5G通信に切り替わり、爆速通信ができます。
自分がXperia 1 IIで渋谷に行った時に5Gエリアで計測した時は、ダウンロードスピードが500Mbpsを超えていました。
ちなみに5G対応Androidスマホは5G通信を掴まないようにする(従来通り3G、4Gのみで通信する)設定もあります。
4G⇔5Gの切り替えはシームレスなので特に設定をいじる必要もないと思いますが、参考までにどうぞ。
4Kディスプレイはめちゃくちゃキレイ。色も鮮明
21:9シネマワイド&HDR対応の6.1インチ有機ELディスプレイ
ハイエンドXperiaの目玉でもある「21:9シネマワイド/4K HDR対応有機ELディスプレイ」
Xperia 1 IIよりサイズはコンパクトになっていますが、ディスプレイのスペック自体は同じです。
4K対応のXperiaのディスプレイは、画像がきめ細やか&鮮明でめちゃくちゃ映像がキレイです。
↑はXperia 1 IIでNetflixを通常モードで視聴した時の状態です。
21:9の比率はアプリ側が対応してない場合は、横向きにした時に左右に大きめの黒帯が表示されてしまう状態が、Xperia 5 IIでも発生します。
まぁこれはXperiaが悪いわけではないのです…
高画質化エンジン「X1 for mobile」や残像低減技術、4Kアップスケーリング、HDRリマスターなどももちろん搭載されています。
また、クリエイターの意図した色域を再現する「クリエイターモード(アプリ毎に自動適用も可能)」も搭載されています。
こういったXperiaの画質設定は、自分で変更することもできます。
かなり様々な画質調整ができるので、いろいろと設定して自分好みの画質を見つけてみてください。
関連記事:【Xperia】画質を調整する方法まとめ
背面のメインカメラはZEISS Lens採用の3眼+3D iToFセンサー
超広角&望遠&標準の組み合わせ
■超広角レンズ(16㎜)
有効画素数:約1220万画素
焦点距離:16mm
F値:2.2
デュアルフォトダイオード
■望遠レンズ(70㎜)
有効画素数:約1220万画素
焦点距離:70mm
F値:2.4
ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)
■標準レンズ(24㎜)
有効画素数:約1220万画素
焦点距離:24mm
F値:1.7
デュアルフォトダイオード
ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)
Xperia 5 IIの背面のメインカメラはZEISS Lensを採用した3眼&3D iToFセンサーとなっています。
上から超広角16mm、望遠70mm、標準24mmという内訳です。
Xperia 1 IIと全く同じカメラとなっています。
ソニーの技術がガッツリ盛り込まれたカメラで、瞳AF/リアルタイム瞳AF、ハイブリッド手ブレ補正、低照度撮影といったXperiaらしい撮影機能が利用できます。
実際に自分がメインで使っているXperia 1 IIと全く同じ感想となりますが、シャッタースピードがめちゃくちゃ速い&それでもピントがしっかりとあっている写真が簡単に撮影できるカメラに仕上がっています。
カメラ好き向けのPhotography Pro、Cinematography Proを搭載
自分好みの設定を行って写真撮影ができるPhotography Proとシネマ撮影専用「Cinematography Pro」がプリインストールされています。
シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスetc…とかなり細かい部分まで設定してマニュアル撮影ができますが、自分はカメラに詳しくないので全く使い勝手がわかりませんでした。。
この辺の機能は、正直自分にはまったく使いこなせない機能ですが、こういった写真や動画撮影の玄人向けの機能が搭載されているのもハイエンドXperiaの特徴です。
素人目線で書くと、暗い場所や遠い場所、接写など様々な撮影において、ほぼシャッターを押すだけで簡単にキレイな写真が撮れて満足しています。
シンプルに自分のような素人でもめちゃくちゃキレイな写真が簡単に撮影できます。
フロントカメラはF値2.0で800万画素
あまりプッシュされてないけど十分キレイなセルフィー撮影ができる
Xperia 5 IIのフロントカメラは、800万画素のF値2.0とこれもXperia 1 IIと同じカメラが採用されています。
カメラを掌に向け、手のひらが認識されるとセルフタイマーがオンになるハンドシャッターにも対応しています。
セルフィー撮影時は、顔の認識や逆行などシーンを自動で判定してくれます。
最初から美肌効果のあるような写真が撮影できます。
Xperia 5 IIもめちゃくちゃ音質がGOOD!もちろんハイレゾにも対応
DSEE Ultimateのおかげ?でストリーミングサービスの音楽再生でも音質がめっちゃいい!!
