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ドコモ「LG style2(L-01L)」の実機レビューです。
ドコモの2019年夏モデル『LG style2(L-01L)』にガッツリ触れる機会があったので実機レビューをしてみました。
docomo withとして販売されていたLG style(L-03K)の後継機に当たる機種です。
2019年夏モデルの中では発売が遅く、2019年7月12日に発売されました。
機種変更でも販売価格は4万円切り!
LG style2(L-01L)の特徴は価格&スタミナバッテリーです。
販売価格は、機種変更含むすべての契約で38,880円(税込み)という低価格となっています。
LG公式は「最高のコスパスマホ」と銘打っています。
この価格帯なので、ドコモの「スマホおかえしプログラム」は対象外となっています。
さらに3,000dポイントが必ずもらえるキャンペーンあり
また、LG style2(L-01L)を購入して応募するともれなく3,000dポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
8月31日までの購入(応募は9月8日まで)が対象となります。
先代モデル「LG style(L-03K)」と並べるたり、サイズが近くiPhoneのPlusシリーズとのサイズ比較もできたので、前作からの進化点や変更点などを含めて、ドコモ「LG style2(L-01L)」を実機レビューしています。
【ドコモ】LG style2(L-01L)のスペックと価格
機種名 | LG style2 |
---|---|
型番 | ドコモ:L-01L |
OS | Android 9.0 |
サイズ | 約158mm×76mm×8.5mm(最厚部:約9.1mm) |
ディスプレイ | サイズ:約6.0インチ 種類:TFT液晶 解像度:1,080×2,160px(FullHD+) 18:9を採用 |
重さ | 約182g |
メインカメラ | 約1,620万画素(F値:2.2)+約1,310万画素(F値:1.9)広角のデュアルカメラ (最適モードで撮影してくれるAI搭載) |
インカメラ | 約810万画素 |
CPU | Qualcomm Snapdragon450(SDM450) 1.8GHz(オクタコア) |
メモリ | 4GB |
内部ストレージ | 64GB |
バッテリー | 3,900nAh(取り外し不可) |
通信速度 | 受信時最大:262.5Mbps 送信時最大:50Mbps |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
その他 | ・防水機能(IPX5/IPX8) ・防塵機能(IP6X) ・ワンセグ対応 ・おサイフケータイ ・Bluetooth 4.2 ・VoLTE ・指紋認証対応 ・ハイレゾ対応 |
本体カラー | ゴールド、ブラック |
価格(全契約) | 38,880円 36回分割払時:1,080円×36回 24回分割払時:1,620円×24回 |
販売ページ | LG style2(L-01L)- ドコモ |
4万円以下なのに十分なハードウエアスペック。ただチップセットは…
スペック面は決して超ハイスペックという訳ではありません。
が、ハイスペックモデルをガンガン作ってきたLGらしく、通常使いには全く問題ないスペックを搭載しています。
ただ、チップセットのSnapdragon450(SDM450)は、先代のLG styleから変わっていません。。
せめて先代よりは少しだけでもいいものを採用して欲しかったのが本音です。
Snapdragon450は、AQUOS sense2などにも採用されているエントリーモデルのAndroidで採用されるものです。
後述していますが、ベンチマークスコア自体は正直ショボいです(高いスコアを求める方がおかしいかもしれませんが)
とはいえオクタコアで動作が悪い、重いという訳では全くありませんでした。
LG的にも、このチップセットであれば十分という判断なんだと思います。
その他、4GBメモリ、64GBストレージ、6インチディスプレイ、高画質デュアルカメラetc…で4万円以下なら十分すぎではないでしょうか?
