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ちょこちょこと趣味でGoogle Playにアプリを公開したりしていたのですが、突然Googleより配信停止(アプリBAN)の連絡があり、アプリがGoogle Play上から消えてしまいました。。
また、友達はアカウントが停止され、DeveloperConsole自体にアクセスができなくなる、通称:アカBANというやつになっていました。
ちょっとしっくりこない部分も多かったので色々と調べてみました。
Google Playでのアプリを配信する際に色々と気をつけることでアカウント停止を防いでいけると思いますので、その方法をまとめていきます。
アプリ配信が停止されるときに届くメール
差出人:googleplay-developer-support@google.com
アプリ 【アプリ名】(パッケージ ID 【パッケージ名】)が Google Play ストアから削除されましたのでお知らせいたします。
削除の理由: コンテンツ ポリシーのスパム条項、知的財産権条項、なりすましまたは虚偽の振る舞い条項のうち 1 つまたは複数への違反
違反はすべて追跡されます。深刻な違反があった場合や、違反を繰り返した場合は、それがいかなる性質の違反であってもデベロッパー アカウントが停止され調査が行われます。また、関連する Google アカウントが停止される場合もあります。
デベロッパー アカウントが必要な条件を満たしている場合は、ポリシーに準拠するようアプリを改訂し、新しいパッケージ名でアップロードし直すことができます。新しいアプリをアップロードする前に、デベロッパー販売/配布契約書とコンテンツ ポリシーをご確認ください。
この決定が誤りだと思われる場合は、Google Play ヘルプセンターにアクセスし、今回の削除に関する詳しい情報をご覧ください。
Google Play チーム
This is a notification that your application, 【アプリ名】, with package ID 【パッケージ名】, has been removed from the Google Play Store.
REASON FOR REMOVAL: Violation of one or more of the following provisions of the Content Policy: spam, intellectual property, and impersonation or deceptive behavior.
Please refer to the webview spam policy help article for more information.
こんな感じのメールが届きます。
英語だけのメールの場合もありますし、日本語バージョンもどちらの言語もありバージョンもあります。
まぁ日本語版があると言ってもGmail備え付けの翻訳を通しただけの日本語ですが。。
アプリ配信がGoogle Playから停止される理由いろいろ
アプリ停止には様々な理由があります。
自分に届いたメールや自分の周りでアプリ配信停止(アプリBAN)の届いた人に貰った実際のメールです。
総合すると↓のような感じになりました。
違反偽装や欺瞞行動コンテンツポリシーの提供。
REASON FOR REMOVAL: Violation of the Impersonation or Deceptive Behavior provision of the Content Policy.
【詳細】
製品はすべてのコンテンツ、タイトル、アイコン、説明、またはスクリーンに虚偽または誤解を招く情報を含めることはできません。
他の誰かのふりをしないでください、そして、あなたのアプリはによって承認またはそうでない場合は、別の会社や組織によって生産されていることを表すものではありません。
コンテンツ ポリシーのスパム条項への違反
REASON FOR REMOVAL: Violation of the spam provisions of the Content Policy.
【詳細】
定期的な審査の結果、Google ではアプリの主な目的がアフィリエイト トラフィックのウェブサイトへの誘導であると判断しました。これはコンテンツ ポリシーに違反しています。
商標権侵害の疑惑
REASON FOR REMOVAL: Alleged trademark infringement.
【詳細】
他者の商標登録を侵害したことがGoogleに通知されています。
コンテンツポリシーに違反するためにGoogle Playから除外されました。
英語のメール文面や詳細がないのですが、これらの他にも↓
知的財産権条項への違反
なりすましまたは虚偽の振る舞いへの違反
コンテンツ ポリシーのスパム条項、知的財産権条項、なりすましまたは虚偽の振る舞い条項のうち 1 つまたは複数への違反
↑最強の全部のせパターン
こんな感じのメールが来ると同時にアプリがGoogle Play上から消えます。
自分や回りの人の経験&メールの内容をまとめてみて
人の物は使わない。
Google Playでのアプリ配信に気をつけることの根幹は当たり前のことですが『人の物やブランドは絶対に使わないこと』です。
人の物使ってると「違反偽装や欺瞞行動」「知的財産権条項違反」「なりすましまたは虚偽の振る舞い」などがバシバシくるようです。
著作権系のものや芸能人などの写真系などがダメです。
当たり前のことなんです。
でも何気なしに入っているだけでBANのこともあります。
よく見かける『スタンプアプリ』
例えば最近でいうとLINEなどで人気のスタンプというもの。
これ、アプリ名を『LINEで使える○○スタンプ』などと書くと一発でアプリ配信停止(アプリBAN)を喰らいます。
LINEは多分ですが、かなりLINEのスタッフが細かい部分までチェックして、違反と感じたらGoogleに通告しています。
アプリ説明の本文に『LINEやカカオトークなどのチャットアプリでも使えます』くらいなら大丈夫という報告は頂いています。
が、アプリ名に『LINE』を入れようものなら完全にアウトです。
『スタンプ』という言葉やモノ自体はLINE社の物ではないのでOKなようですが、LINEスタンプになった瞬間アウトということです。
極み付けは『パズドラ』などの人気ゲーム
『パズドラ完全攻略』などと称してWEBサイトを表示するだけのものやアプリ起動した瞬間にブラウザが立ち上がるものなどは、まあアウトです。
最初は大丈夫ですが、ダウンロード数が伸びていくとBANされます。
※この辺については後日まとめます。
よく「パズドラ攻略」などのアプリは多く見かけますが、その大半が最近アップロードされたもの、すなわち配信停止(アプリBAN)されてちょっとだけアイコンやアプリ内の見てくれを変えて再度リリースしたものです。
※もちろんAppBankさんのように公式公認のもあります。
WEBサイトを表示するだけのアプリも要注意
↑にも書きましたがWEBサイトを表示するだけのアプリもアプリ配信停止(アプリBAN)されるケースが多いです。
WebViewのみで構成してあるシンプルな作りのみだと『アプリの主な目的がアフィリエイト トラフィックのウェブサイトへの誘導』などと判断されます。
例として当サイトusedoorを表示するというアプリを作ってみました。
ついでにアプリの下のほうに広告もつけてみました。
※Google Playにはもちろん公開してません。
はっきり言ってブラウザでアクセスするのと全く同じです。
ブラウザだけからアクセスされるよりアプリも作っておけばサイトのアクセスあがるじゃーん!という考えのアプリです。
もちろんWEBサイトを表示するのがNGな訳ではありませんが、アプリとしての機能が全くなく単にWEBサイト表示用アプリにすると結構ヤラれます。
特にアプリの下に広告なんざ表示していようものなら。。
反論は可能。アプリの復活もある!
自分は一度アプリ配信停止の連絡がきました。
が、しっくりこなかったのでGoolgeなどに連絡し、アプリが復活しました。
この方法については次のステップに詳細を書かせてもらいます。
いろいろ気をつけて公開するのがベスト
自分で作ったアプリが配信できて楽しいGoogle Play。
でもアプリ配信停止(アプリBAN)やそれを連続することでGoogleDeveloperアカウントごと停止される通称アカBAN。
ちょっとしたGoogleの誤解っぽいことから停止されることもあるので、注意を払いつつアプリを公開し、万が一アプリBANを喰らってもGoogleと話して円満解決させましょう。
ちなみにアカウントBANを喰らったら、何もできません。
本当にご注意を。
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このAndroidアプリ配信時に気をつけること – Google PlayDeveloperアカウントの停止(アカBAN)されずらくする方法①の最終更新日は2014年1月22日です。
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