Xperia 5 IIは、もちろんハイレゾ再生に対応しています。
この辺はXperiaというか、最近のスマホでは当たり前となっています。
そして、Xperia 5 IIも再生する音楽はハイレゾじゃなくても音質がめちゃくちゃいいです。
Xperia 1 IIのレビューの時も書きましたが、ソニー独自のオーディオチューニングと「DSEE Ultimate」というCDやMP3、AACなどの圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源に変換する機能のおかげだと思うのですが、自分がメインとして使っている音楽ストリーミングサービス「Amazon Music Unlimited(普通のプラン)」で音楽を再生した時の音質がiPhone 11 Pro Maxに比べて格段にいいと感じました。
自分は最近は、Xperia 1 IIにAirPods Proを接続したり、クルマでの音楽再生もカーナビ(iPhone、Android対応のディスプレイカーオーディオ)にスマホを接続してAmazon Music Unlimitedで再生しています。
Xperia 1 IIを購入するまでは、iPhoneのCarPlayをメインに使っていたのですが、Xperia 1 IIを使い始めてからは、iPhoneをやめて乗り換えました。
これと同じ音質がXperia 5 IIでも楽しめるので音に関してはマジで満足しています!
3.5mmイヤホンジャック復活で有線イヤホンも挿すだけで使える
LDACに対応しているため、ワイヤレスイヤホンでも高音質で再生できますが、3.5mmイヤホンジャックも搭載しているため、お気に入りの有線イヤホンを挿すだけで使うこともできます。
イヤホンジャックは、完全防水なのであればないよりもある方が絶対いいと再認識しました。
キャリア版はやっぱりプリインストールアプリがゴチャゴチャ…
ドコモUIを選択するとmy daizの豆腐みたいなやつが猛烈に前に出てくる
↑は、ドコモ版のSO-52Aを初期化した後に起動したホーム画面です。
最初にdocomo LIVE UXを選択するとドコモのAI「my daiz」がガンガン前に出てきます。
以前に比べるとXperia特有のプリインストールは減っていますが、ドコモのプリインストールアプリは相変わらず大量です。。
まぁもうこれは定番というかしょうがないというか…
プリインストールアプリやmy daizがウザいと感じている人は、手動でいろいろと調整してみてください。
Xperiaのプリインストールアプリも多い。無効化やアンインストールして使いやすいように設定を
またキャリアのアプリの他にもXperia、SONY特有のアプリやゲームがプリインストールされています。
実際、けっこうストレージ容量を消費しているので不要と感じたアプリは、アンインストール(できないものは無効化)して自分が快適と感じる環境を最初に作ることをオススメします。
無効化の手順は↓の記事にまとめているので参考にしてみてください。
PoBox、アルバムなど以前のXperiaにあった機能やアプリがない
Xperia 1 IIからは、昔は定番だったXperiaのキーボード「PoBox」や「アルバム」アプリがなくなっています。
Xperia 5 IIでもプリインストールされていません。
PoBoxとアルバムアプリはXperiaらしさがあって個人的には好きだったのでちょっと残念です。
ただ、非公式ではあるものの↓のやり方でアルバムを復活させることはできます。
片手操作が快適に!サイドセンスは呼び出し方のコツを掴めばランチャーやアクションとしてかなり便利に使える
ディスプレイ端をダブルタップしたりスライドで起動
Xperia 5 IIは、1 IIよりもコンパクトになったといえど6.1インチとそれなりに大きいです。
このサイズを片手操作する時に慣れておくと便利な「サイドセンス」という機能が搭載されています。
このサイドセンスは、アプリランチャーになったり、アクションを割り当てたりすることができる機能です。
Xperia本体のディスプレイの端をダブルタップorスライドすることで呼び出せます。
正直、慣れるまで呼び出すのにコツがいります。
が、サイドセンスに慣れるとめちゃくちゃ便利でXperiaの操作性がグーンと向上します。
片手操作が快適になるので、大型サイズのXperia 5 IIを使いこなすのであればサイドセンスを使うことをオススメします。
サイドセンスの設定方法やコツを掴む手順は↓の記事にガッツリまとめているので合わせてチェックしてみてください。
防水(IPX5/8)、防塵(IPX6)は当たり前
もはや当たり前になっていますが、もちろん防塵防水仕様(IPX5/8)です。
ただ防水なだけじゃなく、タッチ精度が高く設定されているので手が濡れたままでも操作できるのも特徴です。