スマホ最大クラスの3,900mAhという驚異のバッテリーを搭載
また、超特出しているのがバッテリー容量です。
スマホ最大級の3,900mAhという超大容量のバッテリーを搭載し、5日間使えると豪語しています。
3,900mAhというのは、LG歴代最大のバッテリーとなっています。
LGから過去に販売されたハイスペックモデルLG V30+は3,060mAh、V20 PROは2,900mAh、先代にあたるLG styleが2,890mAhということを考えるとstyle2のバッテリー量量がかなり大きいことがわかります。
ドコモ「LG style2(L-01L)」フォトレビュー
化粧箱&同梱品
この価格なのに化粧箱はけっこう豪華!さすがにイヤホンなどの付属品はナシ
何度も書いていますが、LG style2(L-01L)は、販売価格が4万円以下のAndroidスマホです。
が、化粧箱はけっこう豪華でちょっとビックリしました。
LG style2(L-01L)よりも少し価格が高い同じくドコモの2019年夏モデルのXperia Aceは、化粧箱は正直ショボかったです。
さらに価格の安いLG style2も同じ感じだろうなと思っていたのでちょっとビックリしました。
LGのハイエンドモデルにはハイレゾ対応イヤホンが同梱されていますが、さすがにそれはありませんでした。
LG style2はワンセグに対応しているのでワンセグ視聴用のケーブルは同梱されています。
定番ですが、充電用ケーブル(Type-C)は同梱されていないのでご注意を。
LG style2(L-01L)全体のスタイル、外観
ディスプレイは6インチ。有機ELではないけどベゼルは狭め
LG style2のディスプレイは、先代より少し大きくなった6.0インチです。
ディスプレイには有機ELは採用されていませんが、左右はかなり広くなっており、狭めのベゼルとなっています。
ディスプレイ上部/下部はさすがにベゼルが太めです。
サイドはアルミ、ボディはガラスっぽいけど強化プラスチック。統一感のあるデザイン
LG style2は、サイドがアルミ、背面はガラス風の強化プラスチックだと思います。
パッと見は、iPhoneなどのガラスっぽいのですが、質感や叩いてみた感じがプラスチックです(明記されてないのでちょっとあやふやなのですが、実際に触るとガラスではないという感じです。。ふわっとしてて申し訳ないです)
今回レビューしたLG style2(L-01L)のブラックは、サイドからボディにかけて色の統一感があり、それなりに高級感を感じました。
背面のメインカメラは通常+広角のデュアルカメラ。AI搭載で通常撮影だと十分!
背面に配置されたメインカメラは、縦に2つ並ぶデュアルカメラです。
スペックは、約1,620万画素(F値:2.2)+約1,310万画素(F値:1.9)広角です。
AI搭載で最適モードを自動で選択してくれます。
LG style2より約1万円高いXperia Aceはシングルカメラだということを考えるとここもコスパに優れた部分だと思います。
完全にフラットではありませんが、iPhoneほどボコっと飛び出したカメラではありません。
四隅に丸み。全体のデザインはiPhoneのPlusシリーズに近い
LG style2の四隅は丸みを帯びています。
外観全体のデザインや大きさはiPhoneのPlusシリーズに似ています。
サイズもiPhone 6 Plusとほぼ同じ
手元のiPhone 6 Plusと並べてみました。
本体のサイズ感はほぼ同じですが、ディスプレイサイズはLG style2の方が一回り大きいことがわかります。
先代のLG styleと並べてみた
■style⇒style2での変更点、進化点
・カメラがシングルからデュアルへ
・ディスプレイが5.5インチから6インチへ
・バッテリーが2,890mAhから3,900mAhへ
先代のLG styleと並べてみました。
そもそもサイズ感が全く違います。
チップセットは据え置きですが、カメラやディスプレイ、バッテリー面は確実に進化しています。
LG style2に搭載されている物理キー、ボタン配置と役割
本体上部には何もなし
LG style2の本体上部には、スピーカー穴があるだけでボタンなどは一切配置されていません。
6.0インチと大きめのスマホなのでここに物理ボタンなどが配置されていても片手操作では、まず指が届かないので上部を触らなくていいのは操作的に助かります。
本体左サイドにボリュームボタン&アシスタントボタン
本体左サイドには、ボリュームアップ/ダウンキーとGoogleアシスタントなどを起動出来るアシスタントキーが配置されています。
LG公式は「AIキー」と呼んでいます。
本体右サイド上部に電源ボタン。これがちょっと押しにくい。。
本体右サイドの最上部に電源ボタンが配置されています。
LG style2のサイズが大きいので、正直なところこの電源ボタンがめちゃくちゃ押しにくいです。
片手操作だとまず無理でした。
ただ、LGのAndroidスマホは、昔からディスプレイをダブルタップすると画面がオンになる機能が搭載されています。