実際に風呂で利用してみたりもしましたが、指が濡れていてもiPhoneなどとは比べ物にならないくらいちゃんと動きました。
もちろんNFC、おサイフケータイに対応
かざす位置は背面の上部の中央
もちろんおサイフケータイにも対応しています。
かざす位置は、本体背面の上部中央に位置しています。
背面を見れば、アイコンを確認することができます。
バッテリー容量は4,000mAh。電池持ちはかなりいいと思う
4Kディスプレイの割にはバッテリー残量がなかなか減らない。本体も熱くならない
Xperia 5 IIのバッテリーは4,000mAhです。
Xperia 1 IIより本体サイズは小さいですが、バッテリー容量はそのままのサイズとなっており、けっこう大きい容量となっています。
実際の電池持ちも悪くはなく、利用している時もスリープしている時もガンガン電池が減ることはありませんでした。
Xperia 1 II同様、本体が熱くなるということもありませんでした。
その他、Xperiaには、STAMINAモード(緊急の場合は、緊急省電力モードもあり)なども搭載されています。
ワイヤレス充電は非対応!ここに注意
先述していますが、Xperia 5 IIはワイヤレス充電は非対応です。
せっかくXperia 1 IIではワイヤレス充電が復活したのに、Xperia 5 IIでは使えないとちょっと残念です。。
これは、個人的にはマジで欲しかった。。
けっこうなマイナスポイントです。
ワンセグ/フルセグも非対応
まぁなくても…
Xperia 5 IIは、ワンセグ/フルセグも非対応です。
Xperia 1 IIは対応しているので劣っている部分ではありますが、Xperia 1 IIも同梱のアンテナケーブル(3.5mmイヤホンジャック形式)を接続しないとほぼ受信できません。
ワンセグ/フルセグが視聴できる機能があるに越したことはないと思いますが、ついていなくてもそこまでのマイナスポイントではないのかなぁと個人的には思っています。
Xperia 5 IIをガッツリ使ってレビューしてみての感想まとめ
Xperia 1 IIとの違いはほぼナシ。1 IIか5 IIかで迷っている人は発売時期ではなくサイズ感で検討を
ワイヤレス充電、ワンセグ/フルセグが欲しい場合はXperia 1 IIを
実際にXperia 5 IIを使ってみての個人的な感想は、ほとんどXperia 1 IIと同じだなぁ…という感じでした。
Xperia 1 IIは、自分も久々に購入してメインとして使っているAndroidスマホでかなり完成度は高いと感じているスマホです。
なのでXperia 5 IIも基本スペックやレビューに書いた点ではかなり満足できる機種だと思います。
何度も書いていますが、Xperia 5 IIとXperia 1 IIとの違いは、ディスプレイおよび本体サイズと若干のデザイン、ワイヤレス充電、ワンセグ/フルセグくらいだと思います。
なので、この2機種で迷っている人は、自分がどちらが使いやすいサイズか?をメインに検討することをオススメします。
個人的には、サイズは今回レビューしたXperia 5 IIの方が好みです。
ですが、デザインはカクカクしたXperia 1 IIの方が好き(これは本当に好みによると思います)なこととワイヤレス充電非対応という部分から、今どちらか選べと言われるとXperia 1 IIを選択すると思います。
5Gにはまだあんまり期待しちゃダメ
5Gエリアはドコモもauもソフトバンクもまだまだ狭すぎるので、現在のところは5Gの恩恵はほぼないと考えていた方がいいと思います。
これは機種が悪いわけではありませんが…
ただ5Gを掴んだ時の通信速度は本当に爆速です。
自宅が5Gエリア内で超高速通信ができる!という人は5Gスマホ購入まったなしだと思います。
Xperia 1 IIが一回り小さくなって2020年秋に登場した「Xperia 5 II」
ドコモ、auだけじゃなくソフトバンクからも販売されます。
価格は高いモデルですが、全体的には価格に見合った完成度の高いXperiaだと思います(ワイヤレス充電はマジで欲しかったですが)
この実機レビューがXperia 5 IIの購入を検討している人の参考になれば嬉しいです。
[関連記事とリンク]
・「Xperia 5 II」の価格、スペック、割引キャンペーンまとめ
・【手数料完全無料】Xperia 5 II(SO-52A)- ドコモ
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このXperia 5 II 実機レビュー – ドコモ版(SO-52A)をガッツリ触ってみた&Xperia 1 IIとの違いを見比べてみた。スペックはほぼ同じでコンパクト化!注意点もの最終更新日は2020年12月23日です。
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