この操作に慣れれば電源ボタンはあまり使わなくなるので問題ない!と言いたいところですが、もうちょっと押せる位置に電源ボタンを配置して欲しかったのが本音です。
背面カメラ下に指紋認証。これもちょっと押しづらい…
LG style2の生体認証は、指紋認証です。
LGの指紋認証装置=背面に昔から配置されていますが、style2でも変わらず背面のデュアルカメラ下に配置されています。
ただこれもスマホが大型化しているため、指が届きづらいです。。
自分の手のサイズだとググっと人差し指を伸ばさないと装置にタッチできません。
本体下部に防水キャップレス充電ポート&イヤホンジャック
本体下部には、防水キャップレス充電ポートと3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
充電ポートは、もちろんUSB Type-Cとなっています。
最近のスマホだと搭載されない機種も多いイヤホンジャックが、充電ポートと同じ位置に配置されている設計は個人的には大好きです。
LG style2(L-01L)の中身チェック&特徴や機能など
ハードウエアスペック
4万円以下ということを考えると十分なスペック
チップセット:Qualcomm Snapdragon450(SDM450)(1.8GHzオクタコア)
メモリ:4GB
内蔵ストレージ:64GB(別途SDカード利用可)
バッテリー:3,900mAh
LG style2(L-01L)のハードウエアスペックは↑となっています。
最初にも書いていますが、チップセット(Snapdragon450)は先代のstyleと同じものが採用されています。
ただ、価格を考えると十分なスペックでバッテリー3,900mAhは最高クラスの容量となっています。
「最高のコスパスマホ」といううたい文句は、割と正しいと思います。
ただ↓のベンチマークで計測した時のスコアは高くはありません。
ベンチマークスコア
Antutuベンチマークスコアで計測してみた
今回もAntutuを使ってベンチを測ってみました。
結果は、67621というスコアでした。
やっぱりスコアは高くありません。
チップセットが同じということもあり、先代のstyleとほぼ同じくらいのスコアとなりました。
Snapdragon450(SDM450)にメモリ4GBというスペックだとこのくらいのベンチマークスコアとなるようです。
まぁ価格的にもハイスコアを狙う機種ではないと思います。
同じくドコモから販売されている他の機種のベンチマークの計測データは↓な感じ。
■エントリー/ミドルレンジモデル
Xperia Ace(SO-02L):88014
AQUOS sense2(SH-01L):72252
Galaxy Feel2(SC-02L):123848
LG style(L-03K):60765
■ハイエンドモデル
Xperia XZ 3(SO-01L):289117
Google Pixel 3:281623
Galaxy S9+:262985
AQUOS R2:255348
※全て実測値
一番比較対象となりそうな同時期発売で価格帯も近いXperia Aceは、チップセットにSnapdragon 630を採用しています。
このためか、ベンチマークスコアの値はLG style2よりもちょっと高くなっています。
同じチップセット搭載のAQUOS sense2、先代のLG styleと似たようなスコアとなります。
ここからチョメチョメなどでどこまで速くできるかは専門の方にお任せします。
起動後にはドコモのプリインストールアプリがゴチャゴチャと…
my daizの豆腐みたいなやつが猛烈に前に出てくる
↑初期化した後に起動したホーム画面です。
ドコモのプリインストールアプリに加え、ドコモのAI「my daiz」がガンガン前に出てきます。
まぁもうこれは定番というかしょうがないというか…
プリインストールアプリやmy daizがウザいという人はアンインストールや無効化で調整するとスッキリすると思います。
↓の記事あたりを参考に調整してみてください。
[関連記事]
・ドコモ『my daiz』を無効化してアプリや通知を消す方法
・【Android】プリインストールアプリの無効化、アンインストール方法
先代から進化したカメラはAI搭載のデュアルカメラ
派手さはないけど広角にも対応
LG style2のメインカメラはデュアルカメラです。
デュアルの内訳は、約1,620万画素(F値:2.2)+約1,310万画素(F値:1.9)となっています。
被写体を認識したAIが、最適なモードを自動で選択してくれることで特に何も考えずに簡単で綺麗な写真を撮影することができます。
インカメラは800万画素でポートレートにも対応
インカメラには、800万画素となっています。
背景ぼかし(ポートレート)にも対応しており、ぼかし強⇔弱をピントで調整することもできます。
ディスプレイは18:9の縦長6.0インチ。有機ELは非採用
LG style2の6.0インチディスプレイには、18:9比率が採用されています。
解像度は1,080×2,160px(FullHD+)となっています。
ハイレゾ対応&イヤホンジャックあり
LG style2は、ハイレゾ音源の再生にも対応しています。
一昔前までは、ハイレゾはハイスペックモデルのみに搭載されていることが多かったのですが、最近はLG style2だけじゃなくXperia Aceなどエントリー~ミドルクラスのAndroidにも搭載されることが多くなっています。
また先述していますが、3.5mmイヤホンジャックも搭載されています。
ハイレゾ対応の有線イヤホンを持っていれば、ケーブルを挿して使うことができます。
もちろん防水(IPX5/8)、防塵(IPX6)。さらにMIL規格13項目をクリアでタフ
もちろん、防塵防水仕様です。
さらにMIL規格を13項目クリアしており、万が一の落下にも強いタフ仕様となっています。
もちろんNFC、おサイフケータイに対応
かざす位置は背面の中央の上部
NFC、おサイフケータイにも対応しています。
かざす位置は、本体背面のど真ん中です。
背面を見れば、アイコンを確認することができます。
iPhoneなどNFC、おサイフに対応しているスマホは、かざす位置が背面上部に位置していることが多いのですが、LG style2はちょっと下よりに配置されています。
5日間持続!?自慢の3,900mAhバッテリーはたしかにかなり優秀
ガンガン使っても電池残量がなかなか減らない
LG style2の特徴の一つ「大容量バッテリー」
現行のスマホ最大クラスの3,900mAhと現行のスマホの中でも最大クラスのバッテリーを搭載しています。
また、ただ単にバッテリー容量が大きいだけじゃなく、バッテリー自動節約機能やバッテリーセーブなども利用できます。
レビューしている時に、ディスプレイ輝度をかなり明るくして色々と使いまわしてみましたが、そもそもバッテリー残量がなかなか減りませんでした。
ワイヤレス充電は非対応
ワイヤレス充電は非対応です。
充電する時は、Type-Cケーブルを使う
ワンセグに対応。フルセグは非対応
個人的にはちょっと好きな機能であるテレビ「ワンセグ/フルセグ」
先代のLG styleは、どちらにも対応していなかったのですが、今作のstyle2は「ワンセグのみ」対応しています。
なので、ワンセグアンテナケーブルも同梱されています。
フルセグ視聴には対応していないのでご注意を。
LG style2(L-01L)の実機をレビューしてみての感想まとめ
2019年夏モデル最安値クラスの価格で普段使いする分には十分なAndroid端末
ただし高グラフィックのゲームをプレイする人などにはスペック不足
実際にLG style2(L-01L)を使ってみての感想は「最高のコスパスマホ」は本当だなというものでした。
何度も書いていますが、4万円を切る価格でこのスペック、仕様のスマホであれば十分に満足するものです。
(チップセットは先代から進化して欲しかったですが…)
背面のカメラもデュアルです。
自分は高グラフィックのゲームプレイなどはしないので、正直なところ普段使いする分には、今回レビューしたLG style2で十分だと感じました。
電池持ちは本当にヤバいです。
ただ、ベンチマークスコアを見てもらうとわかりますが、高グラフィックのゲームをガンガンプレイするという人やスペックを生かして高負荷な作業をスマホで行うという人には正直スペック不足です。
あと個人的に苦手だったのは、物理ボタン等の配置です。
外観レビューのところでも触れていて、LGはこういうボタン配置が多いというのはわかっていますが、LG style2で採用されている電源ボタンが右サイドの最上部、ボリュームキーは左サイド、指紋認証装置の配置が上すぎて指が届きづらい部分がちょっと辛かったです。
これに関しては、個人的な意見で慣れの部分もあるので好みの問題ですが…
「最高のコスパスマホ」はマジ。安くて長く使えるAndroidを探している人は検討してみて
以上がLG style2の実機レビューとなります。
クセも少なくシンプルで使いやすい、スペックもそれなりでバッテリー容量がとくかくデカイ。
それでいて価格はアンダー4万円のLG style2。
このレビューが購入を検討している人の参考になればと思います。
【8月31日まで】3,000dポイントが必ずもらえるキャンペーンあり
ドコモではLG style2(L-01L)を購入して応募するともれなく3,000dポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
8月31日までの購入(応募は9月8日まで)が対象となります。
元から価格が安いのに、さらに3,000dポイントが戻ってくるのでLG style2の購入を検討している人はチェックしてみてください。
※購入後、要応募のキャンペーンなのでご注意を!
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このLG style2(L-01L)実機レビュー – 4万円以下なのにバッテリー容量はスマホの中では最大クラスの3,900mAhを搭載!の最終更新日は2019年7月12日です。
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